りこりこ

Last-modified: 2025-01-12 (日) 00:00:44

同一CPです

私にはみんなに秘密にしている夢がある。それは―

「ん・・・んん・・・」

深夜0時を過ぎた秋の夜。満月と夜風が心地よい中、その雰囲気を殺す音が聞こえる。その音は水の音で、クチュクチュと音が聞こえる。ただの水の音ではなく,人の身体か出てくる音・・・つまりがまん汁が、ある少女の身体から聞こえる。

「マンコいくイっク!」

桜内梨子は今、自分の部屋のベッドで全裸でオナニーをしている。目をつぶりながら、右手は陰部に。左手は左胸の乳首を刺激して、絶頂を迎える。

彼女の頭はとある女性同士がベッドでレズセックスをしている。女性同士の舌,胸,足が絡みあって、その女性たちも絶頂を迎えると同時に,梨子もついに絶頂を迎えた。

大量の液体が梨子の身体から噴出して、ベッドは失禁でもしたのかと思わせるぐらい濡れていた。

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」

この日も自慰を終えたが、彼女は満足できてなかった。梨子は本物のレズセックスがしたいのだ。女性同士で肌と肌を密着させて、キスして、胸を重ね合わせて・・・。しかし、その相手がいない。この年齢で女性が好きとか、世間の目はどんなものか。

「いつか・・・エッチしたいな・・・」

そのまま梨子は眠りについた。

  • 翌日。梨子は学校の図書室に訪れて、本を探してた。もうすぐ読書週間という、ショートホームルーム活動で朝の読書が行われるので、その本を探していた。

「なにかいい本はないかな・・・」

千歌は適当にある作家の短編集の本。曜は水泳をテーマにした小説を借りて,残りは梨子だけまだ借りてないのだ。とはいうものの、レズの小説を置く学校がどこにある?そんなことを考えていたら、ある本が気になった。

『女の子の恋』

どんな本なのか気になって手に取り,パラパラと適当に本を読んでみた。内容は、世界に住んでいる女の子が変わった恋をしたという作品だ。

そこに、梨子の目が止まった。その内容は鏡の自分に恋した少女のはなしが載っていた。詳しく読むと、毎日鏡を観ていると、だんだん鏡の自分が恋しくなり、鏡の自分にキスしたり、自慰をしたと書いてあった。梨子はその本を借りて何度もその内容を読みまくった。

家に帰ってさっそく鏡を見る梨子。梨子が笑えば鏡の梨子も笑う。梨子が怒ると鏡の梨子も怒る。当然と言えば当然なんだが、改めて見ると、鏡とは面白いものだ。そして、梨子は初めて鏡の自分にキスをする。

もちろん、舌から伝わるのは冷たさと無味。それでも、梨子の頭の中ではもう一人の梨子が梨子とキスをしている。

「れろ・・・んん・・・じゅるっ」

一旦、キスをやめて鏡をもう一度見る。鏡には赤面している梨子が写っていて、その表情を観た梨子はドキドキしている。

「私って・・・こんな顔しているんだ・・・」

いつの間にか、梨子の下半身は濡れており、そのまま自慰を始めた。

「梨子・・・梨子・・・梨子!」

自分の名前を呼びながらクチュクチュと音を立たせて刺激する。鏡の梨子も梨子と全く同じ動きをする。自慰をする2人の梨子はそのまま相手の梨子にぶっかけるように液体を噴出した。

「自分とえっちなんて・・・こんなに気持ちいいのかな?」

今まで他人のレズはスマホなどで動画を観てオカズにしたことはあったが、自分をオカズにしたことは今までなかった。

「梨子・・・」

自分同士の恋・・・。梨子は新たな性癖に目覚めた。

それから,梨子のオナニーが変わった。オナニーすること自体は変わってないが,妄想では自分が2人になってレズセックスをしているのだ。そしていつか、本当に自分同士でセックスしたいと考える程にまでなっていたのだ。でも、これは、今まで以上に難しく・・・いや、不可能のはずだった。そう・・・はずだった・・・。

