キングダム ハーツシリーズに登場するキャラクター。英語表記は「Vanitas」。
マスター・ゼアノートの弟子と思われ、闇に染まったリク(※Dモード時)に似た禍々しい風貌と顔全体を覆う黒い仮面を被った謎のキーブレード使いの少年。ヴォイドギアという名のキーブレードを扱う。
日本語版声優:入野自由
英語版声優:ハーレイ・ジョエル・オスメント
ゲーム『キングダム ハーツ バース バイ スリープ 』
その正体は、『χブレード』を作る為にマスター・ゼアノートが弟子のヴェントゥスの心から取り出した闇であり、それを媒体に生まれた純粋な闇の存在である。心を媒体にして生まれた為に生命としては未熟な存在であり、マスター・ゼアノートからは『ヴェントゥスの虚ろから生まれし者』と呼ばれていた。生まれた経緯から自分自身でもあるヴェントゥスの心を感じ取る事が出来る。その素顔は『キングダム ハーツⅡ』時のソラと酷似している。キーブレードの構えはリクと同じである。
『χブレード』創造の為にマスター・ゼアノートと共謀し、自身の負の感情から生み出した魔物・アンヴァースを操り、ヴェン達三人のキーブレード使いを翻弄する。そしてキーブレード墓場にて、全ての真相を知った彼ら三人と壮絶な戦いを繰り広げ、アクアを打ち倒した後にヴェンと戦う。敗れた彼だったが、それこそ彼自身(とマスター・ゼアノート)が望んだものであり、純粋な光と闇の心がぶつかり合ったことで融合が始まり、『χブレード』を生み出しヴェンの体を乗っ取った。後にヴェントゥス=ヴァニタスとしてアクアとミッキーと戦い、一度は二人を窮地に追い込むが、絆の力を得たアクアにχブレードの刃先を砕かれ、この破損が原因となり精神世界で目を覚ましたヴェンとの戦いに破れたことで、『χブレード』を完全に破壊され消滅した。
ゲーム『キングダム ハーツ 3D [ドリーム・ドロップ・ディスタンス]』
青年ゼアノート(若かりし頃のマスター・ゼアノート)がソラの中にヴェントゥスの心があることを見抜く発言をした瞬間、ヴェンの心が反応し青年ゼアノートと重なるように現れた。