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ジュール・ヴェルヌのSF小説『海底二万里』に登場する主要人物の一人で、同作に登場する潜水艦:ノーチラス号の艦長。本項ではディズニーシリーズの作品、ならびに東京ディズニーシーに存在するアトラクションに登場するキャラクターに関して取り扱う。
実写映画『海底二万哩?』
演:ジェームズ・メイソン
日本語吹替(フジテレビ版):横内正
日本語吹替(バンダイ版):北村総一朗
日本語吹替(ブエナ・ビスタ版):佐古正人
ノーチラス号の艦長であり、19世紀末としてはありえない技術の結晶であるノーチラス号を作り出した天才。ノーチラス号を操って、世界各国の海で艦船を沈めて回っている。海底世界を異常に愛している反面、地上を嫌悪する。
かつてある国の軍が秘密裏に開発している孤島で、火薬や武器の開発のための奴隷として使役されていた過去を持つ。異常に地上を嫌悪し、艦船を攻撃するのはその背景が関係している。
多少常軌を逸した面があるものの、基本的には理知的で紳士的な人物である。読書家で、アロナックスの論文を愛読していた。勇敢な一面もあり、ノーチラス号に巻きついた大イカに自ら戦いを挑む。
東京ディズニーシー
テーマポートの1つ「ミステリアスアイランド」に存在するアトラクション全てに登場するが、いずれも声だけで実際にゲストの前に姿を見せることはない。また、テーマポート自体もネモ船長による秘密の研究所という設定付けがなされている。パークにおけるネモ船長と前述の実写映画に登場するキャラクターは同一であるか否かは不明である。
アトラクション『海底2万マイル』
声:江守徹
ゲストのために小型潜水艇を開発し、海底の世界を探検するツアーを企画する。コントロールベースからゲストの乗る潜水艇を遠隔操作していたが、浮上させようとしたところをクラーケンに襲われてしまい、コントロールを失ったために、誰も訪れたことのない未知の世界に迷い込ませてしまう。
アトラクション『センター・オブ・ジ・アース』
声:江守徹
このアトラクションではネモ船長が地底も研究対象としている設定が追加されている(このアトラクションはジュール・ヴェヌルの小説『地底旅行』、ならびにそれを原作とした映画『地底探検』をモチーフとしているが、両作品どちらにもネモ船長は登場しない)。
ゲストはネモ船長の研究室「マグマ・サンクタム」から「テラヴェーター」で地中深く800mにある「ベース・ステーション」へ向かい、ネモ船長の開発した地底走行車に乗り込む。
関連キャラクター
- ラーヴァ・モンスター ※センター・オブ・ジ・アースのみ