梨子はある日。ネットで鏡を購入することにした。理由は今の鏡でも十分だが、もっときれいな鏡が欲しくなってきたので、ネットで検索してみることにした。

しかし、中古品でも鏡は何百個も売ってあり、適当に検索してみると、ある鏡の商品説明欄に気になることが書かれてあったので詳しく読んでみた。

『この鏡は不思議な鏡です。この鏡の前で願い事を言ったら、本当にその夢が叶いました。』

一見観たら嘘くさいく、批判するコメントもいくつかあった。普通だったら梨子も購入しないが、今の梨子は性欲が強く、思考も他人から観たらおかしくなっている。

「もし、この鏡の前で・・・もう一人の私が欲しいって言ったら・・・」

それが本当に叶ったらすごくいいと思い、梨子は購入した。お年玉貯金の7割を失うが、夢のためならと、決心した。

数日後。商品が届いた。等身大の鏡。見た目は思った以上にきれいで、どこも破損は見当たらない。梨子は誰もいないことを確認して、鏡の前に立った。目を閉じて、意識を集中する。

「もう一人の私が出てきますように・・・」

その瞬間,一瞬だけ鏡が光り,梨子の目の前には自分がいる。桜内梨子の目の前に桜内梨子がいるのだ。

「こんにちは。梨子ちゃん」

「あ、あなたは・・・私?」

頭の先から足のつま先までじっくり見るが、やはり全く同じ。そのまま鏡の・・・いや、梨子は梨子に近づく。60cm・・・40cm・・・15・・・・5・・・。

ゆっくりと近づいて梨子は梨子にキスをした。鏡ではない,本物の梨子の唇の食感が伝わる。そして少しづつ舌を出してきて、梨子も舌を出した。同じ自分のはずだが、舌どうしが重なる感触を更に求めるかのように交差させる。

「じゅる・・・んん・・・あん・・・」

「んん・・・んふっ・・・んん」

しばらく梨子同士のキスを堪能して、一旦唇を離す。2人の口から糸を引くように唾液が垂れる。2人の梨子は相手の梨子を見る。鏡では冷たい感触だったが、今は梨子の体温が直に伝わってきて、心臓の鼓動がいつもより激しい。

「「初めてのキス・・・よかったわね・・・」」

ファーストキス。その相手は自分。自分同士とはこんなに気持ちいいものなんだと梨子は気づいた。そのまま梨子と梨子はベッドに横になり、相手の梨子に今からすることの意思を確認する。

「今からすること・・・分かる?」

「ええ・・・だって・・・『私』だもの」

お互いに制服を脱がし始め、全裸になった2人の梨子は相手の梨子の身体を見る。そして、抱き合って再びキスを始める。キスをしながら、相手の梨子の固くなった乳首をそっと触れてみる。

「「ひゃああんん!!」」

乳首から電流が全身に走ったかのような感触が伝わる。他人に胸を触れられることがなかったので、はじめての刺激で驚いた。でも、その感触が身体の中から「もっと触れてほしい」と言っているようで、梨子と梨子は再び触れた。

「ふふっ。梨子の乳首かわいいわね・・・さくらんぼみたい」

「それを言うなら梨子だって・・・ずっと触れたいわ・・・」

梨子は顔を梨子の胸に近づけて、乳首を舐め始める。ソフトクリームの先端を舐めるかのようにぺろっと舐めて、梨子の反応を楽しむ。そのままソフトクリームを舐めるようにひたすら梨子の乳首を舐める。舐められる梨子は顔が赤面状態になり、必死に目をつぶって喘ぎ声を出している。

「ひもちひひい?(気持ちいい?)」

上目遣いで尋ねる梨子。その表情もぐっと来て、梨子はもっと舐めてほしいと伝えた。そのまま乳首舐めていたが、交代する。もう一人の梨子はいきなり舐めずに、まずは両方の胸を揉む。クラスメイトの千歌と曜に比べるとずいぶん控えめな胸だが、ふにふにとした感触を楽しんだあと、ぷっくら膨らんだ乳首を・・・摘んだ。

