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Last-modified: 2019-01-19 (土) 18:30:21
    セカンダリスキルの概要
       注意点
       "スキル(Skill)"型と"パーク(Perk)"型
       スキルのリセット
   共通スキル(non-role specific skills)
       修理(Repair)
       カモフラージュ(Camouflage)
       消火能力(Fire fighting)
       戦友(Brother in Arms)
           戦友(女性,旧名称は鋼鉄の姉妹)(Brother in Arms、旧名称はSister in Arms)
       共通スキルコメント
   車長(Commander)
       教官(Mentor)
       偵察(Recon)
       なんでも屋(Jack of All Trades)
       鋭い視力(Eagle Eye)
       第六感(Sixth Sense)
       車長スキルコメント
   砲手(Gunner)
       指定された目標(Designated Target)
       兵器工(Armorer)
       射撃の名手(Deadeye)
       速射(Snap Shot)
       砲手スキルコメント
   操縦手(Driver)
       衝突の制御(Controlled Impact)
       オフロード走行(Off-Road Driving)
       スムーズな運転(Smooth Ride)
       こまめな手入れ(Preventative Maintenance)
       クラッチの名手(Clutch Braking)
       操縦手スキルコメント
   無線手(Radio Operator)
       状況判断力(Situational Awareness)
       報復要請(Call for Vengeance)
       信号の増強(Signal Boosting)
       通信中継(Relaying)
       無線手スキルコメント
   装填手(Loader)
       直感(Intuition)
       アドレナリン・ラッシュ(Adrenaline Rush)
       弾薬庫保護(Safe Stowage)
       装填手スキルコメント
   搭乗員スキルを選ぶにあたって
       初めてのスキルの習得について
       搭乗員の人数が与える影響
       職能ごとのスキル習得における考察
       車輌タイプ別の取得スキル例
   総合コメント

セカンダリスキルの概要 Edit

セカンダリスキルとは、搭乗員や車輌の性能を向上したり、特殊な能力を付与したりする乗員帰属の技能を指す。
日本語クライアントでは【スキル】または【パークスキル】と表示される。
搭乗員のプライマリスキル (日本語クライアントでは【訓練レベル】) が補正なしで100%になった時に選択可能になり、以降の入手経験値が自動的にセカンダリスキル用に充てられる。
200ゴールドコースの雇用/再訓練を行った100%の搭乗員は即座にセカンダリスキルを選択できる。

プライマリスキルと乗員の役割分担は搭乗員のページを参照。
また、セカンダリスキルの育成に必要な経験値量の一覧は同じく搭乗員ページの搭乗員の育成へ。

skill100.jpg

上図右上の「スキル」タブをクリックするとスキル選択画面になる。新たにセカンダリスキルの育成が可能な状態では左下の+が表示されており、これをクリックする事でも選択画面に移行する。
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注意点 Edit

   取得に関する注意点
   セカンダリスキルは複数取得可能で、育成中のセカンダリスキルが100%に達すると、新たなスキルを選択できるようになる。
   取得数に(おそらく)制限は無いが、必要経験値量は跳ね上がる。参考までにスキル発動に必要な経験値は、1周目で約21万、2周目で約42万、3周目で約84万と1周ごとに倍増する。大量のスキルを取得するには膨大なEXP(≒戦闘数≒時間)が必要。
   搭乗員の職能によって習得できるスキルは異なる。
   搭乗員が兼職している車輌では、本来の職のスキル以外に兼職のスキルも覚えることが出来る。乗員人数が少ない場合はもちろん、乗員人数が多くても兼職している場合は多いので、役割分担は必ず確認しよう。
   ただし、別の車輌では兼職スキルを使用できるとは限らない。
   (例):専任砲手が居ない車輌(車長が砲手を兼任)で車長が「第六感(本職)」「射撃の名手(兼職)」を取得、その後専任砲手の居る車輌に乗り換えた場合、「第六感(本職)」は効果が有るが「射撃の名手(兼職)」は無効となる。
   乗せ換えを検討している場合は、乗せ換え先の車輌の搭乗員の役割分担を調べ、どのスキルが発動できるかや、現在の車輌と合わせて、育成計画を立てよう。
       兼職スキルを使用可能か否かの確認方法
       ガレージ画面でカーソルを搭乗員に合わせて少々待つと出るポップアップで確認することができる。発動可能である場合は"白"、不可能な場合は"赤"で表示される。
   効果による分類
   セカンダリスキルには職能別の固有スキルと共通スキルの二種類があり、さらに性質としてスキル型とパーク型に分類される。
   この内、共通スキルの効果は全乗員の平均値(未修得の搭乗員は0%扱い)が適用される。
   スキル型/パーク型については後述。
   同職(砲手、装填手、無線手)の搭乗員が複数おり、かつ同じ固有スキルを習得している場合、一部のスキル(装填手の直感)を除いて最大値の方のみが有効になる。
   負傷した搭乗員のセカンダリスキルは無効になることを考慮すれば、同じ固有スキルを習得するのは全くの無意味という訳ではないが、それぞれの乗員で別々のスキルを同時に習得して早期に数を揃えるほうが良いだろう。
   負傷による無効化
   乗員が負傷するとセカンダリスキルが一時的に無効化(0%)される。
   救急キット使用によって回復できる。
   共通スキルの効果は乗員全員の平均値であるため、一人でも負傷すると全体の効果が低下してしまう。
   例外として、「戦友」(Brothers in Arms)は戦闘不能者が出ても無効にならない。
   また、教官(Mentor)は戦闘終了後にEXPを計算するため、戦闘中の負傷に関係なく効果が有る。
   未使用経験値
   セカンダリスキルを選択しなかった場合(または習得し尽して新たに追加できない場合)、その乗員の入手した戦闘経験値は未使用分として「蓄積」される(+にカーソルを合わせるとポップアップで選択時換算の到達%が表示される)。
   このセカンダリ未使用経験値はスキルのリセットによって減少しない利点がある他、100%を下回ったプライマリスキルの補填に使われる性質がある。詳しくはスキルのリセットを参照。
   このため、無課金での再訓練に備えて必要以上にセカンダリスキルを取得しない選択肢もある。
   その他
       一度習得したセカンダリスキルは、再訓練などでプライマリスキルが100%未満になっても有効のままである。ただし、戦闘経験値はプライマリスキル優先で注ぎ込まれるため、再び100%に達するまではセカンダリスキルの育成が中断される。
       修理が完了していない車輌に搭乗している搭乗員は、スキルを選択出来ない。
       「向上」ボタンを押し、フリー経験値を消費して、任意の搭乗員のセカンダリスキルを向上(育成促進)させることができる。イベントで経験値の変換レートが上昇することもあるので、上手く利用したい。
       詳しくは、急速訓練を参照。
       一部のスキルはディレクティブや消耗品や拡張パーツ(改良型拡張パーツを含む)によって効果を強化することができる。

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"スキル(Skill)"型と"パーク(Perk)"型 Edit

各搭乗員スキルは経験値の取得によって1~100%まで成長。
成長とスキル効果の関係によって以下の2種類に分類される。

   スキル型
   セカンダリスキルのパーセンテージに比例してスキル効果が上昇。
   多くのスキルは搭乗員の訓練レベルと同様に、車長のプライマリスキル値によるボーナスや戦友・改良型換気装置・糧食で効力を増加させることができる。
   そのため、多くの場合、習得直後の0%時点から効果が出る。
   また、搭乗員の載せ替えペナルティによって効力が低下する。
       共通スキルは車輌の搭乗員全員の平均値で能力が決まる。
       共通スキルを習得済みの搭乗員が負傷すると、母数(車輌の搭乗員数)はそのままで、その負傷した搭乗員分のスキルは無効なもの(未習得と同じ扱い=補正込み0%)として計算され、平均値が低下する。
   パーク型
   セカンダリスキルが100%に達して初めてスキル効果を発揮される。
   100%未満では未発動のためアイコンが暗く表示される。
   車長のプライマリスキル値によるボーナスや戦友・改良型換気装置・糧食、および搭乗員の載せ替えペナルティの影響を受けない。
       共通スキルの戦友(Brothers in Arms)は、その車輌の搭乗員全員が100%に達しないと発揮されない。詳しくは該当のスキル項を参照。

