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雨がしとしとと降っている。
雨がしとしとと降っている。2
いまココです
雨がしとしとと降っている。3
ID:DEpyTO9+0
雨がしとしとと降っている。明日はクリスマス。
夫は植木用のじょうろを取り出して、窓のあたりに水をまいた。
「あなた……、なにもそこまでリアリティに拘らなくたって……」
ID:MlQhI5RgO
雨がしとしとと降っている。
「しとしと」―これは実は平安中期にうまれた言葉が語源になっており、「しっこしっこ」が年を重ねるごとに変化していった。平安中期の人々は尿の量が少なかった。そう、しとしと雨のように。
ID:msz0ZGqlO
雨がしとしとと降っている。
「ちょっと待てよ!」
グサッ!!
「うはっ」
雨水と共に血が滴り落ちる
「なっ・・・・・なんじゃぁぁああ!!ご」
ID:m3xoacRCO
雨がしとしと降っている
いや降ってなくなくもないわけでもないけど…
でもやっぱり降ってないわけでもなくはないな
ID:R6Po/6XAO
雨がしとしとと降っている。
ベジータ「くそっ…自慢のヘアが乱れちまったぜ…!」
ID:NH7vldMJO
雨がしとしとと降っている。大好きな恋人との花見デートを前に、いささか神経質になり
そんな風景を想像してしまうのか、男はため息を漏らす。
「俺、雨男だもんなぁ…」
そう彼はひとりごちて窓の外に目をやった。そこには窓枠いっぱいに、美しい夜空が広がっている。
この調子なら明日は晴れそうに思えるし、天気予報も問題ない。それでも彼は納得できないふうだった。
高ぶる気持ちを押さえてなんとか眠りへ落ち、アラームより早く目覚めた彼は、窓へと駆け寄った。
そこは――まばゆいばかりの雪に覆われた、一面の銀世界だった。
なんのことはない、彼が心配することなど何一つ無かったのだ。何故なら彼女は雪女だったのだから。
ID:DEpyTO9+0
雨がしとしとと降っている。
さっきまでの土砂降りが嘘のようだ。
降らしてる天上の誰かさんもさすがに水切れか。
ID:msz0ZGqlO
雨がしとしとと降っている。
芝生が濡れて走りにくい。だがジーニョは持ち前のテクニックで敵選手を魅了していく。
0-0
残り2分いや1分ほどか
何度かゴールネットを狙うものの入らない。
この攻めが恐らく最後だろうこれを決めれば優勝だ。
ジーニョがボールをペナルティエリア近くまで持っていく。パスかシュートか
全サポーターが息を呑んだその時、ジーニョは右かかとでボールを蹴り上げた。そして体勢を整え右足で落ちてくるボールをゴールネット目がけ蹴り入れた。
キーパーの手がボールを捕えた。がボールの勢いを抑えきれなかった。
だがボールはキーパーの手が当たり角度が変わったせいか、ポストに当たり跳ね返った。
ボールが跳ね返りキーパーの頭に当たる。ボールはゆっくりとゴールの境界線を踏んだ。
この瞬間試合終了と共にバルサは優勝した
ID:z9u9Sajs0
雨がしとしとと降っている
べちゃぁ
俺は顔面から派手にずっこけた
ツイてねぇ おかげで制服に泥水がベットリ付いちまった
「sくん大丈夫?」
同じクラスのyが心配そうに俺の顔を覗き込んできた
「たいしたことねぇよ」
つーかこいつどっから現れやがったんだ
「制服汚れてるよ?ほらこれ使って」
そう言ってyがハンカチを差し出してきた
「いらねぇよ 余計なお世話だ」
俺はそういいながら走り出した 雨の中を 傘もささずに
「sくーん、財布財布ー!!落としたよー!?」
後ろからyの声が聞こえる それでも構わず走った
好きだなんて……言えるわけねぇよな………
雨はまだふり続いている
ID:ZTvaRS1VO
雨がしとしとと降っている。
男は雨に打たれながら思った。
─そういえば、あの日もこんな雨だった。
─待て。あの日、とはいつだ…?
─いや…それ以前に…俺は、誰だ…?今まで何を…?
