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『耳をすませば』（柊あおいの漫画作品、およびそれを原作としたアニメ映画）等に登場するキャラクター。
登場作品 
アニメ映画「耳をすませば」
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声優：露口茂
西司朗がドイツからもらってきた猫の人形。通称は男爵の英語表記である『バロン』。雫が書いた物語の主人公。連れだった貴婦人の猫の人形がいたが、戦争のさなか行方不明になってしまった。
漫画「バロン 猫の男爵」
後述のアニメ映画「猫の恩返し」の原作に相当する本作では、アニメ映画版と比較すると毛色は黒に近いこげ茶で衣装も黒を基調とし、性格は少々茶目っ気が強め。一方で、猫の国を滅ぼしかねない凄まじい能力を秘めているらしい。
アニメ映画「猫の恩返し」
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日本語版声優：袴田吉彦
英語版声優：ケイリー・エルウィス
「猫の事務所」の所長。「男爵」という設定で、身の丈30センチほどの、二足歩行で歩く猫の獣人。タキシード姿にステッキを持っており、イギリス紳士を連想させる風貌をしているが、名前はどちらかというとドイツ貴族に近い。肥満体質な猫のムタとカラスのトトを仲間に持つ。
性格は如何なる時でも冷静沈着、紳士的でムタ曰く「キザ」。剣術の腕前は一流で、身体能力にも優れている。自身が客に振舞う特製スペシャルブレンドの紅茶は、毎回味が変わるとのこと。
黄色がかった茶色の毛皮に白のタキシードを羽織っている。一人称は基本的に「わたし」であるが、クライマックスの1シーンのみ、ハルに対し「俺を信じろーっ!」と発している。猫であるが実像が人工物であるため、「ゆ」の発音が可能。
