キミストレージ（仮）

あらすじ

24世紀、日本。某猫型ロボットが誕生したのは25世紀だとまたもや訂正されたが、その未来には着実に近づいている。例えば、現在はアンドロイドという「商品」が研究者の子どもかお偉いさんのおもちゃとして存在している。
アカデミーでアンドロイドの研究をしている遠野リョウは、ある日古い資料が保管されている倉庫に足を運んだ。そこに置かれていたアンドロイドを起動すると、アンドロイドは器用な日本語でリョウに告げた…「博士、会いに来たよ。」
無知なアンドロイドと未来の博士の、ゆるやかな（？）日常が幕を開ける。

登場人物

"アヤ"

10年後の世界から来たAI（アンドロイド）。人の感情はまだ学習しきれていない。自分を作ってくれた博士の失踪の原因を探るため、過去の博士に会いに来た。

"遠野リョウ"

10年後にアヤを作り上げるらしい。自分（リョウ）のために行動するアヤのことが理解できないので、ひとまず自分と普通に暮らさせることにした。

"辻ユヅキ"

「擬似四季世界プロジェクト」のリーダーを務めているリョウの幼馴染。気弱な彼女といい感じに…？

"皆元コハル"

「擬似四季世界プロジェクト（※）」でユヅキの補佐をしている、気弱な女子。ユヅキにとても憧れている。

東チハヤ

アンドロイドの研究をしている無口な同級生。アヤの体にとても興味を持っている。芸術的センスが皆無。

西崎アスカ

高性能ドローンの制作研究をしている明るい同級生。社交的で友達が多いが、チハヤとは仲が悪そう…？

東アゲハ

「超スーパーエナジードリンク」という危険な薬剤の開発をしようとしている変わった後輩。

一ノ瀬カケル

いつも図書館にいる不思議なお兄さん。年齢は不明。

ショウ

「擬似四季世界プロジェクト」に現れた正体不明のキャラクター。

※擬似四季世界プロジェクト
辻ユヅキらが発足したプロジェクト。四季の風景を視覚、聴覚、触覚、嗅覚全てで認識出来るようになる空間の制作をしている。