「DEATH NOTE」(原作 - 大場つぐみ・作画 - 小畑健による漫画作品)に登場するキャラクター。
性別 | オス |
死神ランク | 6 |
好きな物 | リンゴ、ゲーム |
嫌いなもの | 退屈 |
色は黒色。猫背で腕が長く、髪は逆立っている。肩や背中からはリンゴや翼を収納する羽根が生えており、腰にはデスノートを収納するホルダーを収納している。一人称は『俺』。
死神界での退屈な日々に嫌気が差したため、死神大王が遺失物として預かっていたシドウのデスノートを騙し取り、英語で使用方法を書き加えた後人間界へ落とした。ノートの最初の所有者である夜神月に憑き、月の行動を楽しみにしている。白々しい演技をする時は敬語になる。
キャスト
声 | 中村獅童 | アニメ版・実写映画版 |
福島潤 | ドラマ版 | |
演 | 吉田鋼太郎 | 舞台版 |
モーションアクター | 渡来敏之 | 実写映画版前編・後編・スピンオフ |
西野大作 | ドラマ版 |
登場作品
漫画・テレビアニメ「DEATH NOTE」
漫画版ではニアに敗れて自分に助けを求める月の姿を見て、これから先に面白いことはないと感じ、「ずいぶん長い間、良い退屈しのぎになった」と言って、月の名前を自分のノートに書いて殺した。特別編では、死神界に戻ってきたミードラから新たなノートを受け取り、再び人間界に舞い降りる旨を明かした。
アニメ版では月は自分に助けを求めていないため、「ノートを人間界に持ち込んだ死神と、そのノートを最初に手にした人間との掟」という理由で月を殺害している。SP版では、冒頭で「一生忘れられない面白いもの」と称し、STに人間界の体験を伝えた。また、ラストで空に向かい月の名を呟くシーンが描かれた。
実写映画「DEATH NOTE」
本作では、ノートを落とした明確な理由について言及されず、半ば運命的な出会いとなっている。Lに追い詰められその場の全員を殺すよう命じた月の姿を見て「俺はもう充分楽しんだし、俺に頼るようじゃお前は終わりだ。」と言い放ち、月を殺害した。
『L change the WorLd』では冒頭のみ登場し、ノートを焼却しようとするLに対して、ノートを消しても寿命は戻らないと言い、「月はノートを使えば神になれると言っていた」と誘うが、「月君のあの死に方が、神の死に方ですか?」と言われて、姿を消した。
テレビドラマ「DEATH NOTE」
他の作品と違い、明確に月をノートの所有者として選んでいる。
事前に月の行動を追い、彼が他人に対して殺す動機を起こした途端、目の前でノートを落とすという演出になっている。また、月が罪悪感からノートを廃棄しようとした際、彼に脅しをかけるなど、使わせたがっているような描写も見受けられた。
性格も、より一層ひょうきんで煽り立てるような言動が多く、騒がしい。
YB倉庫にて松田らの銃撃を受け重傷を負い、燃え盛る炎の中で一人だけ取り残された月から「死神の目」の取引を持ちかけられるが、既に月の寿命が近づいていたことを見抜いたリュークはこれを拒否した。その後、炎に包まれる倉庫を見ながら「あばよ、救世主」と呟き、レムと共にどこかへと飛び去った。