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スキルのリセット Edit

スキルリセット確認.png
セカンダリスキルはいつでもリセットを行い初期化する事ができる。
初期化すると、取得していた全てのセカンダリスキルが消失すると共に、それらに充てられていた総経験値が未使用経験値に変換され、即座に別のスキルを取得し直す事が可能になる。
リセットには下記のコースがあり、200ゴールドを支払う以外では変換時の経験値量が減少する。
セカンダリスキル総経験値の100%を残してリセット 200ゴールド
セカンダリスキル総経験値の90%を残してリセット 20,000クレジット
セカンダリスキル総経験値の80%を残してリセット 無料

リセットは取得しているスキルが100%でなくとも行える。
また、元々未使用だった分の経験値は減少対象にならない。

なお、乗せ換えに伴う再訓練の計算が「プライマリスキルのレベル(訓練レベル)」に行われる事に対し、スキルリセットは「レベルではなく経験値の総量」で行われる。つまり、100%のセカンダリスキル一つ分きっかりを20,000クレジットコース(90%)のリセットで新たなスキルを選択しても、そのスキルのレベルが90%に達するわけではない。

   参考(20,000クレジットで90%リセットする場合)
       2つ目のスキルが41%以上の段階*1で行えば、1つ目が100%に達する経験値を確保できる。
       3つ目のスキルが48%以上の段階で行えば、2つ目まで100%に達する経験値を確保できる。

また、搭乗員のプライマリスキル(訓練レベル)側が100%を下回っていた場合、未使用分となったセカンダリスキル用の経験値はプライマリスキル側に(100%に達するまで)自動的に使用される。
これを利用すると、低下したプライマリスキルをゴールドなしでも即座に100%まで取り戻す事ができる。

   参考(搭乗員の育成より)
   プライマリ90%→100%の必要経験値	39,152
   プライマリ80%→100%の必要経験値	63,855

関連して、常時使用可能になったスキル向上(急速訓練)を併用すると、本来ゴールド使用以外では不可能なプライマリ100%訓練をフリー経験値で強引に代用する事も可能だ。
スキルを選択→スキル向上(急速訓練)→スキルリセット→再訓練、という手順になる。
当然だが、これは元々プライマリ100%だった乗員にしか行えない。

   参考(スキル向上レート5、再訓練・リセットを20,000クレジット90%コースで行う場合)
   再訓練後プライマリ90%予定の乗員	8,701
   再訓練後プライマリ80%予定の乗員	14,190
   スキル向上の画面にて上記の値のフリー経験値を使用した後にスキルリセットを行う事で、再訓練時にプライマリ100%到達する分の未使用経験値を創出できる。
   これは乗員一人の量であるため、全員に行うには数倍のフリー経験値が必要な事に注意。

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共通スキル(non-role specific skills) Edit

全ての搭乗員に取得させることができるスキル。スキル型(カモフラージュ、修理、消火能力)とパーク型(戦友)とがある。
スキル型(カモフラージュ、修理、消火能力)の効果は「搭乗員全員の平均値」であり、かつ搭乗員の訓練レベルの影響を受ける。
未修得、又は戦闘不能(負傷)になった乗員のスキル値は0として扱われる。
戦闘中に負傷するとスキル型スキルの平均値が低下し、消耗品の救急キット(大、小)で治療すると復活する。パーク型スキル(戦友)は、戦闘中、負傷者が出ても(今のところ)消滅しないようである。
職能別スキル(戦闘中に効果がない車長の教官を除く)は負傷時に当該職能別スキルが無効になることのみ考えればよいが、共通スキルを習得した搭乗員に複数の負傷者が出た場合、平均値をなるべく高く保つためには、習熟度の高い搭乗員を優先的に治療したほうが有利である。
+ 以下長文により格納
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修理(Repair) Edit
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Repair.png スキル(Skill) 車輌モジュールの応急修理速度を向上させる

   詳細
   車輌のモジュールが大破(赤色の表示)した際、損傷状態(橙色の表示)まで修理される時間を
   全乗員の平均スキル値x0.5%減少させる。要するに、全員が100%取得すれば修理が半分の時間で済む。
   未修得、又は戦闘不能になった乗員のスキル値は0として扱われる。
   主に履帯の修理速度の改善で車輌の生存性を高められる極めて汎用性の高いスキル。緊急時は別として、履帯以外のモジュールの修理に修理キット(Repair Kit)を回す余裕ができる。
   90秒に1回しか使えない修理キットとは違い、いつでも効果があるのが利点。昼飯豚飯で履帯をわざと撃たせて車体を守るなど、被弾が多くパーツの壊れる機会が多い車輌や戦法を使う人に効果的。
   低Tierは耐久力の低さから修理スキルでの復帰を待つ余裕がない事も多いが、中高TierになってHP耐久値や装甲値の高い車輌に乗るようになると修理速度の差が生死を分ける場面が増える。
   併せて拡張パーツに工具箱(Toolbox)、アイテムに修理キット(大)を搭載していれば効果が累積し、履帯程度なら数秒で直してしまう。
   各パーツの大破・損傷の影響についての詳細は、初心者ページ/戦闘参加やゲームシステムを参照。
   なお、パーツは損傷状態から正常状態へは戻らないため、このスキルを修得しても修理キットが不要になるわけではない。
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カモフラージュ(Camouflage) Edit
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Camouflage.png スキル(Skill) 隠蔽率を増加させる

   詳細
   車輌の固有隠蔽率を全乗員の{(平均スキル値)*0.375}%増加させる。(ゲーム内表示の隠蔽性に換算すると倍の{(平均スキル値)*0.75}%)
   スキル値は、車長ボーナス(※車長以外)、戦友、改良型換気装置、糧食の補正を受ける。
   未修得、又は戦闘不能になった乗員のスキル値は0として扱われる。(※補正込みで0扱い)
   全員がマスターすれば、搭乗員数に拠るが、未習得時の1.79倍~1.84倍程度の隠蔽率になる。*2*3
   これは何も無い場所での被発見距離が数%~15%程度近くなる事を意味する。
   ディレクティブの「擬装」によって、隠蔽率を更に10%増加させることができる。
   塗装や拡張パーツと違い、固有隠蔽率に乗算される為、車輌の隠蔽性能で増加値も変動する。
   従って、元の隠蔽率が低い車輌*4ではほとんど意味が無い。
   偵察車両や、待ち伏せを多用する駆逐戦車の搭乗員は是非取得したいスキル。車長以外は最優先で取得する価値がある。
   平均的な中戦車でもそれなりの効果があり、移動時の安全性が上がったり、敵の待ち伏せに肉迫しやすくなったり等、地味に恩恵を受ける場面は少なくない。
   隠蔽率の計算はゲームシステム参照。
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消火能力(Fire fighting) Edit
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FireFighting.png スキル(Skill) 火災の鎮火速度を向上させる

   詳細
   車輌が火災を起こした際、鎮火するまでの速度を向上させる。また、火災ダメージそのものを低減させる。
   未修得、又は戦闘不能になった乗員のスキル値は0として扱われる。
   ディレクティブの「消防訓練」によって、効果を50%高めることができる。
   全員に100%修得させても鎮火までに無視できないダメージが発生するため、火災はアイテムの消火器(Fire Extinguishers)で対処するのが最も確実である。
   アップデートにより消耗品の手動消火器または自動消火装置を90秒クールダウンで再使用できるようになったため、これらのアイテムを積むのであれば消火能力スキルの必要性は減少する。
   逆に、消火器以外のアイテムを積みたい場合には代替としてこのスキルが候補に挙がる。
   また、火災は瞬時に鎮火させても必ず1回はダメージを受ける*5ので、このスキルの効果が完全に無意味になる事は無い。
    
