Tier5 ソ連 巡洋艦 キーロフ

Last-modified: 2018-03-24 (土) 19:08:54

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基本情報

Kirov.png
艦名キーロフ艦級キーロフ級巡洋艦進水1938年排水量9105トン全長191.4m17.7m出力113500馬力

性能諸元

テンプレートver.1.0.0.0
編集時ver.1.0.0.0
Tier5国家ソ連派生元スヴェトラーナ
艦種巡洋艦種別ツリー艦艇派生先ブジョンヌィ


関連艦艇モロトフ

基本性能

抗堪性継戦能力(HP)18,704
防郭防御7.50%
火災浸水耐性11.00%
装甲5.60%
対水雷防御7.50%
機動性
(操縦性)
最大速力35.43ノット[kt]
加速時間
(最大速度)
17.15秒
転舵速度6.00角度/秒
転舵所要時間7.30秒


隠蔽性通常副砲主砲火災煙幕
海面発見距離8.70km--0.0km0.0km
航空発見距離0.0km-0.0km0.0km-


搭載兵器

主砲船体兵器名/口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填旋回速度弾種射程
-180mm L/57 MK33基x3門HE弾 504(5.00%)
AP弾739
13.00秒8.80角度/秒-10.81km


魚雷兵器名/口径搭載基数×門数(片舷指向門数)射程雷速最大ダメージ装填時間180度旋回発見距離
-533mm2基×3門(3門)4.20km66.69kt324842.00秒19.80角度/秒0.0km


対空砲船体兵器名/口径搭載基数×門数秒間平均ダメージ射程
-大口径対空砲0基×0門743.60km
-小口径対空砲0基×0門301.50km


艦艇スキル

  • 対空警戒I
    • 20秒間、大口径対空砲ダメージ+50%、小口径対空砲ダメージ+25%、クールタイム75秒

搭載可能装備

  • アイテム
    • 艦艇修理
      • 修理班
      • 上級修理班
    • 艦艇防御
      • 応急修理班
      • 上級応急修理班
  • 軍需物資
    • 高品質石炭
    • 高級船員食料
    • 予防整備パック
    • 改良型ディーゼルエンジン
    • 追加対空弾
    • 航空機用精製燃料
    • 補給パック
  • 装備
    • 兵装
      • 射撃システム改良I
      • 主砲改良I
      • 主砲改良II
      • 魚雷発射管改良
    • 防御
      • ダメージコントロールシステム改良I
      • 操舵装置改良I
      • 推力改良I
      • 兵装改良II
    • 適性
      • 兵装改良I
      • 魚雷防御I
      • 操舵装置改良II
      • 推力改良II

アップグレード

船体 4/4
主砲 4/4
魚雷 4/4
火器管制 4/4
防空 4/4
エリート艦艇特性

  • 巡洋艦近代化改修
    • HP:+2%、対空火力:+5%、主砲旋回速度:+7%
  • 新型砲撃照準器
    • 主砲射程:+4%
  • 勲功
    • 勲功アップ:+10%

ゲーム内説明

ソ連の歴史ある巡洋艦。
その最大の特徴は独自の3連装砲塔に搭載された180mm主砲9門で、驚くほど長い射程を誇った。

解説

これまでのロシア帝国&ソ連巡洋艦ツリーと使い勝手が大きく変わる。
主砲の一撃が重たくなり強力だが、装填時間が長く、小回りに欠け、隠蔽も悪く、打たれ弱い

  • 主砲
    180mm砲3連装が艦首に2基、艦尾に1基装備されている。
    AP弾が強力なのでAP弾主体でも十分強いが、HE弾の火災発生率もよいので、うまく使い分けると攻撃がはかどるだろう。
    従来の手数型から、3連装3基で装填時間も長くなるなど、主砲の使い方が一変しており、一発一発の重みが大きくなっている。
    従って前身までのような、短めの装填時間&砲門数の多さでバンバンHE弾撃ちまくって燃やせ燃やせ一辺倒のやり方とは勝手が変わるので慣れるまでとまどうだろう。
  • 魚雷
    片舷に1基3門ずつ、装填も射程もよいわけではないので、牽制もしくは護身用という意味合いが強いか。
  • 機動力
    速力は、前身のスヴェトラーナより伸びるし同格巡洋艦と比較してもよいほうだが、旋回がいまひとつ。
  • 対空
    なかなかの対空能力があり、対空警戒Iスキルを併用するとそこそこ撃墜してくれる
  • 強化
    編集待ち

史実

キーロフ級軽巡洋艦(Project 26/26bis/26bis2)は、ソ連の第二次五カ年計画で建造が認められた。
当時のソ連には単独で最新鋭の巡洋艦を開発する能力が存しなかった。
ロシア内戦によって多くの貴族・資産階級が国外へ亡命し多くの知識人が流出した故にである。

