第二回超TD祭り 全タワーディフェンスで大討伐

アンナ

――はい？
兜とモンスター娘さんのコピーが暴れている、ですか？

ソーマ

は、はい。前線からの確かな情報です。
アイギス神殿付近に出現した魔物の群れに、
あの兜と、あのモンスター娘さんのコピーが混じっていると！

ユキザクラ

兜と言えば、城娘さんたちのいる、
日ノ本に出没する魔物の類、でしたよね？

ヴァイス

モンスター娘のコピーの方は……。
ああ、あの不思議な見た目をした、
ふわふわとした、その、何というか、何かだったか。

フジムラサキ

……それって、どちらも異世界由来よね？
まさか、アイギス神殿が異世界に繋がっているの？

アンナ

もしそうなら一大事です。
誰も巻き込まれていないと良いのですが……。

？？？

――くっ、余を誰だと思っている！
えぇい、離れろ！　不敬だと思わぬか！

アンナ

悪い予感が的中しましたね……。
王子、誰かが襲われています！
急ぎ救出に向かいましょう！

…………。
…………………。
――数分後。

？？？

はぁ……はぁ……。
目覚めたばかりだというのに、
まさかこんな目にあうとは……。

アリサ

目覚めた、ばかり？

？？？

ん、あぁ、いや……。
先程までこの神殿で昼寝をしていたのだ。
それより、助けてくれたこと、礼を言わせてくれ。

カザキリ

（どうにも、不思議な雰囲気の方ですね。
どこか我々のような付喪神、
あるいは異世界の城娘たちにも似た気配を感じます）

ヨユキ

（でも妖怪っぽい気配は感じないなぁ……。
通りすがりの、ちょっと気配が怪しい女の子かもよ？）

カザキリ

（……では、そういうことで）

フローガ

――王子、魔物の出現原因が分かりました。
どうやらこの奥に発生した、
時空の歪みが、別の場所につながっているようです。

アンナ

時空の歪み……異界の門とは違うのですか？

フローガ

えぇ、それにこれまでに観測したことのない、
巨大な魔力の波動も感じられます。

アンナ

……アイギス神殿の近くに生じた時空の歪み、
このまま放置しておくわけにはいきませんね。

王子、調査隊を編成し、
歪みの向こう側で何が起きているのか調べるべきだと――

？？？

――ま、待たれよ！
余にもその調査、手伝わせてくれまいか！

えぇと……歪みの向こうに、
余の知人がいるかもしれないのだ！

アンナ

なるほど……そういうことでしたら……。
ですが、この先は何が起きるか分かりません。
私たちから離れないでくださいね？

？？？

うむ、かたじけない。
余の名は魔王城という。どうか、よろしく頼む。

アンナ

……ま、まおーじょー、ですか？
変わったお名前ですね……。
ではマオージョーさんと呼ばせてもらいますね。

それでは王子、調査隊の編成をお願いします！

アンナ

――ここはいったい……？

フローガ

城娘さんたちのいた日ノ本とは違うようですね……。
この歪んだ魔力、何というのか、
いくつかの力が混ざり合っているかのような。

殿

…………？

少年

あいたたた……。
えっと、ここは……どこ……？

アンナ

あなた方は……殿陛下に、
モンスター娘さんたちのところの……？

少年

あっ、ご無沙汰してます。
えぇっと……つかぬことをお伺いしますが、
このあたりで黒い翼の女の子を見かけませんでしたか？

アンナ

黒い翼の……？
いえ、我々も今、この異空間に侵入したばかりで……。
ともあれ、まずは原因の調査を――

グリム

――くっくっく。

？？？

――ふっふっふ。

九尾

……吾も、それに付き合わねばならぬのか？

グリム

雰囲気作りは大事なんですー。
ほら、こんな機会滅多にないんですから。

九尾

やれやれ、特別じゃぞ……。