   他の火災対策としては拡張パーツのCO2充填式燃料タンクや操縦手スキルのこまめな手入れがある。こちらは消火系と異なり、火災発生率を下げて火災を未然に防ぐ効果がある。
   どちらを選ぶかは車輌の特性およびCO2充填式燃料タンク搭載可否と操縦手のこまめな手入れの習得で判断しよう。
   火災についての詳細はゲームシステムを参照。
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戦友(Brother in Arms) Edit
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BrothersinArms.png パーク(Perk) 全乗員の職能レベルとスキルを向上させる

v0.9.19以降、後述の女性乗員の戦友(旧名称は鋼鉄の姉妹)と統一された。

   詳細
   (二人乗りなら二人共、六人乗りなら六人共と言う感じに)搭乗員全員が修得完了(100%)している場合に全ての乗員のプライマリスキルが5%上昇し、いくつかのスキル型セカンダリスキルの効果が5%分上昇する。
   車長ボーナスも上昇するため、車長以外の乗員は実質5.5%上昇の効果。
   乗員の一部が戦闘不能になっても効果は消滅しない(開発者によればこれはバグであるらしいが、今のところ修正される様子は無い)。
   能力上昇効果は改良型換気装置(Improved Ventilation)および能力向上アイテム(飲食物)との重複が可能。
   どんな車輌でももれなく役立つ便利なスキルだが、パーク型で100%になるまで一切恩恵が無い上に搭乗員全員が習得しなければ発動しないというハードルの高さが難点である。
   スキルリセットである程度一気にまとめて覚えさせた方が、育成過程で強い。
   プライマリスキル+5%は、車長に依存するスペックが+2.1%、車長以外に依存するスペックが+2.3%されるという意味である(例えば装填時間なら1分あたり1秒程度早くなる)。
   最前線には出ず装填時間軽減が重要な自走砲を除き、第六感(Sixth Sense)といった他のセカンダリスキルを優先した方が効果的なケースが多い。
   一部の課金戦車に付属する乗員は最初から100%戦友を習得済み。この戦友はリセットできない。ナチュラルスキル(ネイティブスキル)である。
   戦友同士であれば、通常の経験値習得で100%に達した物でも上記乗員のナチュラルスキル(ネイティブスキル)であっても互換性はある。
   日本の戦場のヴァルキュリアコラボ戦車は戦友つき乗員だが乗せ変え不可であるので注意。

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戦友(女性,旧名称は鋼鉄の姉妹)(Brother in Arms、旧名称はSister in Arms) Edit
BrothersinArms.png パーク(Perk) 全乗員の練度を向上させる

女性版戦友で旧名称は鋼鉄の姉妹
v0.9.19で戦友に統合され、男女混合でも発動可能になった。鋼鉄の姉妹は既に旧称となり、女性も戦友になった。
英語名称もBrother in armsにバージョンアップで変更された。旧名称はSister in armsである。
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共通スキルコメント Edit
+ 共通スキルコメント欄
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車長(Commander) Edit

車輌によっては第六感の有無が戦果を大きく左右する。
兼職(砲手、装填手、無線手)が多いので、どのスキルを取得すべきか迷うところでもある。
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教官(Mentor) Edit
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Mentor.png スキル(Skill) 他の乗員の取得経験値を増加させる

   詳細
   車長を除く乗員すべての獲得経験値をスキル値*0.1%増加させる。教官10%習得で車長以外の乗員が取得経験値1%増加、100%取得で10%増加する。
   車長の戦闘不能(負傷、スタンを含む)や戦車が撃破された場合もスキルによる増大効果は維持される。
   このスキルは共通スキルである戦友(Brothers in Arms)の効果を受け、獲得経験値がさらに+0.5%される。
   なお、改良型換気装置及び消耗品の飲食物の効果は受けない。
   スキルを多く付けたい搭乗員がいる車輌や、搭乗員が多い車輌の車長ならば効果的。
   ただしこのスキル自体には戦闘に関する能力は無いので、必要なスキルを取り終えたらスキルリセットで取り直しする事が前提になる(全種類のスキル取得を目指すならば別だが)。
   経験値についての詳細は搭乗員参照。
   参考までに、このスキルを最初のセカンダリで0%から100%まで育てる過程で得られる増加経験値は一人あたり最大で17000程度。
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偵察(Recon) Edit
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Recon.png スキル(Skill) 視認範囲を拡大する

   詳細
   視認範囲(視程)を以下の量拡大する。
    通常時:スキル値*0.02(最大2%)
     ※無線手スキルの状況判断力(Situational Awareness)よりやや効果が小さい。効果は状況判断力と乗算される。
    視認装置大破時:スキル値*0.2(最大20%)
   視認装置大破時(赤色の表示)のペナルティ(50%)が軽減される(50%×1.2=60%)。
   損傷/応急修理時(橙色の表示)にはペナルティは無いため、こちらの効果の出番は少ない。
   拡張パーツのレンズ被膜または双眼鏡などを組み合わせれば、視認範囲はさらに広がる。
   システム上の最大発見距離は445mだが、視認範囲の値は長ければ長いほど隠蔽率の高い相手を発見しやすくなるため無駄になるという事は無い。
   偵察メインの軽戦車などは上げられるだけ上げておきたい。
   遠距離攻撃メインの車輌でも自分で敵を発見できれば戦果向上に繋がるため、優先順位は低いが有効。
   ただし戦友(Brothers in Arms)でもほぼ同じ視認範囲を得られるため、可能であればそちらを優先したい。
    
   車長が無線手を兼任している車輌の場合は、無線手の状況判断力がほぼ完全上位互換スキルとなってしまうので、優先度はさらに下がる。
   専任無線手の居る車輌への乗り換え予定があるなら、職能変更とスキルリセットを避けるために偵察で代用するのも良いだろう
   視認範囲の計算はゲームシステム参照。
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なんでも屋(Jack of All Trades) Edit
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jackofalltrades.png スキル(Skill) 戦闘不能になった乗員の代わりをする

   詳細
   戦闘不能になった乗員のプライマリスキル値を(スキル値*0.5/戦闘不能人数)%として扱う(最大50%)。
   セカンダリスキルは無効のままとなる。
   乗員負傷時の戦力低下を抑えるスキル。
   軽戦車の操縦手や重戦車の装填手など重要な乗員のために救急キットを温存しておく事ができる。
   プライマリスキル100%の乗員が負傷すると、対応するスペックが42.9%も低下してしまうが、なんでも屋スキルが100%になっていれば、1人負傷の場合は低下を21.4%に収められる。
   ただし、車長を含め全員負傷してしまうとその時点で戦闘不能となるため、少人数車輌で救急キットを使用せずしのぐのは危険も大きい。
   もちろん、車長自身が負傷した場合は効果が無い。
   砲塔・キューポラが硬く車体に弱点があるなど、車長が負傷しにくく、他乗員が負傷しやすい車輌に効果的。
   あわせて拡張パーツの内張り装甲や救急キット(大)で負傷確率自体を抑えるのも有効。
   乗員の技量と車輌性能の詳細はゲームシステム参照。
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鋭い視力(Eagle Eye) Edit
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Eagleeye.png パーク(Perk) 照準車輌の破損パーツを表示する