 

ソ連は本艦開発にあたって国外へ協力を求め、国際的孤立にもかかわらずイタリアの協力を得ることができた。
ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦の設計図や技師の教育等の提供を受け、キーロフの建造は実現した。
主砲は、当初152mm砲を搭載する予定だったが、ソ連で調達可能な152mm砲は旧式のものしかなく、よい選択ではなかった。
幸い、黒海艦隊の軽巡洋艦クラースヌィイ・カフカースに搭載していた180mm/60砲の評判がよかったため、その改良型の180mm/57砲を採用し、3連装砲塔3基に合計9門を搭載した。
ロンドン条約では180mm砲は重巡洋艦の区分となってしまうが、国際社会の孤児であるソ連は条約に批准していないので、そういった制限を気にしなくてもよかった。
対空砲には100mm/57両用砲6基と45mm/46高角砲を6基を搭載した。その後増強が都度加えられてゆき、最終的には100mm/57両用砲8基と37mm/67高角砲10基となった。

 
キーロフ級巡洋艦一覧

キーロフ級巡洋艦一覧
※キーロフ級軽巡洋艦には、共産党の功労者の名がつけられた。

艦名Project造船所起工進水竣工所属解体処分
1番艦キーロフ
英: Kirov
露: Киров
26レニングラード1935年
10月22日
1936年
11月30日
1938年
9月26日
バルチック艦隊1974年
2月22日
2番艦ヴォロシーロフ
英: Voroshilov
露: Ворошилов
26ニコラエフ1935年
10月15日
1937年
6月28日
1940年
6月20日
黒海艦隊1973年
3月2日
3番艦マクシム・ゴーリキー
英: Maxim Gorky
露: Максим Горький
26bisレニングラード1936年
12月20日
1938年
4月30日
1940年
12月12日
バルチック艦隊1959年
4月18日
4番艦モロトフ
英: Molotov
露: Молотов
26bisニコラエフ1937年
1月14日
1939年
12月4日
1941年
6月14日
黒海艦隊1972年
4月4日
5番艦カリーニン
英: Kalinin
露: Калинин
26bis2コムソモリスク
・ナ・アムーレ
1938年
8月12日
1942年
5月8日
1942年
12月31日
太平洋艦隊1963年
4月12日
6番艦カガノーヴィチ
英: Kaganovich
露: Каганович
26bis2コムソモリスク
・ナ・アムーレ
1938年
8月26日
1944年
5月7日
1944年
12月6日
太平洋艦隊1960年
2月6日
 
第二次世界大戦

第二次世界大戦

キーロフとマクシム・ゴーリキーはバルチック艦隊の巡洋艦として冬戦争・独ソ戦・継続戦争を戦った。

 

1941年6月にナチスドイツ軍は独ソ不可侵条約を破りソ連への侵攻を開始した。
ドイツのレニングラード方面軍はバルト3国を北上しながらエストニアのタリンをまず目指した。
キーロフはラトビアのリガ湾や、タリン港で海上からの砲撃による火力支援を行いドイツ軍を苦しめた。
しかしバルト3国はドイツが占領しタリンも陥落した。

 

ソ連北西方面司令のヴォロシーロフ元帥が撤退命令を出さないでいたため、
タリン港にいたバルチック艦隊のクズネツォフ提督はスターリンに直接タリン港脱出の許可を得た。
バルチック艦隊はキーロフを旗艦としてタリンを撤退しクロンシュタットへ入った。
しかしながら、撤退開始の遅れからバルチック艦隊はドイツ空軍の空襲により多くの被害を受けた。

 

ドイツ軍はレニングラードを包囲封鎖すると兵糧攻めを開始した。約900日続くレニングラード包囲戦である。
キーロフはクロンシュタットからレニングラードへ移動し、ドイツ空軍の空襲に終始晒されながらも火力支援攻撃でドイツ軍に対抗した。
キーロフはドイツ空軍による直撃を数発受け、2ヶ月あまりを修理に費やした。その間に対空砲が強化された。
ソ連の反転攻勢が始まり、レニングラードのソ連軍も、キーロフなど陸海軍の火力を総結集してドイツ軍の包囲を撃破した。
キーロフやマクシム・ゴーリキーはレニングラード解放後は、ドイツと戦うことはなく、フィンランドとの継続戦争に従軍した。

 

冷戦時代
キーロフ級軽巡洋艦は全て第二次世界大戦を乗り越えた。
冷戦時代に入ると各艦は第一線を退き、練習艦や標的艦などに使われ、20世紀後半に順次解体処分となった。
キーロフ級の名は冷戦時代末期に生み出されたキーロフ級原子力ミサイル巡洋艦に引き継がれ今日にいたる。

 

WG公式によるKirovの史実動画

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