コメント/スコーチドアース調査書

Last-modified: 2024-01-20 (土) 20:44:51

スコーチドアース調査書

  • ページの作成者ではありませんが、他のマップのページを参考にロックウェルの1だけ作成してみました。やり方の間違いや問題がなければ以前の調査書分まで作成しようと思います、いいでしょうか? -- 2019-06-10 (月) 17:23:42
    • 元ページより内容を移植しました。 -- 2019-06-15 (土) 12:28:30
      • ありがとうございます! -- 2019-06-16 (日) 09:43:06
  • 以前、ライアとダケイアの調査書情報をコメント欄に投稿してた者ですが、残りの分は以前のようにここに載せればいいでしょうか? -- 2019-06-16 (日) 15:13:36
    • そのほうが分かりやすいかと思われます。提供ありがとうございます。 -- 2019-06-16 (日) 16:55:58
  • 久々に続きを、ダケイヤのラストまで。ダケイヤの記録#27「口下手じゃなければよかった。これだけのことが起きた後で、ライアに何を言うべきか分からない。彼女の心の痛みは計り知れないのに、俺にできることは何もない。変わってあげられたらどれだけ楽かと思う。今は、とにかく生きることに集中しよう。基本に戻るんだ。水を探して、食料を調達して、寝床を確保する。彼女に残されたのは、俺とあの歯並びの悪い猫しかいない。俺がしっかりしなくては。どうにかしてこの苦境を乗り越えてやる。」 -- 2019-06-17 (月) 20:42:19
    • #28「今のところ順調だ。猫が生物たちを遠ざけてくれているので、弾薬も節約できた。物資も十分。近い将来、我々は安全で安心できる環境を手にするだろう。どれくらい「近い」か?それは分からない。俺達は大工に向いてないし、あの猫たちよりも使える巨大で強力な生物はいくらでもいる。結局は、新たな仲間を探す必要があるんだ。ノスティは砂漠の中で最大の居住地だったが、それ以外にも街は存在しているはずだ。あるハンターグループが西の方で建物群を目にしたという噂も耳にする。調査を始めるにはいい場所のように思う。」 -- 2019-06-17 (月) 20:42:52
    • #29「何もかも地獄に落ちろ!これまで全て上手くいっていたのに… これまで完璧だった。しかしあの町を探索したからこうなったんだ。何という馬鹿げた決断だ!噂が間違っていた訳ではない。建造物は本当にある。しかし今にも崩れ落ちそうな廃墟だ。建物の半分は砂に埋まっていて、ここに来る途中襲ってきたワイバーン達の住みかになっていた。奴らの攻撃を何とか逃れ、この巨大な円形の建物に俺達は避難したが、ワイバーンは周回しながら、ずっとこちらの隙をうかがっている。ほぼ1週間分の物資が手元にあるが、それが無くなる前に奴らがこちらへの興味を失ってくれることを願おう。」 -- 2019-06-17 (月) 20:43:19
    • #30(終)「ワイバーンがまだいる。俺達に執着しているんだ。そんなに俺がお望みなら、いいだろう。1人で奴らを相手にするほど無謀ではないが、少なくともライアに協力を仰ぐことはできる。状況が悪化した場合は、逃げるための良い機会になる。ライア、もしそうなったとしても俺を責めないでくれ。君は俺が望む以上のものをくれた。それに、君はまだ世界を変えられる。俺1人のものに留めておくのは勿体無いんだよ。俺自身が持つ才能はたった1つだ。その才能とやらを使って、あの醜い巨大トカゲどもを地獄へと一緒に引きずり込んでやろうじゃないか!」 -- 2019-06-17 (月) 20:43:57
      • ここまで追加しました。 -- 2019-06-17 (月) 21:02:45