   詳細
   車輌をサイトで捉えてから4秒後、その車輌の破損モジュールが表示される。
   このスキルは自車輌の視界範囲内でサイトに捕らえている敵味方1両にのみ発動する。
   http://worldoftanks.asia/ja/content/guide/general/guide-how-use-perks-and-skills/
   視界範囲外の敵味方車輌には無意味なので、自分で視界を確保することが少ないプレイヤー(火力役の駆逐戦車や自走砲など)はこのスキルを取得しても発動する機会は少ないだろう。
   破損モジュール表示中、さらに破損が起きた場合は表示が追加・上書きされる。
   損傷パーツ・戦闘不能乗員は橙色、大破パーツは赤色で表示される。
   履帯だけは左右別に表示されるが、敵車輌のどちらの履帯が破壊されているかは注意して判断する必要がある。
   敵車の正面から攻撃する場合は、左履帯は向かって右側、右履帯は向かって左側である。
   敵車の背後から攻撃する場合は、左履帯は向かって左側、右履帯は向かって右側である。
   EEye.png
   損傷状況を確定できるため、敵の弱点を突いたり、味方の弱点をカバーしたりと、それに応じた行動を検討できる。
   しかし照準から4秒と効果発揮までの時間がやや長く、第六感(Sixth Sense)など他に重要スキルがあるため取得の優先度はどうしても低くなる。
   近くの味方が万全の状態かどうか確認できる点は野良戦では地味に便利。
   味方に使う場合は、照準を合わせる際は誤射防止と敵に速く砲塔を向けるために右クリックで砲塔は動かさない方法が良いだろう。
   乗員の負傷は本職のみしか表示されない。兼職のスキルが低下しているかどうかを判断するには、その車輌の乗員構成を知っている必要がある。
   同職2人以上の乗員が居る場合は1人負傷しても影響が軽い点に注意。
   同職2人以上の乗員がいて、片方だけが兼職している場合*6、どちらの乗員が負傷しているか分からないので、兼職の能力が低下しているかどうかは判別の方法が無い。
   なんでも屋(Jack of All Trades)や兵器工(Armorer)を修得している可能性もあるが、これは判別の方法が無い。
   車長が負傷した場合に視界が半減すること*7、操縦手が負傷した場合に機動性が半減する*8ことは全車輌で共通である。
   バージョンアップにより黄色い★マークも表示されるようになったが、表示条件は不明(自車砲撃により発生させた敵車輌のモジュール破損や乗員負傷が発生した表示か?)
   スタン中は乗員全員のプライマリスキル(セカンダリスキルは通常通り作動する)が負傷と同じ状態になっている。スタン状態は敵味方とも表示されるので、本スキルを使う必要はない(スタン終了後の乗員負傷やモジュール損傷を知るためには役立つ)。
   各パーツの大破・損傷の影響についての詳細は、初心者ページ/戦闘参加やゲームシステムを参照。
   + 		コメント欄

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第六感(Sixth Sense) Edit
アイコン 型 効果
SixthSense.png パーク(Perk) 敵に発見されたことを感知する

   詳細
   敵に発見された場合、3秒後に電球型インジケーターが点灯し、効果音が鳴る。インジケーターは点灯後3秒ほどで消える*9*10。
   一戦中に何回でも発動するが、発見が継続されている場合、別の敵から見られてもスキルの発動はしない。
   敵からの発見が一旦途絶えて、再び発見されたら発動する。
   ディレクティブの「感応」によって、発動を1秒早めることができる。
   車長スキルで真っ先に取るのはコレか教官(Mentor)と言われるぐらい重要で、上位Tier戦では必須とも言えるスキル。プレイング上達の大きな助けになる為、初心者も最優先で取得を目指したいところ。
   自分が狙われる状況や行動が体感的に分かるので初心者が動きを覚えるためにも効果的。
   今から始めるプレイヤーであれば、ブートキャンプを修了する事で第六感を取得した車長が1人配備されるので、まずはその車両でプレイするのが良いだろう。
   発見~照準~発砲までは3秒以上かかる事が多い*11ため、コレが有ると無いとでは生存率に大きな差が出る。偵察を主任務とする軽戦車などは逸早く逃げるために最優先で修得しておきたい。
   敵の視界の目安にもなり、場所や状況によっては、発動時の位置から敵のおおまかな所在を推測できる事もある。
    
   稀に勘違いしている人が居るが、パーク型なので100%になるまでは効果が出ないので注意。
   逆に100%修得すれば車輌不適合によるペナルティに関係無く利用できるので、
   偵察能力があまり重要でなく、かつ専任車長の車輌なら、六感車長を再訓練しないまま複数の車輌で使い回すという手も使える。*12
    
   一部の課金車輌には第六感付き車長が付属している。

+ 初心者に「第六感」が役立つ点と注意すべき点
+ コメント欄
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車長スキルコメント Edit
+ 車長スキルコメント欄
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砲手(Gunner) Edit

共通スキル以外で迷ったらとりあえずスキル型の「速射」か「兵器工」を覚えさせておくのも良いだろう。
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指定された目標(Designated Target) Edit
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DesignatedTarget.png パーク(Perk) 見失った敵車輌の発見状態維持時間を延長する

   詳細
   照準方向左右10度以内にいる発見した敵車輌を見失った場合、その車輌の発見状態維持時間を2秒間延長する。
   このスキルは自分が発見している敵車輌にしか発動しない。
   ディレクティブの「目標注視」によって、効果を更に2秒延長することができる。
   見失った後の動向を通常は5~10秒間見れるところが、7~12秒に伸びる。
   発見状態の維持時間を延長できる点で偵察メインの車輌や前衛タイプの車輌に便利。
   茂みに隠れたまま撃ってくる敵を見つけた場合や、物陰や稜線に隠れて飛び出し撃ちをする敵を別方面から味方が撃てる場合に特に効果的。
   自分で発見した相手を、茂みの15mルールを使って隠れて撃ちたい場合にも有効に働く。が、これに関しては多くの場合別に無くても困らない。
   装填が早い主砲を搭載していれば、たった2秒間でも1発当てられるチャンスが増えるので、効果は大きい。
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兵器工(Armorer) Edit
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Armorer.png スキル(Skill) 主砲の損傷による精度低下を軽減する

   詳細
   主砲が損傷した際、精度低下をスキル値*0.2(最大20%)軽減する。
   最前線での撃ちあいが多くなる高Tier重装甲戦車向け。
   頻繁に主砲を狙われ故障の頻度が高い車輌ならば修理キット(Repair Kit)の温存やクールダウン中の対策に利用できるが、それほど高くなければ後回しにされる事が多いスキル。
   硬い防盾に頼ってハルダウンするような車輌においてはかなり有効。
   その際は砲手負傷による精度低下の対策も用意しておきたい。
   精度低下(照準拡散)についての詳細はゲームシステム参照。
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射撃の名手(Deadeye) Edit
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Deadeye.png パーク(Perk) モジュール、乗員にダメージを与える確率を上昇させる

   詳細
   AP・APCR・HEAT弾を使用時に敵車輌のモジュールや乗員にダメージを与える確率を3%上昇させる。
   モジュールや乗員へのダメージというのはモジュールの破損や乗員の負傷である。
   HE・HESH弾では無効。2名がこのパークを持っていても累算されない。
   高貫通、高連射可能な砲(判定回数が多くなり発動の確率が高くなる)もしくは大口径砲(対モジュールダメージ値が高く、一撃破壊を狙える)を搭載する車輌向けのスキルだが、上昇率が3%と低く、個々の戦闘で実感できるほど劇的な効果は無い。
   車長スキルの鋭い視力と併用するのも手だが、こちらは長時間敵を照準し続けるような砲以外では運用がそもそも難しい。
   説明に有るとおり、HE、HESH弾使用時は無効なので、弾種がHEである自走砲は勿論、100mm~122mm榴弾砲や152mm榴弾砲を主に使う戦車では榴弾系は上記の通り本スキルは発動せず、徹甲弾系に切り替えれば発動するが効果は貫通力やダメージ量を含めていまひとつで、あまり意味がない。*14
   モジュールと乗員へのダメージについての詳細はゲームシステム、弾についての詳細は弾参照。
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速射(Snap Shot) Edit
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Snapshot.png スキル(Skill) 砲塔旋回による精度低下を軽減する

