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Last-modified: 2006-08-14 (月) 21:36:38

注意

  • えーと、ほぼネタ書き状態なので、思いっきり私設定のネタバレ(妙な感じですが)しています。
  • まともなカタチのものを楽しんで(?)読みたいという方は間違いなく回れ右でお願い致します。
  • そして、あくまでもネタのメモ書き状態ゆえ、十中八九自分しか分からないものが殆どだと思われます。意味が分からないといわれても、そういうものなので諦めて下さい(ぉ
  • というわけで、本気で自己満足なものです。しかもフレユリのお題と銘打ってありますが、殆どそんな感じありません(マテ)ご了承くださいませ。
  • そんな無茶苦茶でもといいというつわものはどうぞです。(個人的にはあまりおすすめしませんが……;本気で)

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≪フレユリ30のお題≫

配布所: http://naive.in/starflower/odai/ 

01 出逢い

――?
それは、生まれた。だが、『それ』は生まれたばかりの赤子同然で、何一つ知らなかった。
『それ』自体は知識の塊であったが、知識を理解する程の知恵は持っていなかった。
『それ』は、母を捜す赤子のように、ふらふらとさまよった。そして、人の七日の時間を経て、ようやく『それ』は自分を生み出したものを知った。
――ユ・リ・ア・?
 生み出したものは、どうやら一番そう呼びかけられていた。そしてそれを契機に、『それ』はその言葉の周辺を回る自身の『知識』を理解できるようになった。どうやら、生み出したものは、間もなく彼に気付いて一緒にいることになるらしい。
 『それ』はあまりにも未成熟で、感情と呼ばれるものは殆どなかったが、喜ばしいことだと理解できた。
 出会うことは、楽しいものだと『それ』は思うようになった。




そして長く時は過ぎ、ユリアという少女と『それ』は出逢った。
「出会うの?」
――そう、ユリアは出会う。これから、たくさんの人と。
「ローレライも?」
――ユリアが出会う人には、きっと。
「それは、ローレライは嬉しい?」
――出会うことは、素敵なことだと思う。
「そっか。じゃあ、ユリアも嬉しいのね」
――きっと。
「ふうん」
――もうすぐ、ユリアととても深く関わる人たちと出会うよ。
「それも、嬉しいことなのね」
――そう思う。とても大切な人になる。
「ローレライよりも?」
――……それは、少し悲しいな。
「だいじょうぶよ。ユリアが一番好きなのは、ローレライだから」
――ありがとう。


 でも、『それ』は『知って』いた。
 ユリアが間もなく出会う人物が、誰よりユリアと共にいることを――

02 フレイル

「フレイ!」
 引き取られて以来、そう呼ばれるのが当たり前だった。『アルバート』では、弟と区別がつかないからだ。
 合理的だと思うのだが、しかし女性名と思われやすいのが気になっていたりもする。

03 ユリア

「あなたの名前は?」
「……ユリア」
 そうとしか答えられなかったユリアに、便宜上のものとして『ユリア・ジュエ』という名前を与えたのは、サザンクロス博士だった。
「どうして『ジュエ』にしたのですか?」
 そう尋ねたフレイルに、博士は困ったように笑って言った。
「『おもちゃ』という意味だったからだよ」
それは、国からの援助を受けていた博士の遠まわしな牽制だったのか、純粋な事実だったのか、フレイルには分からなかった。
 だが、その日からフレイルは『子どもたち』を守ることを、いっそう強く自らに課すようになっていた。

04 譜歌

「そんな大事なことダアトに頼んだのか?」
「ええ」
 至極当然という表情で、ユリアはフレイルに頷いた。何が悪いのか、フレイルはあまりいい表情はしていない気がした。
「だって、ダアトのほうが上手だし、ローレライだって好きよ?」
 それは、フレイだってよく分かっているはずなのに、難しい表情のままだ。きょとんとユリアは首を傾げる。
「……それで、ダアトは引き受けたのか?」
「うん。ダアトもちょっと渋って、すぐには無理だったけど、条件付でいいって」
「条件?」
「そう。一番最後の旋律だけは、『ちゃんとユリアが意味と象徴を見つけなさい』って」
「そうか……」
 変なことを言うなって思ったけど、それくらいなら出来る気がしたから、それでお願いした。
 何でみんな変な顔するんだろうね? ローレライ。