  • ライアの石版#27「ジョン、どうか私を褒めてほしい。教えられた通りに呼吸をコントロールした。涙が頬を伝っていても、心の中が嫌悪と怒りで爆発しそうでも、照準を合わせ、殺せた。皆殺しにした。あなたまで私を置いていくの?生き延びるべきなのは私じゃなくてあなたよ。あんな化物に殺されるようなあなたじゃない。あなたは強すぎた。あなたがいないと… お願い、戻ってきて。あなたの声が聴きたい。あなたの笑顔が見たい。お願い。お願い。」 -- 2019-06-20 (木) 10:58:58
    • #28「それを見つけたとき、粉々にしてやりたいと思った。あの卵は私の愛する人を奪った憎き化物の元であり、同情する必要のないものだ。しかし、それらが助けになることも知っている。この生物たちを私の奉仕者として育て上げれば、不実な神々でさえ私に手出しはできないはずだ。私は大きなかがり火で、本来母親から与えられるべき温もりを作った。孵化に備えて、最強の獣たちから乳を集めた。それで十分だろう。いや、十分だ。彼らは私が育ててみせる。彼らと共に生き延びる。ジョン、最後の約束よ。私はあなたの分も生きる。」 -- 2019-06-20 (木) 10:59:48
    • #29「あの生物が孵化するときに、丸腰は危険だと思っていたが、今はお互い信頼関係ができている。産まれて最初に目にした生物を親だとして認識するようなことも知っていたが、この場所で私はその当事者になってしまった。私は化物たちの母となった。それならそれでいい。神には見捨てられ、愛も失った。昔のように。ハトホルの最後の痕跡である喜びも平穏もない。セクメトの強さと怒りで心を満たし、後ろには化物たちを引き連れ、腕には武器を持つ。この砂漠に私の怒りを思い知らせてやる。もう二度と私のものを奪わせない。相手が人間だろうと、獣だろうと、神だろうと。」 -- 2019-06-20 (木) 11:00:16
    • #30(終)「ジョン、最後に話して以来色々なことがあった。この世界には信じられないような秘密がある。当初の私ならひれ伏すしかないであろう危険が潜んでいる。だけど私は強くなった。黒いベールで包まれた私を見ても、私だと分かってくれる?今でも人々を救う方法を探し続けている。以前とは異なる方法でね。私はもうただの世話係でもなければ、傷を癒すだけの治療者でもない。無力な人々を守ることや、この呪われた地に隠された真実を求める者を導くことができる。いつの日か、誰かが真実を見つけ、偽りの神に裁きを与えるだろう。その時が来るまで、私の戦いは終わらない。もう後悔はしない、私は前へ進む。」 -- 2019-06-20 (木) 11:00:52
      • ここまで追加。(いつもの編集してる人ではないです) -- 2019-06-26 (水) 22:10:26
    • ライア&ダケイヤこれで完了です。他に記述される方がいない場合は焦土ヘレナ→生物に行こうと思います。 -- 2019-06-20 (木) 11:04:14
  • 遅れましたが、焦土ヘレナ載せていこうと思います。ヘレナの記録#1「なぜよりによって砂漠なんかを選んだのか?厳密に言えば「選んで」などいない。あの装置をどうやって動かしたか、自分にもよくわからない。かつて私が住んでいた島の宇宙ステーションのようなものが、突然ホログラムでいくつも表示し、選択をうながされたのだ。ああ、なぜボタンに触れてしまったのだ!その時のホログラムは果てしなく続く砂漠を映し出していた。その結果、私はここにいる。そういう向こう見ずなところは、いかにも私らしい。まあ、この機会を幸運ととらえて、最大限に利用しよう。とにかく熱射病には注意しよう…」 -- 2019-07-10 (水) 22:36:36
    • #2「狩りの腕がかなり鈍っていた。昔は狩りのエキスパートだったなんて口が裂けても言えないが、単に石で虫を潰す作業から卒業したと思っていたのだ。少なくとも私の努力は完全に報われた。予想どおり、この巨大な緑の昆虫たちは、飲むのに適した水を背中にたくわえている。そのことを神に感謝しよう!しかし、赤いやつを最初に殺さなくてよかった。あいつらは水でなく原油をたくわえていた。喉がいくら乾いても油を飲む訳にはいかない。もし赤が最初だったら、その時点であきらめていただろう。だがいずれ水はなくなるかもしれない。移動は今でも徒歩だ。仲間も見つからない。アテナに会いたい…」アテナ=島に残してきたアルゲンタヴィス -- 2019-07-10 (水) 22:37:37
