山田野博士はあらゆるものを分解できる液を分泌する破壊虫を発見するが、人影から現れた幽霊のような怪人物に助手を殺され破壊虫を奪われてしまう。
助手と懇意であった探偵のヒゲオヤヂは幽霊男の追跡を開始し、研究所の屋根まで追いつめるが殴られ転落、途中で引っかかったのは窪地にある不思議な一軒家であった。
中にはゴンドラ博士なる怪人物をはじめとした怪しい外国人が大勢おり、ヒゲオヤヂは襲われ撃ち殺されそうになるが、逃げる途中でロボットのプポに助けられる。
プポはゴンドラ博士に作られたロボットであるが、博士の悪行に気づき敵対するようになっていたのである。
ヒゲオヤヂはプポと協力することを約束する。
主要キャラクター
- 火気親次(ヒゲオヤヂ)
本作の主人公。
民間素人探偵及び萬呂頭(よろず)研究家。
- 山田野加賀志
副主人公。
理学博士であり、破壊虫の発見者。
- 鳴子鳴藏
山田野博士の助手。
物語序盤で幽靈男に殺害される。
- ゴンドラ・カヌー
第三の主人公であり悪役。
医学博士でありながら殺人を好む変態的心理の持ち主。
その正体は・・・。
- プポ
人造人間の奴隷。
ゴンドラ博士の陰謀を知って奮起する。
- コツテとジグス?
○×□スパイクラブの団員。
山田野博士を執拗につけ廻す。
- 毒蛇(コブラ)姫
ゴンドラ博士が作った美しい女性型ロボット。
背中の羽で空を飛び、鋼鉄製の体で銃弾を跳ね返す。
- 幽靈男
謎の存在。
その他キャラクター
- ワンタン
ゴンドラ博士の手下の中国人。
ヒゲオヤヂとプポを襲撃するが、逆に倒される。
- 『萬國博士總會』の出席者