パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズに登場するキャラクター。
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ
演:ビル・ナイ
日本語吹替:大塚芳忠
幽霊船「フライング・ダッチマン号」の船長であり、七つの海に君臨する超自然の統治者。顔が髭の様に無数のタコの足で覆われた姿で、右手の人差し指がタコの触手で左腕が蟹の鋏であり、右足が蟹の足で引きずって歩いている。。牢屋の鉄格子など物体をすり抜けたりフライング・ダッチマン号から離れたブラックパール号に瞬時に移動する事が出来る。船長室ではよくオルガンを弾いている。
昔は勇敢な船乗りとして知られたが、カリプソから死んだ人間を天国へ送るという使命を命じられるも放棄したために、深海生物の姿に変えられてしまった。その後はクラーケンを使い船を破壊させ生き残った水夫に脅しに近い契約を持ち掛け自分の船員(奴隷)にしている。
ジョーンズの心臓は宝箱(デッドマンズ・チェスト)の中に納められており、箱の鍵はジョーンズ自身がタコひげの中に隠しもっている。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
ジャック・スパロウとの再会し、船長を務めることが出来たのは2年だけだったと言い訳するジャックに対し、船を指揮していないときも「"キャプテン"ジャック・スパロウ」と名乗っていたことを指摘し、三日の猶予を与え、ウィル・ターナーと残り99人の魂を集めるよう促した。やがてクラーケンを使ってジャックもろとも船を破壊したものの、ジェームズ・ノリントンにより自身の心臓がベケット卿の手に渡っていた。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
心臓を所持しているベケット卿により協力を強いられ、渋々彼に従う。ジェームズ・ノリントンの死後、ベケット卿からの支配から解放されると考え、乗組員に東インド貿易会社の兵士を殺すように命じたが、チェストの鍵を守るマーサーが数人の兵士を従えていることが解り、マーサーの指揮を受け入れた。ブラックパール号との戦いの最中、自分の心臓の入った宝箱の鍵を持っているマーサーを殺し、再びダッチマン号の船長となり、ベケット卿指揮下のダッチマン号でジャックらと戦う。
戦いの最後、ウィルの胸を剣で突き刺しが、ジャックが折れた剣をウィルに持たせて心臓を刺したため、ジョーンズはカリプソの名前をつぶやきながら巨大な渦の中に落ちて行った。