今日から始めるPak運営マニュアル

やあみんな、いつぞやのフランストークンミッションで貰ったFCM 36 Pak 40はまだ持ってるかな？
tier3戦車なんてｲﾗﾈと売ろうとしてる人もいるかもしれない。
だがちょっと待ってほしい、このPakはもうプレミアムショップでも販売停止になっているのだ。
つまりこの戦車はもう再販がない限り手に入れることはできない。
ガレージとわずかなクレジットにしてしまうくらいなら少しばかりこの戦車を楽しんでみよう！

装甲

上の図は正面の装甲圧表示である。格上には確実に抜かれる装甲ではあるがPz1 C(AP貫通33mm)のような機関砲系の砲相手なまあまあ弾くことを期待できるていどにはある。
トップならそれなりに前に出ることも可能だろう。ボトムならもちろん駆逐らしく狙撃だ！

砲

さて駆逐戦車の命である砲の性能はどうだろうか、このtier3の一部の駆逐戦車と比較しながら見てみよう。

強い！強すぎる！プレミアム戦車であるにも関わらずまったく同格と見劣りしない性能である。特にDPMに関しては頭一つ抜けているのでこのtier帯によくある「カモ撃ち状態」の時にもダメージを稼ぎやすい。
照準時間1.5秒も破格の早さで、実際に乗ってみるとこの絞りの良さは気持ちの良いものだろう。仰俯角も十分、精度もまあまあと言うことなしである。


一方、貫通力は芳しくない。98mmという数字は同各1つ格上は何とかなるもののKV-1やchurchillシリーズなどに遭遇した場合には歯が立たない。
そこで課金弾の出番だ、ペネ126mmの貫通は課金弾としては他の同格駆逐よりは低いもののボトムでもなんとか戦えるものになる。（126mmとは具体的にはM4 Shermanの76mm砲の通常弾貫通力とほぼ同等である）
後述するこの戦車最大の特徴と合わさればKV-1をハメ殺すことだってできるゾ！

車体

車体の性能はどのようなものだろうか、砲の項目と同様に他の同格駆逐戦車と比べてみる。

悲しみ背負ってる。最高速度は24km、出力重量比はまさかの10割れである。
これがのくらい酷いものかというと、不整地ならば時速10kmは確実に下回るし、坂道を上り終わって主戦場近辺に到着するころには戦場もかなり温まってることはざらにあるだろう。
とにかく遅いから見つかったら最後、その場をほとんど動けずバカスカ撃たれて昇天は待ったなしである。

劣悪性能の中、一つだけ光っている性能がある。なんと視界400m！大半のteir8戦車をも上回る視認範囲である。カニメガネさえつければ一方的な視界で撃つことも可能であろう。

他の戦車を50m以上上回る視界だが、ver0.9.6以前は差はもっと小さいものだった。下の図は0.9.6実装時のノートである。

下位tierのオープントップ系駆逐の視界が大幅にnerfされる中このPakは生き残った。課金戦車だから大人の事情でゴニョゴニョ

この個性的で圧倒的アドバンテージはさらにこの戦車を独特なものにするのだ！

隠蔽計算

具体的にこの隠蔽と視認範囲はどのように作用するのだろうか、Camo valuses calculaterというツールを使って検証してみよう。

上の図のように、迷彩、カモネット、双眼鏡を装備し、乗員のカモスキルは0％の状態を仮定する。
相手にも同様の装備のMarder Ⅱがやってきた場合お互いは何メートルの距離で発見するのだろうか？



これが示す通り、お互いに静止していたら、こちらは318mの地点からMarder Ⅱを発見できるのに対してMarderⅡは262mまで近づかないと視認することができない。
視認範囲400mとは、上手く活用すれば状況をかなり有利に進めることができるのだ！
ちなみにもしMarderⅡが射撃した場合は445mと最大視認範囲ギリギリでPakは発見することができる。

おすすめ装備、スキル

収支はどうなのよ？

砲のページでも述べた通り金弾マシマシでないと苦しいこの戦車、ここまで紹介してきたわけだが乗るたびに赤字ではなかなか辛いし乗る気も失せてしまうだろう。
ここではトップやボトムの時の一般的な収支の画像を載せて、この記事の〆としたいと思う。


↓ごくごく普通の3級バッチの場合

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