   詳細
   砲塔旋回時の精度低下をスキル*0.075(最大7.5%)軽減する。
   このスキルは回転砲塔のない車輌(駆逐戦車、自走砲、中戦車のM3 LeeやGrant)が車体を動かさずに砲を少し横方向に動かす場合にも適用される。
   車体旋回による拡散は軽減されない(もしくは、拡散が大きすぎて限界まで広がってしまう)。
   なお、速射(そくしゃ)であり連射(れんしゃ)ではない。
   ディレクティブの「精密射撃」によって、効果を倍にすることができる。
   照準拡散が軽減するため、狙いを微調整してそのまま急いで撃つ場合の命中率が上がる。また狙いを絞りきるまで待つ時間も結果的に短くて済む他、遠距離の敵車輌に偏差射撃をするとき、移動やよそ見をしている敵の弱点を狙う状況でも効果がある。
   特に自走砲は照準の拡散が大きいため、7.5%の差でも目に見えて絞りきるまでの時間が短くなる。
   ただし、旋回戦などで行進間射撃を行う快速戦車とそれに対応する鈍足戦車という状況では、前者は走行中の射界の広がりでこのスキルの効果は皆無になる。また、どちらも砲塔だけでなく車体も旋回させる必要性が生じた場合も、照準が拡散された状況で収束を待つ必要があり効果は低い。射界が狭い駆逐戦車においても車体旋回が増える都合で同様である。
   他にも、高TierのLT/MT/HTならば、拡張パーツの砲垂直安定装置(Vertical Stabilizer)による補正が20%と大きいので、このスキルの優先度は相対的に低くなる。
   しかしながら、他の砲手スキルの効果を考えるとこれか共通スキルが有力か。
   精度低下(照準拡散)についての詳細はゲームシステム参照。
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砲手スキルコメント Edit
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操縦手(Driver) Edit

共通スキルか「オフロード走行」が鉄板。
車輌によっては「クラッチの名手」も人気である。
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衝突の制御(Controlled Impact) Edit
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ControlledImpact.png スキル(Skill) 体当たりによるダメージを増加させる

   詳細
   体当たりによる相手車輌へのダメージを増加させ、自車へのダメージを軽減させる。
   ボーナス値は両方ともスキル値*0.15(最大15%)。
   味方車輌、静止している敵車輌へのダメージは増加しない。
   また、ゲーム内での説明にはないが、高所からの落下によるダメージも軽減できる。
   速度と大重量を両立している車輌に付けるとバカにならないダメージがでる。
   ただ重いだけの車輌だと遅くて体当たり自体が仕掛けにくく、ダメージもイマイチ。
   体当たり自体の出番が少ないため優先度は低いが、取得していると覿面(てきめん)に効果がある。
   また、敵に体当たりをされる事が多い車輌も被ダメージの軽減に効果的。
   体当たりの被ダメージの軽減には、拡張パーツの内張り装甲を併用するのも有効。
   体当たりについての詳細はゲームシステム参照。
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オフロード走行(Off-Road Driving) Edit
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Offroad.png スキル(Skill) 不整地での機動力を向上させる

   詳細
   各路面における機動力を以下の量向上させる。
   ・通常路面*15:スキル値*0.025(最大2.5%)
   ・軟弱路面*16:スキル値*0.1(最大10%)
   100%まで取得すると悪路での走行性能(加速力・旋回速度)がかなり改善される。
   が、湿地などにはそもそも入らないに越した事は無いため、実際には草原・雪原・砂漠における走行性能の微上昇がメイン。
   偵察車両の移動偵察時の機動力向上、開幕の定番ポイントへの移動時間の短縮、陣地転換のスムーズ化などに効果が高く、多くの車輌で有用な汎用性の高いスキルである。
   なお取得するとパラメータ表示の旋回速度が上昇するが、有志の検証によるとスキルの効果通り、通常路面・軟弱路面のみ旋回速度が上昇しているということらしい。
   路面についての詳細はゲームシステム参照。
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スムーズな運転(Smooth Ride) Edit
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Smoothride.png スキル(Skill) 車輌移動による照準精度低下を軽減する

   詳細
   車輌の前後動による照準の拡散をスキル値*0.04(最大4%)軽減する。
   車輌が静止中や旋回中には無効。
   車体旋回による拡散は軽減されない。
   ディレクティブの「ギアボックス調整」によって、効果を倍にすることができる。
   直線移動から短時間静止しての砲撃や、微速で直進しながらの砲撃、物陰からの飛び出し撃ちに有用。
   ただしスキル100%でも明確に実感できるほどの効果は得られない。
   砲塔のない駆逐戦車は車体旋回の頻度が非常に高いので、(職種が異なるが)砲手の速射(Snap Shot)よりも使い勝手は悪いだろう。
   あまり車体を旋回させる必要の無い左右射界の広い自走砲の場合、カウンター対策に前後動する際の照準拡散を抑えるのに一応有用。
   高TierのLT/MT/HTならば、拡張パーツの砲垂直安定装置(Vertical Stabilizer)による補正が20%と大きく、車体旋回時の拡散抑制に対応しているので、このスキルの優先度は相対的に低くなる。
   精度低下(照準拡散)についての詳細はゲームシステム参照。
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こまめな手入れ(Preventative Maintenance) Edit
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Maintenance.png パーク(Perk) エンジンの発火確率を低下させる

   詳細
   エンジン損傷時に火災が発生する確率を25%低下させる。例えば、出火率20%のエンジンなら、15%に低下する(出火率*(1-0.25)=出火率*0.75)。
   エンジン位置の関係で頻繁に火災に悩まされる車輌には効果的。
   なのだが、パッチv0.9.3で一部高Tier車輌のトランスミッションへの被弾による火災判定がなくなったため、当スキルの影は薄くなった。後ろを取られやすい車輌向けといえる。
   さらにパーク型であり、スキル型のオフロード走行(Off-Road Driving)等他スキルが有用だったり、燃料タンクからの出火には効果が無かったり、アイテムの自動消火装置(Automatic Fire Extinguishers)がクレジットで購入可能であるため、優先度は低め。
   共通スキルでスキル型の消火能力(Fire Fighting)とどちらを優先するかも考えどころ。
   火災についての詳細はゲームシステム参照。
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クラッチの名手(Clutch Braking) Edit
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Clutchbraking.png スキル(Skill) 車体旋回速度を上昇させる

   詳細
   車体旋回速度をスキル値*0.05(最大5%)上昇させる。
   このスキル効果によって履帯パーツに設定された旋回性能の上限を超えることができる。
   ディレクティブの「早業」によって、効果を倍にすることができる。
   修得前に車輌特性の吟味が必要。
   増加量が素の旋回性能に依存するため、重戦車など元々遅い車輌では効果が低く、一部の軽戦車などは逆に早くなり過ぎてカーブ時に横滑りするなど制御困難になる場合もある。
   また、旋回速度上昇に伴い旋回時の照準拡散も増大する。
   しかしながら、一部の車輌では修得優先度は高い。特に直進が高速で素の旋回が特別優れていない車輌の場合はできるだけ欲しいところ。車体正面のみが重装甲で側面に張り付かれると致命的な車輌や、頻繁に車体旋回を行う一部の自走砲などでも、取得を検討して良いだろう。
   ゲーム中に確認できる旋回性能は実際の旋回性能と異なる点に注意。
   ※性能パラメータ解説およびオフロード走行参照

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操縦手スキルコメント Edit
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無線手(Radio Operator) Edit

偵察や前線型の車輌で「状況判断力」があると便利。
自走砲や後方狙撃メインの駆逐戦車などは、味方の偵察情報を得るために「信号の増強」による通信範囲強化の優先順位が高い。が、現状のMAPサイズでは強化しなくとも充分な無線範囲を確保できる車輌も多い。
信号の増強や通信中継などは、索敵情報共有を強化し自車や味方チーム全体を強化できる。
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状況判断力(Situational Awareness) Edit
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Awareness.png スキル(Skill) 視認範囲を増加させる

