2nd
2ndの敵役NPCの一人。オデッサ首魁であるヴィンスフェルト?の腹心、特戦隊“コキュートス”の第三圏。
パーソナリティ
性別：男性
年齢：36歳
身長：206cm
使用武器：シュレッダーグラブ「アイアンセイヴァー」
好きな犬：イヌらしい『犬』（猫はネコらしい『猫』が好き）
かつてのスレイハイム解放戦争において解放軍側の一員として戦っていたが、スレイハイム滅亡後社会との繋がりを失くし孤立してしまい、そこをヴィンスフェルトに見出されてオデッサに与するようになる。
部下の多くも自らと同様にはみ出し者となってしまった者たちであり、トロメアはそんな自分たちでも陽の当たる場所で胸を張って生きられる社会を打ち立てることを目指して戦っている。そのため部下からの人望も篤く、オデッサの一員としては部隊を率いての大掛かりな作戦行動を担うことが多い。
細かな奇策や戦略を好まない戦いぶりや大柄で厳つい見た目とは裏腹に、オデッサ幹部では一番の良識派。
彼なりの理想や正義、それもヴィンスフェルトのような独善的なものではなく、相応に大義名分のあるものを掲げ戦った姿は、年端もいかぬリルカやティムは勿論、歴戦の戦士であるカノンをして「悪人ではなかった」と認めさせるものであった。
本編中での扱い
エネミーとしてのトロメア
他のコキュートスメンバーと同じく計三回戦うことになる。
非常にシンプルな戦闘スタイルの持ち主であり、攻撃技は2倍強化物理攻撃「アイアンセイヴァー」、全体魔力攻撃「トロメアダイナマイト」の僅か二つと、いっそ潔さすら感じられるほど。
ただしそれだけに威力は本物で、魔界柱での3戦目では直撃ダメージがどちらも4桁に達するほどに高められており、レベルが低いと回復だけで手一杯になりがち。一方2戦目は設定ミスのせいか、トロメアダイナマイトの威力がかなり低めとなっている。
幸いトロメアはRESがかなり低めなので、先手を取って回復しやすいのが救いではある。
余談
金子氏曰く「イメージは『初代ランボー』」とのこと。
前作のベルセルク?よろしく一番最初にプレイヤー陣営と事を交える人物ではあるが、同じパワータイプのキャラであってもけっしてバカではなく、「むしろ確固たる信念と理想を掲げている分、考えなしのヴィンスフェルトよりも数段賢い男である」と評されている。*1
- ヴィンスフェルトの「理想」は、実のところ大した考えもない独善まみれなものであったため、仮にオデッサがARMSとの戦いに勝利を収めて世界征服を実現し、ヴィンスフェルトの築く新しい社会がトロメアの目指したものとかけ離れたものと知ったならば、おそらく叛旗を翻しただろうとも『ファルガイア年代記』では語られている。
身長206cmは2ndの主要登場人物の中では最高値。
WAシリーズ全体を見渡してみても、人間種族に限れば250cmのバルガインに次ぐ第二位のガタイを誇る。