――くふふ……。

アンナ

あれは……グリムさん！？

少年

マウロさん！！

ヨユキ

九尾！　あぁ、もう！　久しぶり！！
久しぶりなのは良いんだけど……何してるの？

マウロ

アルジ！　ようやく追いついてきたな！

リキュノス

竜人……いや、この少年の知り合いということは、
モンスター娘殿……なのか……？

マウロ

わかってるじゃないか！
ボクはブラックドラゴン娘のマウロ！
この偉大な実験のシュボーシャのひとりだよ！

フローガ

偉大なる実験……ですか……。
いったい何を企んでいるのですか？

グリム

ふっふっふ、話せば長くなるのですよ。
ある日、空間の歪みを見つけてですねー。

マウロ

そこで出会ってイキトーゴー！
みっつの世界が交わったここで、
異界召喚装置を作っちゃったってわけだよ！

九尾

……少々軽率かと思いはしたが、
吾らの利害関係は一致しておったからな。

グリム

というわけで、この空間のエネルギーを使って、
無限に色々召喚したりー、
すっごい切り札を開発したりするのでー……。

王子、研究予算くれますかー？

王子

…………（ふるふる）

グリム

だめでしたー。
では、ここはひとつ、実力行使ということでー。

魔王ガリウスのコピー

…………。

織田信長のコピー

…………。

マオージョー？

（なっ……やはりあのお姿は……！！）

グリム

さぁ王子さま、どどーんとばばーんと、
実験継続をかけた戦い、始めちゃいますよー。

マオージョー？

王子殿、で良かったか……？
やはり、私の知り合いがあちらにいるようだ。
どうかこの戦い、助力させてほしい。

アンナ

何か事情があるようですね……。
こちらも少しでも多くの戦力が欲しいところです。
――おふたりにも、協力をお願いできますか？

殿

…………（にっこり）

少年

もちろんです！
あぁもう、他所様の世界に迷惑をかけるなんて！

アンナ

では王子、戦いの指揮をお願いします！

？？？

――ふふふ、妾に挑んでくるとは。
敵の雑兵たちも見事な心意気である！

シャディア

数に任せて押してくるとは……。
ソレイア殿、そちらは無事か！？

ソレイア

うむ！　妾は女王であるがゆえな！
――むっ、安土城、後ろに気をつけよ！！

安土城

……くっ、きりがない。
ソレイアだったか、助言感謝する。

グリム

んっふっふー。
城娘ちゃんにモンスター娘ちゃん、
ついでにシャディアちゃんのデータが集まっていきますねー。

シャディア

グリム！　また王子に叱られたいのか！
これは間違いなくお説教コースだぞ！

グリム

えぇー、お説教は嫌ですけど、
でもこんなに魅力的な研究環境、
なかなか得られるものじゃないですしー。

安土城

……あの娘は、いつもあんな調子なのか？

ソレイア

ふふふ、元気があって良いではないか。
ゲシュペンス島に誘ってやりたい程だ。

安土城

ゲシュペンス島には、あんなとんでもない思考の娘に
並ぶような個性の持ち主が、大勢いるということか……！？

ソレイア

まあ、個々がやりたい放題ではあるな。
風紀の乱れが著しい。

安土城

実に恐ろしい。
しかし、新しい価値観であるのは間違いない。
惹かれるな、ゲシュペンス島。一度行ってみたいものだ。

殿

…………。

安土城

む……どうかしたか？

……ああ、そうだな。
所領にいる城娘たちも、中々の個性の持ち主だったか。

シャディア

……苦労話は戦いが終わってから聞くとしようか。
王子、次の敵が来るぞ！　気合を入れろ！

王子

…………！！

九尾

――くふふ、苦戦しておるようじゃな。

少年

あ、当たり前ですよ！！
こんな物量……王子さん、殿さん、大丈夫ですか！？