   詳細
   視認範囲をスキル値*0.03(最大3%)増加させる。
   車長スキルの偵察(Recon)よりやや効果が大きい。効果は偵察と乗算される。
   他の無線手スキルの効果がイマイチなので、自走砲以外の車輌タイプではこれか共通スキルを選ぶ人は多い。
   なおシステム上の最大発見距離は445mだが、視認範囲は広ければ広いほど隠蔽率の高い相手を発見しやすくなるため多過ぎて無駄になるという事はない。
   偵察や待ち伏せ攻撃を行う際に特に有効。
   それ以外の車輌でも、必要なセカンダリスキルが揃った後にとりあえず覚えさせておいても良いだろう。
   車長が無線手を兼任している場合は、本スキルが偵察のほぼ上位互換になる(※重複効果あり)。車長が無線手を兼任しない車輌に乗換を検討していて、ゴールド節約で職能変更を避けたい場合は、能力は若干低下するが偵察で代用してもいいだろう
   視認範囲の計算はゲームシステム参照。
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報復要請(Call for Vengeance) Edit
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Vengeance.png パーク(Perk) 被撃破時に周囲にいた敵車輌の情報をより長く送信する

   詳細
   自車が撃破される時点まで無線手が負傷していなかった場合、自車の視界情報の味方への送信時間を2秒間延長する。
   ディレクティブの「執念」によって、送信時間を更に3秒延長することができるので、最大5秒間延長できる。
   元の発見状態維持時間が5~10秒とランダムであるので効果は実感しがたい。
   被撃破後の発見状態を元に連携がとれるClan Warsや中隊戦(Tank Company)向けのスキルだが、自分が撃破されたあとでわずか2秒間しか効果が無いと考えると微妙なスキル。
   撃破された時に無線手が負傷していた場合も完全に無駄になる。
   パーク型で100%にならないと発動しない事もあり、優先順位はきわめて低い。

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信号の増強(Signal Boosting) Edit
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SignalBoosting.png スキル(Skill) 無線通信範囲を増加させる

   詳細
   無線通信範囲をスキル値*0.2(最大20%)増加させる。
   元々の範囲が狭い無線機では効果が薄いものの、400m台からは100m近い拡張となり、目に見えて効果が実感できるようになる。
   特に低~中Tierの自走砲で有効。最終無線機の研究が済むまでの補強としても役立つ。
   MAPサイズは最大1000m×1000mであり、高Tierになると最終無線機の範囲も軒並み600~700m台になるため、有用性が薄れる。
   偵察を主とする車輌も検討する価値があるが、このスキルが欲しい軽戦車は大抵車長が無線手を兼任しているので、本スキルの習得ハードルは高くなりがちである。
   しかしながら、自走砲や駆逐戦車の無線範囲が狭い低~中Tier帯の場合、優秀な無線機を搭載しているアメリカ車輌などがこのスキルを取得していると非常に効果が高い。
   低~中Tierで乗り続けたい偵察車輌があるなら、取得の優先度を上げるのも良いだろう。
   かつて中隊戦(Tank Company)が活発だった頃は、低Tierのスカウト担当車輌で無線機の性能不足を補うために習得させることもあった。
   グランドバトルや期間限定のフロントラインモードなど、従来以上の広さの特殊戦場で戦う場合は、このスキルによってより遠くの戦場の動向も把握できるようになる。
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通信中継(Relaying) Edit
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Relaying.png スキル(Skill) 通信範囲内の味方車輌の通信範囲を向上させる

   詳細
   自車の無線通信範囲内にいる味方車輌の無線通信範囲をスキル値*0.1(最大10%)向上させる。
   たまに誤解されるが、自車そのものには直接の恩恵はない*17。
   自車の無線範囲が広く、なおかつ自車以外の味方同士の無線範囲がぎりぎり足りない場合に効果的では有るが、高Tierになると多くの車輌で無線範囲に困るケースはなくなるので有用性は薄れる。
   低Tierでも、ランダム戦のマッチングに狭いマップが多いため有用性は少ない。
   索敵情報を中継しても、ダメージアシストの経験値やクレジットは入手できない。ただし間接的にはチーム全体での戦果・勝率が上がり、勝利ボーナスで経験値とクレジットの増加につながるだろう。
   グランドバトルや期間限定のフロントラインモードなどマップがとても広い特殊戦場においては、従来マップよりは有用。
   とはいえ、視認限界と描画限界の関係上、高Tier車両の無線範囲が不足するという事態は稀。
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無線手スキルコメント Edit
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装填手(Loader) Edit

いずれもパーク型であるため、セカンダリスキルが100%にならないと発動しない。
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直感(Intuition) Edit
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Intuition.png パーク(Perk) 弾種切り替えを確率で即座に行う

   詳細
   弾種を切り替える(キーを2連打)際、17%の確率で装填度合を引き継ぐことができる。(弾が既に装填されている時には切り替え後の弾薬が装填済みになる。)
   当然ながら、発動しなかった際には通常通り0から装填し直す。
   発動した際は効果音が鳴る。
   このセカンダリスキルのみ、装填手2人とも保有すると効果が向上し、発動率が2倍の34%になる。しかし3人同時(フランスTier8~10の重戦車だけに存在)に保有した場合でも何故か効果は2人の時と同じ34%であるらしい。
   何らかの理由で砲弾を切り替える事が多い場合に装填のロスを若干減らせるスキル。
   (HEとAPを使い分ける、あるいはクレジット稼ぎ用の車両で金弾と通常弾を使い分ける等)
   とはいえ17%(約6回に1回)や34%(約3回に1回)では発動を前提として動くにはリスクが大きすぎるため、利用価値はやや低い。
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アドレナリン・ラッシュ(Adrenaline Rush) Edit
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AdrenalineRush.png パーク(Perk) 耐久力が減少したとき、装填速度を向上させる

   詳細
   搭乗車輌の耐久値が10%未満の場合、装填速度を9.1%向上させる。
   ぎりぎりのDPM勝負になった際に勝てる、かもしれないスキル。
   救急キットの再使用が可能になった事で、発動までの被弾で装填手が負傷して不発、という事態には陥りにくくなった。
   理論上、自走砲で活用できれば美味しいが、HPが低いためうまく発動させて生き残ることは非常に困難。
    
   実際に修得して恩恵が大きいのは、自分からDPM勝負を挑める脚のある車輌、特に強襲から相手の反撃までに2発目を撃てるどうかが重要になる比較的装填の早い車輌である。
   また、前線・後衛の役割をどちらもこなせる車輌であれば、HPが残り少なくなった後に後衛に下がる場合の火力向上に使える。
   ただし、敵の攻撃力に比べて相対的にHPが高い必要があり、低Tierの駆逐戦車などでは発動自体が難しい。
    
   脚が無くとも、豚飯あるいはハルダウンで鉄壁の防御が可能な戦車であれば、「撃たせてから反撃」の戦法において装填の隙に距離を詰められるリスクを軽減する効果を見込める。
   低Tierでは敵の装填速度が早いためこの戦法自体が機能しにくい。
   味方にわざとHPを減らしてもらう事で意図的に発動させる荒業もあるが、その手段が活用できるのは戦線最後方の自走砲ぐらい。しかし、敵自走砲の至近弾でも撃破されるリスク、終盤でのダメージ交換が実質不可能、HPを減らす作業で開幕の移動に支障が生じることや、攻撃してHPを減らしてくれた味方プレイヤーが味方攻撃行為のTK(チームキラー)で青名前となりアカウント処分されてしまうなど問題が多い。
   崖から落下してダメージを自分で食らってHPを減らす術もあるが、上手くHPを10%未満にすることは困難である。さらに場所によっては横転・水没・スタック(嵌まり)の危険もある。
   きっちりとHP計算をできるのであれば、壁を利用してHEの爆発ダメージで減らす(高確率で主砲が壊れるため修理キット必須)のが最も無難だが、これもランダムダメージの幅があるため確実とは言いがたい。
   とは言え、自爆ダメージがHPの10%を絶対に超えない車輌であれば、意図的に発動させる手段としてダメージ値を把握しておくのも良いだろう。
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弾薬庫保護(Safe Stowage) Edit
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SafeStowage.png パーク(Perk) 弾薬庫の耐久値を増加させる