05 ローレライ

06 面影

「はじめまして。ユリア」
「?」
「えーっと、こっちが弟のシグムント」
「似てる……」
「まあ、そりゃあ兄弟だから……」
「違う」
「え?」
「……いつか、わかるの?」
 不思議な言葉を残して、彼女はあらぬ方向を見て、一人会話を続けた。

07 天才譜術士

08 アルバート流剣術

09 守ってみせる

「私もいます!! ここに、絶対に一緒にいます。そう言ったはずよ! みんなで一緒にいるって、一緒に帰ろうって!」
「それが無理なことは、誰より君が分かっているはずだ。」
「……任せて、いいか? シグ」
「当然だ。他にユリアを守れるやつがいるとは思えない」
「……確かにな。安定するまでは、ここでは危険だ。ユリアシティもな。……一緒にいるわけにはいかないんだ。分かってくれ、ユリア。なにより、子供のためなんだ」
「……分かって、います。でも……!」
「なら、『預言』を詠むか?」
「……いいえ。分かった。待ってるわ。必ず、約束の場所で」
「ああ……帰るよ絶対に。待っていてくれ」
「兄貴、ユリア。約束する。オレは必ず『二人』を守る」
「私も、どんなことをしてでも『二人』を守るわ」
「俺はここで、俺たちの仲間を……そして遺志を守ってから追いかける。……互いに無事に会おう」
「ええ」
「ああ、必ず!!」


――守って、見せる

10 弟子

「ユリアとその弟子か」
 苦笑交じりにフレイルが呟くのに、ダアトは微笑んだ。
「それもいいのでは? 今後また動くとなれば、それくらいわかりやすい方が何かと都合がいいでしょう」
 そう、今『ユリア』と名のつく、しかも『弟子』ともなれば、その持つ民衆に対する信頼性、人気の程は計り知れない。
「……それもそうか」
 あまり気が進まないけどなと嘆息するフレイルに、ダアトも物思わしげに目を伏せる。確かに、知名度が上がることは世間の矢面に立たせられることにも等しい。また、全てが好意的な支持だけではありえない。
 沈んだ空気をものともせず、シグムントは目を輝かせ、はしゃいで言う。
「じゃ、何番弟子にする? 兄貴は一番弟子だよな!」
「そうですね、シグ」
「それなら俺はダアトの方が……」
「いいえ。窓口・まとめ役はあなたにお譲りしますよ。僕は研究の方に打ち込みたいですし、適任でしょう?」
 にっこりと言い切られ、苦虫を潰した様な表情でフレイルは頭を抱えた。
「……わかった。確かに、おまえやユリア向きじゃないよな、そういうのは。引き受けてやるよ」
「ええ、お願いします」
「じゃあ、ダアトは二番弟子にするのか?」
「そうですね……僕は、7番弟子がいいですね」
「えー!? 何でだよ!! 兄貴の次は絶対ダアトだろ!?」
「ありがとう、シグ。でも、僕は七の方が好きなんです。7って、一番1に似ているでしょう?」
「違いない。ダアトらしいな」
「でもそれって変な感じだなぁ」
「シグ、順番から親密さを測るのは何も知らないやつらだ。俺たちはそもそも『ユリアの弟子』ではなく、博士の『子ども』だ。順番は関係なく、同じだっていうことを、レッテルに惑わされて忘れるなよ」
「そ、そんなの当たり前だ!!」
「ならいい。さ、とっとと他の連中とも決めよう。1と7はもう売約済みだけどな」
「ええ、そうですね」
 片目を閉じて見せたフレイルに、ダアトはくすくすと穏やかに笑い返した。

11 2000年

12 裏切り

「この……裏切りやがって」
「何も言わずにこんなことをしちゃって、すみません」
「いい加減にしろ! だれが『それ』を裏切ったなんていうか!! お前は、お前らは皆を守るためにそんな憎まれ役をやったことくらい、言われなくたってわかるっ! 俺が言ってるのは……」
「ユリアさんを、お願いしたことですか?」
「おまえ、ずっとユリアのこと好きだったくせに、何で……!」
「違いますよ、フレイ」
「この期に及んでまだ違うって言う気か!?」
「ええ。僕はユリアとローレライが『好き』ではなくて、『愛して』いたんです。貴方がたのような、初々しい恋なんかと一緒にしないで下さい。……そんなに軽いものじゃないんです」
「ダアト……」
「分かったら、ユリアを幸せにして大切にして下さい。なにかあったら許しませんよ。化けて出ますから」
「僕は、もう一人の愛しているヒトのところに行きますよ。ユリアより先にいってしまうこと、謝っておいて下さい」
「おい、お前まさか」
「これ以上は止めないでくださいね。最後まで好きなようにさせてくれると、約束だったはずですよ」
「それとこれとは話が別だ!! やめろ!」
「聞けません。最後まで僕は僕であり続けます……幸せを、誰より貴方がたの幸せを祈っています」