王子

…………（こくり）

殿

…………（にっこり）

魔王ガリウスのコピー

……何故、我は斯様な空間にいる。
我が身は滅び、その魂すら――

王子

…………。

魔王ガリウスのコピー

――そうか、これは偽りの世界。
我が身は魔力の歪みがもたらした、
いっときの幻ということだな。

マオージョー？

（ああ……我が城主よ、写し見であれど、
記憶のかけらが……）

織田信長のコピー

………是非も無シ。

殿

…………。

少年

（ああ、あの王子さんや殿さんでも苦戦するんだ……。
しゃべる余裕すらないなんて……！）

マウロ

……自分がコピーだと気付くなんて。
さすが異世界でも最強と名高い者たちだね。

グリム

ゲシュペンス島には、
めちゃくちゃ強い子っていないんですかー？

マウロ

それはボクのことだね！
最強とはブラックドラゴン娘のこと！
つまり、最高にカッコイイボクのことさ！

九尾

何じゃ、ならば次はマウロが実験をしてみるか？

マウロ

それだー！
よーし、最強のブラックドラゴンが最強たるゆえん、
みんなにみせてやるからなー！

王子

…………少年、まだ、戦えるか？

少年

…………！！

は、はい！　大丈夫です！！
王子さん、殿さん、頑張りましょうね！！

殿

…………（にこにこ）

マウロ？

――くっくっく。

少年

マウロさーん！
そろそろ終わりにしましょうよー！

マウロ？

まだまだゼンゼン負けてないし！
むしろ勝ちそうなくらいだし！！

少年

そんなこと言って、
異世界の人にまで迷惑かけちゃだめですよー！

ソレイア

普段から手のかかる娘ではあったが、
今回は更に拍車をかけているな。
皆にも迷惑をかける。

マウロ？

なんだとー！？　誰が迷惑なんだよ！
ボクは弱いヤツをいたぶってただけじゃん！

ソレイア

それが悪いというのだ！
今度という今度はお説教だけではすまさぬぞ。

江戸城

……彼女は、えぇっと、
本来は皆さんの味方、なのですよね？

少年

マウロさんは、
何をするにもイタズラの範疇が広すぎんです……。

江戸城

（あっ……。
だいぶ苦労させられているのですね、この少年は……）

マウロ？

だーっ！！
勝手に話を進めるなー！！
それよりボクのこの姿を見て、もっとカンソウとかないの！？

ソレイア

……派手になったな？

少年

ちょっとかっこいいかなって。

江戸城

禍々しさもまた、敵を威嚇するには重要ですよね。

殿

…………（こくこく）

王子

…………（こくり）

マウロ？

これを見ても、そんなこと言ってられる……？
左手にはマオーの力を！　右手にはノブナガの力を！
そう、この姿こそカンペキなボクの新形態――

マオージョー？

まさか……我が城主の力を取り込んだというのか！？
マウロ殿、ひとつの身体に、
魔王ガリウスと第六天魔王の力を吸収したりすれば……！！

マウロ？

えっ、なに、ヤバイ？　これヤバイ？

グリム

だいじょぶでーす。
九尾とふたりで、後ろからサポートするのでー。

九尾

……さすがに、手を結んだ相手が、
強大な力に耐えきれずに弾け飛ぶとか、
寝覚めがわるいからのう……。

マウロ？

ならばよし！
ぜひもなし！！
興もぜんぜん冷めない！！

じゃあ見て驚け！ 聞いて慌てろ！
これがボクの異世界限定ふるぱわーモード！

第六天黒竜魔王娘マウロ

――第六天黒竜魔王娘マウロの姿だよ！！

ソレイア

第六天黒竜魔王娘マウロ、だと！？

江戸城

随分と、大きく出た名前ですね……！

少年

マウロさん！
危ないことはやめて、早く降りてきてください！

第六天黒竜魔王娘マウロ

いーやーだ！
せっかくグリムと九尾と遊んでるんだ。