   詳細
   弾薬庫の耐久値を12.5%増加させる。
   ディレクティブの「砲弾の整頓」によって、弾薬庫の耐久値を更に37.5%増加させることができる。
   弾薬庫が損傷すると装填速度が大幅に落ち、大破すれば一撃で撃破されてしまう。
   拡張パーツの湿式弾薬庫("Wet" Ammo Rack)に比べると効果量は4分の1だが、車体形状の関係で弾薬庫が頻繁に被弾するならぜひ取りたいスキル。
   また、両者はダメージ計算時に重複して計算される。
   ほんの少しの耐久値の差で大破爆散をぎりぎり回避できる事もあるため、装填手スキルの中では修得優先順位は高め。
   なお、耐久値とモジュールダメージ値の関係上、このスキルだけを修得しても損傷状態の回避には寄与できない場合が多い。
   詳しくはゲームシステム、および外部サイトで確認できる各車輌のモジュール耐久値を参照。
   *18
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装填手スキルコメント Edit
+ 装填手スキルコメント欄
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搭乗員スキルを選ぶにあたって Edit
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初めてのスキルの習得について Edit

セカンダリスキルの習得までの道のりは非常に長い。
ゲームを始めて数百戦程度では1つ目の100%にすら辿り着けないプレイヤーも多いだろう。
実際、車長スキルの第六感など初心者にオススメのスキルを得ようとしても、一つ目のセカンダリスキルを0%から100%まで伸ばすには 210,060 の経験値が必要*19で、1戦で得られる経験値を100とすると実に2,100戦も戦闘をこなす必要がある。入手経験値の少ない低Tierでは尚更長く厳しい道になるだろう。
そこで、以下にできるだけ戦闘数・時間を短縮する方法を記す。
多くの要素には課金要素(ゴールドの使用)が関係する。

   戦闘するTierを上げる
   経験値は戦闘に使用する車輌のTierが高いほど入手量も多くなる(敵も味方も平均HP量が増加するため、ダメージによる報酬が比例して増加する)
   しかしTierを上げることにより、自分以外の車輌も強くなり車輌の修理費・弾薬費も増大する。
   プレミアムアカウントの併用により負担を軽減することも出来るが、育成したい搭乗員で勝てる自信のあるTierを各自探してほしい。
   余裕があれば開発予定のルートの車輌の乗員の役割分担も視野に入れ、無駄なく様々な職能の乗員を育てるようにしたい。
   目安としてはTier5付近を利用するとクレジットが赤字になりにくく、概ね全体の車種・職能を網羅できる。セカンダリスキル未入手でも育成しやすいだろう。
   訓練レベル(プライマリスキル)100%乗員を雇用/訓練にタンクアカデミーを選択する
   スキル習得においては、プライマリスキル100%乗員はスタートラインである。
   無課金の20,000クレジットコース(軍士学校、75%乗員)の場合、まず訓練レベルが100%に成長するまでに約7万もの経験値を必要とする。この間、セカンダリスキルの習得どころか基本能力の低い乗員で戦う事になり、活躍の難しさから獲得経験値も少なく、ますます道のりが遠のいてしまう。
   なお、100%乗員自体は雇用以外にミッションで入手できる機会がある他、戦友や第六感付き100%乗員がセットになっている課金車輌を購入する手もある。
   配布戦車や課金戦車で戦闘する
   育成したい搭乗員を配布戦車や課金戦車に乗せて戦闘する。
   プレミアム戦車は同じ車種*20の車輌であるなら、搭乗員を課金戦車専用に再訓練しなくても適正ペナルティなしで戦闘経験値を取得することができ、さらにプレミアム戦車ボーナスを得ることができる。
   入手経験値量を底上げする
   詳しくは搭乗員経験値の獲得を参照。
   戦闘するTierが基本値を底上げする事に対し、こちらは基本値に補正を得て増加させる方法。
       アイテム
       プレミアムアカウント、パーソナルリザーブなどを活用する。
       特にプレミアムアカウントは様々な入手ボーナスと重複するため、集中的に運用する事で大幅に効率を上げる事ができる。
       パーソナルリザーブはミッション報酬など入手機会が多いので、無課金でのプレイならばこちらを最大限活用しよう。
       乗員
       訓練レベル100%の車長が用意できた場合は、車長スキル教官を利用することができる。
       ただしこれは車長以外の乗員の取得経験値増加であり、車長スキル枠を一つ使用するので、車長の育成には効果的ではない。車長の経験値増加には、エリート化後通常戦車またはプレミアム車輌で搭乗員訓練の促進をする必要がある。また、最初のセカンダリスキルに教官を選ぶ場合、第六感を後回しにすることになるので、初心者にはおすすめできない。
       加えて戦友を取得していれば、教官の効果を増加させることができる。
       しかし戦友所持の課金車輌付属乗員をそろえられない場合は、戦友所持の女性乗員の用意または戦友未所持の乗員をセカンダリスキル一つ分育成する必要があり、難易度は高い。
   セカンダリスキルの「向上」機能を使う
   フリー経験値は規定のレートでセカンダリスキルの成長に使用する事ができる。
   フリー経験値の入手量は一律で戦闘毎の入手経験値の5%だが、前述したプレミアムアカウントやパーソナルリザーブで増加させる事ができる。
   車輌の余剰経験値があるなら、ゴールドでフリー経験値に変換する手もある。*21
   なお、これらはイベント期間中にミッション報酬としてフリー経験値の入手量に倍率が掛かったり、スキル向上のレートが上昇する*22場合もある。告知を見逃さず、上手く活用していきたい。
   女性車長で習得する
   パーソナルミッションの一定条件*23をクリアすることで加入する女性搭乗員は初期状態からプライマリスキル100%・「戦友」スキル100%・2つ目のセカンダリスキル枠(未割当)100%を有している。女性搭乗員を採用し、2つ目のセカンダリスキル枠を欲しいスキルに割り当てることで一気に100%にすることができる。難点はパーソナルミッション自体の難易度が高めである点。
   女性搭乗員はイベント報酬として配布される場合もあるが、パーソナルミッション報酬の女性搭乗員と異なり必ずしも「2つ目のセカンダリスキル枠(未割当)100%」を有しているとは限らない点に注意。

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搭乗員の人数が与える影響 Edit
+ 以下長文により格納
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職能ごとのスキル習得における考察 Edit

