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ゼルダの伝説シリーズにおいて、『風のタクト』等でアニメ調に描かれたリンクに対する呼称である。
猫のような目をしていることから、「猫目リンク」と称することもある。
このページではトゥーンリンクとして描かれた歴代の『ゼルダの伝説』シリーズの主人公を扱う。
トゥーンリンク（猫目リンク）として描かれたリンク 
『風のタクト』（『夢幻の砂時計』）のリンク
声優：松本さち
初めてトゥーンリンクとして描かれたリンク。プロロ島出身の明るく活発で優しい少年だが、少々とぼけた一面もある。作中年齢は12歳。
妹アリルと祖母の3人で暮らしていたが、ある日アリルが怪鳥ジークロックによって攫われたため、島で出会った少女テトラが率いる海賊団と共に捜索の旅に出る。旅の中では囚われていたアリルを救出、その後も旅を続け、マスターソードと勇気のトライフォースに選ばれ「風の勇者」となる。冒険の終わりでは現世に復活した魔王ガノンドロフと対決し勝利。戦いの後、新天地を求めてテトラ一行と共に航海に出ることになる。『夢幻の砂時計』はその航海を描いた作品であり、主人公も同一の人物である。
『4つの剣』のリンク
声優：松本さち
グフーによってさらわれたゼルダ姫を救うため、抜いた者の体が4つに分かれるという剣「フォーソード」を用いて冒険する。
『4つの剣+』のリンク
声優：松本さち
さらわれたゼルダ姫と巫女たちを救い出し、封印が解かれて蘇った魔神グフーを倒すため、「フォーソード」で体を4つに分けて冒険する。
『ふしぎのぼうし?』のリンク
声優：瀧本富士子
ハイラル一の鍛冶屋スミスの孫で、ゼルダ姫とは幼馴染。
グフーにより石化されてしまったゼルダ姫を救うため、しゃべる帽子エゼロと共に冒険する。
『任天堂公式ガイドブック ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全』や『ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第2集 THE LEGEND OF ZELDA HYRULE ENCYCLOPEDIA :ゼルダの伝説 ハイラル百科』に記載されているゼルダの伝説シリーズの時系列をふまえた場合、本作のリンクが最も古いトゥーンリンクである。
『大地の汽笛』のリンク
声優：小平有希
ハイラル王国のモヨリ村で暮らしている見習い機関士の少年。
ゼルダ姫から王国で起きている異変についての調査協力を頼まれ、ゼルダ姫を汽車に乗せ走行していると、目の前に王国の大臣キマロキが現れる。キマロキは突然ゼルダ姫に向けて魔力を放出し、ゼルダ姫の体と精神が分離、キマロキは魂の抜けた体を持ち去ってしまう。その後「神の塔」の賢者シャリンから譲り受けた「神の汽車」に乗り、霊体となったゼルダ姫と共に、王国の平和とゼルダ姫の体を取り戻す旅へと向かう。
『トライフォース3銃士』の勇者候補
声優：斎賀みつき
旅の途中で訪れたドレース王国で全身タイツが脱げなくなる呪いをかけられたフリル姫を元に戻すため魔境に赴く。魔境の攻略は3人1組で行われ、その際、服と髪の色が緑・赤・青のいずれかになる。従来シリーズと異なり、本作の主人公にデフォルト名は存在しない。
また、本作のリンクは『神々のトライフォース2』の主人公リンクと同一人物である設定にあり、前作と本作で描かれるタッチが異なっている（前作にあたる『神々のトライフォース2』におけるリンクはアニメ調ではない別のデザインとなっている）、シリーズを通して珍しい存在である。
その他登場作品
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS ／ Wii U』
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
- 『ゼルダ無双』
- 『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』
上記のいずれも「トゥーンリンク」という名称で登場しているが、使用するアイテム等から、『風のタクト』（『夢幻の砂時計』）のリンクであることがわかる。
