日本 Tier9駆逐艦 夕雲

諸元
主砲解説
装填時間は陽炎からは改善されており、同門数でも純粋にDPMが伸びている。射程は12kmと日駆らしからぬ長さ。砲塔旋回は重いので、舵を切りながらの乱射は苦手。スキル「歯車のグリスアップ」やUGで補うと扱いやすさが一変する。
DPMこそ砲駆には及ばないが、終盤の駆逐同士の撃ち合いでは「隠蔽差で先手を取って微差で押し切る」「引き撃ちと回避盾で優位を取る」形を狙おう。
魚雷解説
中期魚雷はいわゆるF3魚雷。回避猶予8.8秒、雷速76ノットの高性能だが射程が8kmしかないインファイター向け。同Tierのレーダー艦の射程を考えると、かなりリスクのある選択肢になる。
後期魚雷はTier10並みの高威力と12 kmの長射程を持った安定した魚雷。
どの型でも発見距離は1.8 km前後。
魚雷装填ブースター(TRB)を装備すれば、疑似的に16本の面制圧が可能で、島風顔負けの投射密度を短時間で叩き込める。
抗堪性
素のHP15,500はTier9最下位クラス。艦長スキル「抗堪専門家」は必須。
機動性
速度旗+エンジンブーストでようやく38ノット台になる。転舵性能は悪くないが、加減速で撒くより隠蔽で切る方が安全。
隠蔽性
陽炎からは少し増えるものの、依然として同Tier最良クラス。
消耗品解説
前Tierの陽炎と同じく、発煙装置と魚雷装填ブースター(TRB)は択一。
総評
良隠蔽と高い魚雷性能を併せ持ちながら、前Tierと比べて火力も底上げされた日駆の進化形。
前半は隠蔽差で情報優位を取り、味方と連携して対面駆逐を追い払おう。中盤~終盤にかけても、隠蔽差で常に優位を確保しつつ、魚雷を流しながら適宜必要な場所にサポートに入ろう。
史実・小ネタ
夕雲型駆逐艦は、陽炎型駆逐艦の改良型として計画された。史実では19隻が就役している。陽炎型との差異は、見た目上はほとんどない。