「ひゃあっ⁉り、梨子ちゃん⁉そ、そんなに摘まれると・・・・」

「うふふ。舐めるのもいいけど、コリコリした感触好きなのは知っているでしょう?」

確かに。胸でオナニーするときも、乳首をコリコリするのが彼女のオナニーだ。梨子はそのままもう一人の梨子の乳首をコリコリしつづけた。ときには,人差し指だけで乳首をツンツンしたり、くるくる回したりして、梨子の反応を楽しむ。

「ひゃっ!り、梨子・・・・ちゃんんっ!そ、そろそろ・・・」

若干涙目になり、梨子はもう一人の梨子にお願いした。

「乳首を・・・舐めてえ・・・」

「うふ・・・いくわよ」

乳首を甘噛みして舌先で舐める。唾液たっぷりの舌で梨子の乳首を刺激する。舐める梨子。舐められる梨子。どちらも刺激を楽しむ。そして、胸をたっぷり堪能したあとは、お互いM字開脚して、ずぶ濡れになっているところを見せ合う。

「梨子のあそこ・・・濡れているわね・・・」

「梨子だって・・・ずぶ濡れじゃない・・・」

「「梨子のえっち・・・」」

2人の梨子はきれいな指先で相手の濡れているところに触れてみる。自慰で毎日触れているとはいえ、誰かに触れられるのは初めてだ。思わずビクッとなったが、ゆっくりと刺激してみる。びちゃびちゃ音と2人の梨子の吐息が部屋中に響く。

「梨子の中・・・あったかいわ・・・」

「梨子だって・・・ヌルヌルしてて気持ちいい」

ゆっくりと指先だけで弄る。弄ることで下半身から全身にもっと梨子を求め、梨子は指の動きを早くし、掻き回せる。

「「あっ‼ああああ‼気持ちいいいいいい‼」」

2人の梨子の声がハモって、動きも同じ動きになって、絶頂を迎えるタイミングも同時だ。そして・・・

「「ああああああああああああ‼」」

梨子と梨子は同時にイッた。

「「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」」

「イちゃったね・・・梨子・・・」

「うん・・・梨子・・・」

そのまま、梨子と梨子は69の体型になった。イッたばかりの梨子の液体が残る陰部を間近で見る梨子。初めて自分のお尻を間近で見る梨子。再び舌を出してそこを舐める。今度はおしとやかな梨子とは信じられないほど、相手を求める梨子だ。

目を閉じて何度も何度も舌で舐める。相手に刺激を与えると同時に自分にも刺激を感じるサイクル。

「梨子のここ・・・おいしい・・・」

「も、もう!変なこと言わないでよ・・・梨子だって・・・ここおいしいわね」

2人の梨子はもっと梨子が欲しくてお互いの恥ずかしいところを可能な限り広げて、限界まで舌を伸ばして舐め合う。下半身の表と裏から刺激を与え、与えられ、2回目の絶頂を迎えた。

さすがに、疲れたのか梨子と梨子はしばらく動けなかった。

「本当に夢が叶ったわね・・・」

「そうね・・・」

ここから、梨子の生活は大きく変わったのだ。

まず、学校は交代で行くことになり、学校を休んでいる梨子は作曲に専念して、部屋でダンスの練習をする。夜はお互いを求めてセックスする毎日がしばらく続いた。しかし、欲求は理性を殺す。

学校で昼休み。梨子は千歌と曜と一緒にお弁当を食べているときだ、スマホのバイブレーションが響いてスマホのメッセージアプリではもう一人の梨子から連絡が入った。メッセージを読むと、梨子は驚きを隠せなかった。その内容というのは、本来、自宅にいる梨子だが、学校の体育館横のトイレにいるから来てほしいとのこと。もしやと思い、梨子は指定されたトイレに着いて、中を覗くと・・・

