うらしま効果

Last-modified: 2006-12-30 (土) 11:01:22

うらしま効果(うらしまこうか)

 

特殊相対性理論と呼ばれる物理学の理論。

 

詳しい説明は省くが、簡単に言えば
光速に限りなく近い速度で移動する物体の中では
通常時と時間の進みにズレが生じる。
たとえば地球上から打ち上げた宇宙船が、亜光速で宇宙を旅して戻ってきた時。
地球にいる人には10年ぶりの再開であっても、その宇宙船に乗っている人から見ると
場合によっては1日しか経過してなかったりする現象のことを示す。
「久しぶりだな、長旅ご苦労様。」
「大げさだなあ、昨日会ったじゃないか。」
なんて事が起こる。

 

亀を助けて竜宮城へ行った漁師が、戻ってきた時に何十年も経っていたという
童話「浦島太郎」があるが、それが「うらしま効果」と呼ばれている所以である。