戦友は搭乗員全員が習得する必要のあるスキルであり、ネイティブスキルの戦友が実装されている以上解説が複雑になるため、本稿では省略した。

   車長
   多くの戦車で「第六感」が筆頭候補となるが、隠蔽率が0に近い重装甲車両(Mausや日本重戦車)では他スキルを優先する選択もある。また、きちんとした育成計画がなされているのであれば(または乗員が多い車輌ならば)「教官」も早期習得の恩恵(他乗員のスキルによる戦果拡大やエリート化後の倍速訓練が車長に行われる機会が増える反映)が大きい。
   第二スキル以降の候補は細かい車種や戦術で異なるが、大雑把に軽戦車・駆逐戦車では「偵察」「カモフラージュ」、その他は共通スキルを求めると良いだろう。
   逆に「鋭い視力」「なんでも屋」は序盤の習得には不向き。決して弱い効果ではないが、活用には他スキルとの併用や装備の工夫が不可欠なため熟慮を要する。
   操縦手
   固有スキルには「オフロード走行」「クラッチの名手」「小まめな手入れ」など有力な選択肢が多い。
   特に「オフロード走行」は移動全般に効果があり快速の強化から鈍足の補助まであらゆる車輌にマッチする万能スキル。特に希望が無いのならこれで問題無い。
   機動力強化の2番手は「クラッチの名手」、上昇量が高くスキルが育てば目に見えて旋回が早くなる。旋回速度の鈍さに困っている車輌におすすめ。
   「小まめな手入れ」はドイツや中国など火災率の高い車輌には優先度が高いだろう。火災率が低い車輌であろうとも万一にも火災ダメージをフルで喰らえば壊滅的なダメージを受けることになる為、消火キットを外してオイルやレーション、速度制限の解除などを採用する場合にも出来るだけ取得しておきたいスキル。
   飛び出し撃ちが多い中・重戦車は「スムーズな運転」に適正が高いが、上昇量が低い上に砲塔旋回での拡散には効果が無い為、強力かつ万能な操縦手スキル群に比べると若干見劣りする。
   更に限定された状況でしか効果を発揮しない「衝突の制御」も効果自体は絶大であり、車体が重く機動力の高い車輌であれば体当たりが必殺の武器になり得る。しかし体当たりをどれだけ強化しようと履帯を切るだけで簡単に防げてしまうのでやはり他のスキルに比べると見劣りするところ。
   操縦手は一部の兼任車輌を除き、兼任が一切ない専任職であるため、汎用性が高い専門スキルを習得するのが良いだろう。
   砲手
   「速射」は車体を動かすと効果が発揮できない為、自走砲や駆逐、または遠距離の得意な車輌全般に効果が高い。逆説的に至近距離を得意とする車輌は車体を動かしながら戦う事が多い為効果が低いと言える。
   「兵器工」は主砲を攻撃されて破損しやすい重戦車や重装甲駆逐戦車に向く。
   「射撃の名手」はオートローダーや機関銃など手数の多い戦車に向く、モジュール破壊や乗員負傷は強力ではあるのだが上昇値が低い事に注意が必要。
   「指定された目標」は自分で発見した車輌にしか効果が無いため近中距離戦を得意とする車輌向けと言える。
   いずれも効果を発揮するには戦車との相性や研究ツリーの計画性が欠かせない。
   無線手
   視界範囲を拡張する「状況判断力」か共通スキルが安定。
   概ね車輌の役割に応じて「状況判断力」「カモフラージュ」「修理」が第一候補となるだろう。
   自走砲に限り「信号の増強」は有効で、後続車輌の無線機の研究を後回しに出来るメリットがある。
   車長以外の他職能が兼任することも多い(主に装填手)ので、どちらを優先するか迷うところだ。
   本業の無線通信の能力は、あまり役に立たないので、省かれる傾向にある。
   装填手
   固有スキルでは「弾薬庫保護」が最も無難な選択肢と言える。弾薬庫が頑丈で損をする事は無い。
   弾薬庫が壊れやすい車輌にはできるだけ欲しいが、あまりに耐久値が低い車輌では焼け石に水なので、そのあたりも考慮して共通スキルとの優先順位を決めよう。
   「直感」「アドレナリン・ラッシュ」は発揮できる機会が少なく存在自体が疑問視されるスキルであり取得する価値はほぼ無い。

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車輌タイプ別の取得スキル例 Edit

車輌タイプ別の取得スキルの一例を示す。
各車輌タイプにおいて、職能別に優先して取得したいスキルを2つ紹介している(取得順ではない)。
これは例に過ぎないので、プレイヤーが実際に使用する車輌・装備・知識・スキルリセットの使用可否・課金有無・搭乗員再訓練等を考慮してセカンダリスキル選択を各自で考えてほしい。

   軽戦車
   機動力と高隠蔽を武器とする軽戦車は、その長所を伸ばし生存性と支援能力を強化する事が望ましい。
   他車種に比べ乗員数3~4名の車輌が多く、共通スキルを得やすい代わりに兼職が多い難点がある。
   固有スキルでは、低耐久を補う為の発見状態の知覚「第六感」、高機動を伸ばす為の「オフロード走行」、視界の狭さを補う為の「状況判断力」を是が非でも取得したい。共通スキルでは敵から発見されにくくなる「カモフラージュ」の優先度が最も高い。
   しかし、二番手にも「偵察」「クラッチの名手」など有力候補があり、求められるスキルの多くが車長・操縦手に集中してしまうのが辛いところ。微量ながら機動性から隠蔽性まで底上げできる「戦友」も是非欲しい所だが、乗員が相当熟練するまでは選択しづらい(戦友つき乗員を入手できれば良いが)。兼務次第では優先順位で大いに頭を悩ませる事になる。
   一方で砲手と装填手には軽戦車に合ったスキルが少なく、特に戦術的な希望がなければ「カモフラージュ」を早々に選択してしまって構わない。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   カモフラージュ	カモフラージュ
   速射	オフロード走行
   カモフラージュ	状況判断力
   カモフラージュ	カモフラージュ
   弾薬庫保護
   中戦車
   車輌特性やプレイスタイルによって最も違いが出るため、一概にお勧めできるスキル構成は難しい。
   総じて視界が長めでそれなりの機動力や隠蔽性を持っている車輌が多い為、カモフラージュや機動力を伸ばすスキルで立ち回りやすさを補強していくと良いだろう。
   DPMを強みとする車輌が多いので、「弾薬庫保護」も候補に入れておきたい。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   カモフラージュ	速射
   カモフラージュ	オフロード走行
   クラッチの名手	状況判断能力
   カモフラージュ	弾薬庫保護
   カモフラージュ
   重戦車
   被発見状態が多く、相手の攻撃を受ける役割の重戦車は「修理」「兵器工」「弾薬庫保護」などモジュールにダメージが入る前提のスキルが候補になるだろう。重戦車であっても、発見状態を知ることで通行料を抑えられたり、敵の存在を予測できるので「第六感」は変わらず有効だ。
   車輌によっては車長以外の乗員負傷対策に「なんでも屋」や、快速戦車に接近された時の対策として「クラッチの名手」を取得する選択肢もある。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   修理	修理
   消火	修理
   スムーズな運転	修理
   消火	弾薬庫保護
   修理
   駆逐戦車
   基本的にマップ端に隠れ潜み、遠距離から強力な一撃を叩き込む駆逐戦車には先手を取る為の隠蔽性や砲性能の補助が求められる。
   耐久に難のある車輌が多い為、敵に発見された事を知覚する為の「第六感」、そして素早いポジショニングの為の「オフロード走行」、そして何より見つからない為の「カモフラージュ」の優先度が高い。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   カモフラージュ	カモフラージュ
   速射	オフロード走行
   カモフラージュ	カモフラージュ
   状況判断能力	カモフラージュ
   弾薬庫保護
   重駆逐戦車の場合は上記と異なり、重要度の高いスキルは重戦車に近くなる。
   車長スキルでは相対的に「第六感」よりも「なんでも屋」や「修理」の価値が高まり、加えて砲手スキルでは「速射」「兵器工」、操縦手スキルでは「クラッチの名手」が候補に挙がる。鈍足車両の常として味方に置いていかれやすい為、無線手スキルはやはり「状況判断能力」が安定するだろう。
   限定旋回であるために履帯を切られると重戦車以上に危機的な状況になる。無抵抗で殴られ続けないためにも共通スキルの「修理」は早めに取得しておきたい。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   なんでも屋	速射
   兵器工	クラッチの名手
   修理	状況判断能力
   修理	修理
   弾薬庫保護
   自走砲
   後方から間接射撃を行う自走砲にとって、スキルの選択で悩む事は少ないだろう。
   重要度の高いスキルは「第六感」「速射」「クラッチの名手」「戦友」、続いて「オフロード走行」「信号の増強」といったところ。この内被るのは操縦手のクラッチの名手とオフロード走行ぐらいで、基本的に各乗員がセカンダリスキル2つあればまず困る事はない。
   個別に解説すると、「第六感」は微妙な距離で敵の偵察に引っかかった場合や陣地転換時に有効、「速射」はレティクル拡散を抑え射撃精度を上げる、「クラッチの名手」は攻撃方向の調整や自衛能力の強化、「戦友」は装填速度と始めとする様々な能力を強化である。
   次点の「オフロード走行」は陣地転換を得意とする車輌ならクラッチの名手より優先する価値がある。また、「信号の増強」は無線の弱い*24味方とも連携し易くなる。
   言うまでも無く、装甲もHPも脆弱な自走砲に耐久系スキルは無用の長物であり、取得する必要は無い。
   車長	砲手	操縦手	無線手	装填手
   第六感
   戦友	速射
   戦友	クラッチの名手
   戦友	信号の増強
   戦友	カモフラージュ
   戦友