もうちょっと付き合ってもらうからね！！

フローガ

王子殿下、冗談みたいな姿ですが、
あの第六天黒竜魔王娘マウロ、
放置すれば他のみっつの世界にまで影響を及ぼします。

安土城

実に禍々しい妖気を放っている……。
第六天黒竜魔王娘マウロ、か。
捨て置くことはできまいな。

グリム

（ちょっと予想以上の魔力じゃないです？）

九尾

（くふふ、そうかのう？）

第六天黒竜魔王娘マウロ

さぁ、ボクの力に酔いしれろ！
アルジはボクに惚れ直せ！
異世界まとめてぶっとべー！！

江戸城

……魔王ガリウスのコピー、撃破しました！

マオージョー？

見事な戦いぶりであった。
……我が城主――いや、魔王ガリウスのコピーも、
久方ぶりの戦いに心が踊っていたようにみえる。

マウロ

むー！

ソレイア

織田信長……か、コピーとはいえ、
実に見事な戦いであった。
しかし、妾たちの敵ではないな！

レーヴ

今後のために、神殿の記録に残しておきましょう。
――こうして、第六天黒竜魔王娘マウロたちの野望は、
異世界連合軍の活躍によって砕かれたのだった、と。

マウロ

むむー！

アンナ

激しい戦いでしたが、
どうにかコピーの撃退に成功しましたね……。

マウロ

むー！！　まだ戦えるんだけどー！！

ケイティ

さすがは魔王と、異世界の大将兜、織田信長。
こちらも大きく戦力を消耗してしまいました。
幸い、怪我人はいないようですが……。

江戸城

彼女らは、これを実験だと言っていましたから、
死者が出るような暴挙には出たくないのでしょう。

ソレイア

あくまで探求心を満たすため、
かける迷惑は最小限に、ということか。
ゲシュペンス島の連中に聞かせてやりたいものだ。

マウロ

ボクの！　出番はー！？

九尾

これ、マウロ。往生際が悪いぞ？
引き際というものを見極めねばな。

マウロ

えっ、九尾！　だめだって！　まだ暴れ足りな――
ヤダヤダ！　ボクのスーパーパワーがー！？

マオージョー？

おぉ、我が城主の写し身の力、
そして織田信長の力が、マウロ殿の内部から消えていく……！

グリム

あーあ、魔力が逆流して、
異界召喚装置まで壊れちゃいました。

九尾

うむ、残念じゃな。
しかしグリム、中々の召喚の腕じゃった。
マウロ共々、また相まみえたいものよな。

グリム

無事にお説教を切り抜けられたら、ですがねー。

マウロ

くぅぅっ、こうなったら！
この姿のままでも異世界で暴れてやるー！

九尾

マウロ、そろそろ退散する時間じゃ。
しっかり元の場所に戻してやるがゆえ、
あまり暴れるでないぞ？

マウロ

えっ、ちょっと九尾！
引っ張らないで――
おーぼーえーてーろ～～～～ッ！！

ソレイア

……あれで、マウロも少しは観念するだろう。

江戸城

本当に、嵐のような事件でしたね……。

少年

大変でしたけど、
また王子さん、殿さんと一緒に戦えて嬉しかったです！

王子

…………（こくり）

殿

…………（にっこり）

ラピス

はぁ……その余波で、こちらは大変だったんだぞ。

少年

わわわ……ラピスさんには色々とご迷惑を……。

ラピス

まぁ、いい。
王子、埋め合わせは後でしてもらうからな。

フローガ

――あっ、ところで殿下、
この空間ですが、正常な状態に戻ったようです。

魔力の乱れもありませんし、
しばらくは小さな世界のひとつとして維持され、
やがて自然に消滅していくかと。

少年

あっ、それじゃあ、
もう少しだけこの場所は残るんですね……。

殿

…………（はっ）

王子

…………（こくこく）

少年

わっ、殿さんと王子さんも
同じことを考えてましたか！？

江戸城

……せっかく久々に再会できたのです。
であれば、親睦を深めるのもまた一興でしょう。

