ディオ・ブランドー

Last-modified: 2023-08-21 (月) 22:26:46

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ジョナサン・ジョースターの宿敵にして、奇妙な友人。
 
非常に容姿端麗であるのにもかかわらず、性格は悪逆非道。
表向きは完璧な好青年かつ優等生を振る舞い、その本性は高慢かつ冷酷。
極度の負けず嫌いで、どんな手を使ってでも最終的に勝利すればよいという考え方の持ち主。
上昇志向が強く、利用できるものは何でも利用しようと考えている。
 
 

 

漫画・テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 Part1『ファントムブラッド』?」、ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

声優 緑川光?野島健児?(ゲーム版 青年期・少年期)、子安武人?(TVアニメ版)
 
少年期に父親のダリオ・ブランドー?が死亡(ディオが毒殺)したことで身寄りがなくなり、イギリスの貴族ジョージ・ジョースター?家の養子となる。
「世界一の金持ちになってやる」という決意のもと、手始めにジョースター家の財産乗っ取りを密かに企てる。
 
義理の兄弟であるジョナサンを孤立させ、無気力な人間に仕立て上げることで遺産の相続権を独り占めしようと行動する。
しかし、嫌がらせの手をジョナサンのガールフレンドのエリナ・ペンドルトン?にまで伸ばし、彼女に無理矢理キスをしたことによりついにジョナサンを激怒させ、その秘められた爆発力と成長力から予想外の反撃を受けることとなる。
これによってジョナサンが侮れない存在であることと、自分が怒りの感情を抑えきれない面があることを知り、ディオは策謀の軌道を多少修正していくことになる。
この怒りはジョナサンの愛犬ダニー?を焼却炉で焼き殺すことで抑えこんだ。
 
 
ジョナサンを堕落させる試みは諦めており好青年の善人を装い、表向きだけ友人として付き合うようになった。
ディオの演技力は見事なもので、周囲はもちろん、ジョナサンも疑念を抱きながらも「すごくていいやつ」というほどである。
そして財産に関して法的に干渉する権利を得たため、ジョースター卿を病死にみせかけて毒殺する計画に移る。
しかし、計画半ばでジョナサンが偶然見つけた、ダリオが遺言状としてジョースター卿に宛てた手紙の内容から「ディオの父親の死因である病の症状が現在のジョースター卿と酷似している」ことをジョナサンに気付かれてしまう。
そこで口封じのため、ジョナサンの研究していた石仮面を利用して彼を殺害しようと試みるが、その過程で石仮面に秘められた能力を発見する。
ジョナサンの通報を受けた警官隊に包囲された際には危機を脱するためにも決意し、人間をやめる旨を宣言して石仮面を被ると、ジョナサンをかばったジョースター卿を刺殺して仮面の能力を発現させる。
 
無比の身体能力や再生力など人間を超越し、不死身の吸血鬼と化したディオは警官隊を惨殺すると、ジョースター邸を全焼させてジョナサンにも重傷を負わせ追い詰めたが機転により反撃を受け、全身を焼かれた。
しかしそのまま倒壊した屋敷に押し潰されながらも生存しており、石仮面を探しに来たワンチェン?をゾンビに変え、以後は治療に努めることになった。
 
重傷が完治するまでは小村『ウィンドナイツ・ロット』に逃れ、ゾンビらを多数生成して世界征服を目論む。
しかし、修行により波紋法を身に付けたジョナサンらに突破され、彼との一騎撃ちとなる。
波紋によって全身を溶かされて敗れるが、頭部まで波紋が回る前に自分で首を切り落としたために辛うじて助かり、首だけの姿となり、ワンチェンとともに密かに生き延びる。
 
 
エリナと結婚して豪華客船で新婚旅行中だったジョナサンの前に再度姿を現し、瀕死の重傷を負わせる。
そして、失った肉体の代わりにジョナサンの肉体を手に入れての再起を図ったが、最後の力を振り絞ったジョナサンと相打ちとなり、彼と共に客船の爆発に巻き込まれて海底へ沈んだ。
 

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