13 失ったモノ

「ねえ、私知らなかったの」
「ユリア」
「フレイ。教えて? この痛いのが、『悲しい』っていうの? 手を伸ばしたいのが『苦しい』っていうの? ねえ、ダアトは? ダアトは? ローレライは? レリアもネアもシグも……フレイも、いっちゃうの? いつかユリアの傍からいなくなる?」
「おまえ……」
「もう、こんなの嫌。どこにも行かないで。ユリアの傍にいて……!」
「おいていかない。大丈夫。ずっと傍にいる。まだみんないなくなったわけじゃないだろう?」
「そうだな。全部終わったら、みんなでホドに行こう」
「ホド?」
「ユリアの故郷だろ? あそこはおまえとローレライが復活させた場所だ。俺達が守らなくて誰が守る?」
「うん……! 絶対、絶対に、一緒に帰ろう。みんなで。そして、言うの。お帰りなさいって」

14 …知りたくない

「ユリア、何を視た。ダアトも様子がおかしいんだ」
「フレイルは視ない方がいいと思う」
「なぜだ!!」
「きっと、壊れる。ダアトとユリアは決めたからもう『壊れない』」
「どういう意味だ!? おまえまた無茶を……」
「無茶じゃない。ユリアは感情を知らないから、ローレライみたいに傷つかない。一緒に、私だけが一緒に持つって約束したの」
「ダアトは……ダアトは同じものを視たのか?」
「少しだけ。ダアトでは全ては無理。でも、その『預言』は絶対で、決める以外何も出来ない。だからこそ、ユリアたちは決めた」
「どういう意味だ、ユリア!」
「どんな結末が来ても、受け入れる気持ち。それを知らなければいえないわ」
「そんなもの……知りたくなんか、ない! 好きにしろ! 後のことは俺が引き受けてやるから、好きにしろよ!」
「……うん。フレイは、そう言うの知ってたから。ありがとう、フレイ」

15 戦争

16 外郭大地

17 孤独の中で

18 笑顔

19 チーグル

「チー、ごあいさつ」
「ミュウ」
「えーと……ミュウ?」
「ちがうの。返事は『ミュ』なの」
「……」
「ミュ!」
「みゅーみゅうみゅうv」
「兄ちゃん、俺やってく自信ない」
「……俺に言うな」
 頭を抱えるアルバート兄弟の前で、ミュウミュウと高音域で言い交わす気楽な声が乱舞していた。

20 生まれ変わり

「生まれ変わりって信じますか?」
「さあな……案外、あるかもな。でも……」
「でも?」
「俺は、あまり生まれ変わりたいとは思わないな。……過去は、生まれ変わった先では関係ないだろ? 今は、今だからこそ、意味があると思う」
「そうですか……うん。フレイらしいと思いますよ」
「ダアトは、生まれ変わりたいと思うのか?」
「ええ。そして、もう一度……いえ、何度でも会いたい人がいるんです」
「それは……」
「内緒です」
「フレイなら、何度生まれ変わっても後悔する今は過ごさないでしょうね」
「ダアトは……違うのか?」
「どうでしょう……理想的ではないにしても、後悔はしないのかもしれません。きっと何度でも、たとえ、それが辛い選択であっても、何度でも僕は同じ道を選ぶでしょうから」
「だからこそ、生まれ変わって試したい?」
「そうかもしれませんね」

21 預言

22 視えたのは――

23 生命

24 ずっと一緒に

25 剣と宝珠

26 心から愛してる

「愛してるって、なに?」
「さあな。一番大好きってことなんじゃないか?」
「じゃあ、ユリアはローレライを愛してる?」
「……そーだな。」
「? フレイ怒ってる?」
「いーや。納得してるんだよ、俺は。また感情の意味間違えてるのか?」
「……ユリアはわからない」




「……今なら、言える。私はローレライを『愛していた』わ」
「そうだな」
「でもね、フレイ。私はあなたを愛している。今、心の底から」
「……そうか。初めて聞いた気がするな」
「自覚したのは、最近だもの」

27 子孫

28 預言の示した終末

29 聖なる焔の光

30 いつか…



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