アンナ

それでは、元の世界からこの場所へ、
色々と食材を持ってくるとしましょうか。

皆さん、親睦会楽しんでくださいね♪

マオージョー？

――我が城主、一度も言葉を交わしたことがなく、
この目では姿を見たことすらない、偉大なる魔王ガリウス様。

日ノ本より、城娘という存在の概念が入ってこなければ、
この身が人の子の形を取ることもなかったはず。

彼女らのおかげで、
予は、あなたの姿を見ることができたのだな……。

アルティア

あっ、マオージョー、ここにいたのですね。
親睦会の冬祭り、準備が整いましたよ。
さぁ、あなたも共に戦ったのです。どうぞこちらへ。

マオージョー？

あぁ、アルティア殿。
承知した、予も参るとしよう。

（この身は、幻か、あるいは付喪神のようなものか。
いつか消えてしまうのか、
しばらくは世界を見て歩くことができるのか……）

マウロ

ふっふっふ、冬祭りと聞いて！
ボクが黙っていられると思った！？
異世界だってなんのその、ボク推参！！

グリム

うー……お仕置きだけ逃げましたね？
九尾に連れて行ってもらえば、
こっちもお仕置き回避できたのにぃ……。

江戸城

もう、あんなイタズラをしてはだめですよ？
次は私も、本気で怒りますからね。

グリム

江戸城さんの、本気……！？

安土城

――ほう、ゲシュペンス島とは
それほどまでに不可思議な場所なのか。

ラゴスのライオン

日ノ本もすごい所だと思うぜ！
御城が人の姿で戦うなんてな！

シャディア

ラゴス殿も、
そのぬいぐるみが動いているように見えるが……？

ラゴスの蛇

ふふふ、残念♪
わたしたちはぬいぐるみじゃないの～。

ラゴスのヤギ

わ、わたしたちと
おしゃべりしづらいですよね、ごめんなさい……。

シャディア

そ、そうなのか……いや、気にしないでくれ。
私のいた魔王軍にも、
似たような姿でしゃべる者がいたからな。

姫路城

まぁっ、なんて素敵な翼なのでしょう。
七色に輝いて、とても綺麗ですわ♪

クリフォ

姫路城さんこそ、とっても素敵な白色よ！
なんというのかしら……白い鳥のような……。

姫路城

ふふ、白鷲城とも呼ばれていますので。
あっ、もしよろしければ、お友達に……。

クリフォ

えぇっ、もちろん♪

少年

殿さん、王子さん、
次に会えるのはいつになるのでしょう……。
なんだか寂しいなって。

殿

…………（なでなで）

少年

わっ、な、なぜ頭を……！？

王子

…………（なでなで）

少年

王子さんまで！？

マオージョー？

（この平和な世は、
我が城主の求めたものではないのかもしれない）

しかし、予はこの世界の行く末を、
あの者たちの戦いを、見守りたいと思っている。

シャディア

ん……王子、彼女が来たぞ。
いいか、あの魔力はどう見ても、例の城だ。
お前がどうするのか、後は任せたからな。

王子

…………（こくり）

マオージョー？

ん、どうした王子殿、手招きなどして。
そうだ、私の方からひとつ頼みたいことがあったのだが――

王子

――俺たちと共に行かないか、魔王城。

魔王城

…………いま、マオージョーではなく、予を魔王城と？

……ふふっ、よかろう。
我が力、未来のために託そうではないか！

魔王城の名において、繋がった世界に祝福を。
また異世界の仲間たちが相見えんことを！

ガラスケースに閉じ込められた
スライム娘リン及び、
初級、上級に登場する
織田信長コピー、魔王コピーは
攻撃の対象にならず
撃破数に含まれません。

第六天黒竜魔王娘マウロの
攻撃を受けた味方ユニットは
3秒間、攻撃力と
防御力が減少します。
　
この効果は、状態異常に対する
ユニットの能力では
軽減、無効化できません。