「梨子お・・・遅かったじゃない・・・」

そこには、制服を着たもう一人の梨子は梨子の画像を観て自慰をしていたのだ。

「バカ‼こんなところ見られたら退学されちゃうわよ‼」

「だってえ・・・梨子がいないと寂しくてオナニーもつまんないもの・・・」

「だ、だからと言って・・・」

困惑する梨子を見て、自慰をする梨子の目つきが変わった。それは、そんな嘘バレバレであると言わんばかりの目つきをして、梨子に言った。

「でも・・・梨子のあそこ・・・濡れているでしょ?」

「⁉」

そう、梨子のこの姿を一瞬見ただけで、梨子の陰部は濡れている。そして、もう一人の梨子はトイレの鍵を閉めてもう一人の梨子にキスをした。

「ちょっとだけだからね・・・」

そして、生まれて初めて学校のトイレでセックスをした。自慰をしている梨子の陰部をきれいに舐め取る梨子。その梨子を離さないと、もう一人の梨子は足を広げて梨子の顔をがっちりとホールドした。挟まれた梨子は最初は苦しかったが、汗だくの梨子の太ももと匂いが、梨子の性欲を増強させて、バターを舐める犬のように舐めまくった。

そして、舐められている梨子はあまりの心地よさに、排尿までした。温かい尿が梨子の顔にかかるが、梨子はなんとそれをも舐めている。排尿した梨子はその様子を見て興奮して、梨子の頭を手で抑えて梨子の名前を連呼した。

「梨子・・・梨子・・・梨子・・・梨子・・・」

どちらも発情して、そのままイッてしまった。

別の日には、放課後に2人の梨子が梨子の机で角オナを始めた。角オナをしている自分が見たいと思い、誰にも気づかれないように角オナをした。さらに別の日には、屋上で全裸でセックスしたり、更衣室のロッカーの中で密着した状態でセックスした。

ついには、ネット通販で大人のおもちゃを購入した。

「「これが大人のおもちゃ・・・」」

生で使うのは初めてで、2人はお互いの陰部に小さいバイブを挿入して、スイッチを入れた。指とは違った振動が2人に刺激を与えて、どちらが先にイカせるか勝負したり、電気マッサージでお互いの身体に振動を与えたりした。

そんな毎日。ついに梨子と梨子は夜の街に行き、ホテルでのセックスをすることにした。料金を支払い、2人は部屋の中に入った。ここなら思う存分セックスができるので、楽しみにしていた。

簡単にシャワーを終わらせてベッドへ・・・。

「な、なんだが緊張するわね・・・」

「で、でも、今日は思う存分楽しめるわね」

まるで初めてセックスした時のようにキスをする。

相手の顔に触れながら顔を近づけさせて、キスをする。もう、何度キスしたのはわからないが、今ではただのキスでは満足できなく、いきなり、舌と舌を絡ませる。
同じ自分だから動きも読めてきた。そして、唾液を相手の梨子の口腔内に流し込む。もう、口から溢れるほどの唾液。次に足を広げて、相手の梨子を離さないようにして、肌と肌を密着させる。重なり合う乳首と乳首。胸と胸。腹部と腹部。汗だくなって、ヌルヌルした肌と肌の感触。たっぷりキスなどして、陰部はずぶ濡れ状態にさせる。

そして、貝合わせを始める。

「「梨子・・・好き・・・好き!!」」

ヌルヌルした陰部同士をくっつけさせ、お互いの名前を呼び合う。

パンパンと音を立てて、びちゃびちゃと音を立てて・・・。

「ああん‼んんん‼」

「うあああんん‼んんっ‼」

2人の梨子は腰を動かす。何度も・・・何度も・・・。

「梨子!もう、イキそう‼」

「いいわよ!私もイキそう‼」

その言葉を聞いて、更に刺激を強くして・・・。

「「ああああんんんんん‼」」

あの鏡は本当に夢を叶える。どんな夢でも。

梨子は思いついた。

もっと・・・もっと・・・。

2人の梨子の1人は幸せな笑顔で眠りについた。

もう1人の梨子も幸せな笑顔だが、『梨子』とは違った笑顔だった。