そう思った時、雨が男に当たるのを止めた。
男は見上げる。傘だ。
だが男は傘を持っていない。男は振り返った。
そこには、女が居た。…傘を差して。
「…こんな所にいたんだね。駄目だよ、病院から抜け出しちゃ」
女が笑いながらそう言った時、男は思った。
─ああ、そうか、あの日って、この人と出会った日だったんだ。
─この人は俺の彼女で、俺は記憶喪失に陥っていた…
あとは思い出すまでも無かった。
ID:CCCzz2pg0
雨がしとしと降っている。
太陽がギラギラ光ってる。
枯葉が空を舞っている。
雪がちらちら降っている。
桜が今日も咲いている。
雨がしとしと降っている。
太陽がギラギラ光ってる。
木の葉が空を舞っている。
雪がちらちら降っている。
桜が今日も咲いている。
雨がしとしと降っている。
誰かが僕を呼んでいる。
雨がしとしと降っている。
雨がしとしと降っている。
ID:9dkbU0izO
雨がしとしとと降っている。
その無数の雨粒のうちの一つが会社帰りのサラリーマンの持っている傘の布地を貫く。
勢いは弱ることを知らず、雨粒はついにサラリーマンの体を貫いた。
そのまま地面に小さな穴を開け、地球の中を進んでいく。
槍のような雨粒がプレートを削り、コアを超えたころ、きれいな穴のあいたサラリーマンを見下ろす人はこう言った。
「今までこんなことが起こらなかったのが不思議なくらいだ」
ID:hJ2KMcn30
雨がしとしと降っている。
マラがギラギラ光ってる。
彼女はとっくに参ってる。
こちらをちらちら覗いてる。
桜はとっくに乾いてる。
雨がしとしと降っている。
マラがギラギラ光ってる。
彼女はとっくに参ってる。
こちらをちらちら覗いてる。
桜はとっくに乾いてる。
僕は一人でハリキッてる。
マラがギラギラ光ってる。
マラがギラギラ光ってる。
ID:MtYdda1+0
雨がしとしとと降っている。酸を含んだ雨は私の髪を痛め、ただでさえ
寂しい私の髪をべしゃりと濡らす。
こんなことならば傘を持って来れば良かった。
いいよいいよと忠告も聞かず妻が持った折り畳み傘を受け取れば
私の髪も安心してこの空の下を歩けたと言うのに。石原義純の
天気予報を信じた私が馬鹿だったのだ。
後悔先に立たずとはよく言ったもの。
長いため息をわざとらしく吐き、いっそ雨など気にせずズブ濡れとなり
駅まで走ってみようかと思った。
子供の頃はそうしたじゃないか。細胞の一つ一つで雨を感じ、母に
それを咎められてもまた雨の日になると身体で雨を感じた。
しかしあの頃の雨は酸を含んでいない。
工業発展と共に空気汚染は進み酸性雨は当たり前となった。
中国の特に汚染の酷いところは雨の成分が殆ど酸となり、長く浴びれば
皮膚は火傷をしたように赤く腫れる。
安心して雨を浴びれる時代ではないのだ。
私は再びわざとらしくため息を吐くと、鞄で頭を庇って雨の下へと
その身を放り出す。
この時代は自然すらも優しくない。
本当に嫌な時代だと私は小さな絶望を覚えた。
ID:tgX1AzL40
雨がしとしと降っている。
冷たい手で窓に静かに触れると
私は窓越しに灰色の外を見つめた。
「どうして・・・こんな事になっちゃったのかな・・」
誰に聞こえる訳もない、
独りぼっちの広い部屋。
ここに彼女が戻ってくる事もなければ
もうこの手が温まることも、
この雨がやむ事もないのだろうか
ID:CCCzz2pg0
雨がしとしと降っている。
私は彼の髪を梳く。
雨がしとしと降っている。
私は彼の顔を拭く。
雨がしとしと降っている。
私は彼を食べさせる。
雨がしとしと降っている。
私は彼の髭を剃る。
雨がしとしと降っている。
私は彼に呼びかける。
雨がしとしと降っている。
彼は遠くを見つめてる。
雨がしとしと降っている。
雨がしとしと降っている。
ID:u1qVOwdM0
雨がしとしと降っている
そういえば雨は神様の涙というのを聞いたことがある
今日雨なのはきっと神様も彼と彼女を祝福しているからなのだろう・・
梅雨真っ只中。
2人の笑顔は真夏の太陽にも負けないくらい晴れやかだった
ID:poalnWi30
雨がしとしと降っている。
もうあの日から34年が経ったのだ…ん?35年だっけか…あれ…?
「おーい、あの日から何年経った?」
壁の向こうから聞こえる。
「36年ですよー。」
「おーありがとーー」
「本当に忘れっぽいのねーーー」
そう、36年経ったのだ。時の流れは速いものだ…ん?
何が起きたのだったか…?
「おーい、あの日は何が起きたんだっけかー?」
食器を洗い終えた女は手を拭いながら、こっちへやってきた。
「あなた、忘れたの!?」
「ああ、何か大事な日だったとは覚えているんだ。あの日も今日みたいな雨だったという事も」
「全く、どうでもいい事だけは覚えてるのに、肝心なところは忘れるのね」
女は私の隣に座る。
ID:DEpyTO9+0
雨がしとしとと降っている。
日曜の昼だというのに、窓の外は夕暮れのように暗かった。
空模様から察するに、東京はじきに土砂降りになる。
「そうだね……ううん……いいの……別に約束してたわけじゃないから……」
受話器を握る彼は、いま、どんな顔をしているのだろう。
「ごめんな……俺、友達と、渋谷にいるんだ……」
本当の意味で、嘘つきな男など存在しない。少なくとも私にとってはそうだった。
電話越しで強気になっているのだろうか、めずらしく彼は無邪気に嘘をついた。
私にバレないと決めてかかっている。
だけど、憎たらしさよりもむしろ、彼を哀れむ感情の方が強く募っていた。
「でも……、こんな天気のいい日に、あなたに会えないなんて……」
彼はこの言葉に、そうだなと返した。
私の目から、静かに溢れるものがあった。
ID:UZwvvcN70
まだいいかな?
雨がしとしとと降っている。
彼女はさめざめと泣いている。
いつもの大人びた姿からは想像できないほど、幼い仕草で目を擦っては口元を歪めている。
僕はそんな彼女を前に何も出来ぬまま、困ったように頭を掻いた。
「ど、どうしてっ、どうしてこんなことになるのよっ」
しゃくりあげながら、彼女が言う。
恨めしくこちらを見上げてきた顔は、化粧が落ちて散々なものだったが、お前パンダみたいだなとは流石に今は冗談にならないだろうと、自粛する。
「ひっ、ひどいっ、裏切り者!」
彼女がこんなにも子供っぽいことを、僕は今日初めて知った。
あまり嬉しくない発見だ。
女の子の泣き顔は、それだけで男を弱くさせる武器となる。
僕は彼女に何もしてやれないことが申し訳なかった。
「ごめんね」
「……」
涙でびしょびしょに濡れている彼女の頬に、優しく触れ、撫ぜた。
「来週行こう、ね? そしたらパンダだって見れるだろ」
何度も頷いた彼女は、ようやくえへへと照れくさそうな笑顔を浮かべた。