    • #3「ツキが回ってきたようだ!今日また生存者達の集団とばったり遭遇した。しかも驚いたことに、彼らは友好的だった!どういう風の吹き回しかは分からないが、最近は幸運続きだ。私をこの忌々しい砂漠に送り込んだことに対して、宇宙の意志が埋め合わせをしているのかもしれない。砂漠のキャラバンである彼らは、両手を広げて私を歓迎してくれた。彼らが乗り物にしているのは、非常に魅力的な生物だった。おそらく恐竜の一種だが、ラクダとも生物学的なつながりがあるように思える。しかし不思議な生き物だ!あれだけ奇妙奇天烈だったあの島にも、こんなのはいなかった。彼らをじっくり観察してみたいが… まずは一眠りしてからだ。砂漠で命懸けの暮らしをしてきたせいで、体中が悲鳴を上げている。」 -- 2019-07-10 (水) 22:38:12
    • #4「あの島ではなくこのステーションに最初にたどり着いていたら、ここの生態系が自然の産物だとは1秒足りとも思わなかっただろう。例えばモレラトプスだ。彼らはケラトプスとモレラドンとラクダの交配種だが、最も奇妙なのは、背中のこぶに栓をさせば、清潔な飲料水を入手できるという点だ。味はまるで小便のようだが、安全かつ彼らの体にダメージを与えることもない。全くとんでもない生物だ!遺伝子操作が行われたのは間違いない。まあ、今更驚くことでもない。まずは事実を認めて、次は理由を突き止めるべきだろう。この新たな観点からここの生物達を研究すれば、答えは得られるはずだ。」 -- 2019-07-10 (水) 22:38:40
    • #5「キャラバンの人々がエンドレスデューンズと呼んでいる場所を見せて貰った。それはこの地域を全方位から囲んでいる荒涼とした砂の海だった。実際はこの砂漠にも果てはあるのだろうが、無限と呼びたがるのも頷ける。地平線の果てまで続いていて、それはもちろん人工的な投射映像だと思われる。しかしそこは巨大な砂漠「ミミズ」の生息地でもあり、彼らの縄張りに足を踏み入れたものは全て飲み込んでしまう。最初は笑い飛ばしていたが、後に電車くらい大きな化物が砂の中から飛び出し、野生のモレラトプスを貪り食う姿を目撃した。あれに気付かれることなく歩く方法を身につけるしかなさそうだ…」 -- 2019-07-10 (水) 22:39:09
    • #6「あのデスワームというとんでもない生物にも、役割があることが分かった。彼らは自然の障壁なのだ。もしこの地が自然界を模倣した宇宙ステーションなら、その中にいる野生生物と人間も、自然に存在するように見せかけなければならない。以前の島には海があり、それが成り立っていた。だがこの砂漠では、海の代わりにデスワームがいる。餌が少ない環境では、大量の栄養を必要とする捕食動物の大部分は、長くは持たずに死に絶えてしまう。しかしここは人工的な世界であり、デスワームに餌を与えるのも、死んだら補充するのも、宇宙ステーションの管理者の思いのままだ。少し考えすぎかもしれないが、その可能性は十分ありうる。」 -- 2019-07-10 (水) 22:39:36
      • ここまで挿入しました。 -- 2019-07-13 (土) 22:29:26
  • ライアとダケイヤの部分だけすごい劇的に感じるのは俺だけ? -- 2019-07-14 (日) 14:17:20
  • ノスティ跡地にあるのが破壊者のアーティファクトってのが… -- 2019-07-14 (日) 17:59:35
  • ヘレナ#5のモレラトプスがデスワームにぶっ飛ばされてるのものすごく印象的 畏れるし可哀想なんだけどそれ以上に笑う -- 2019-07-14 (日) 18:10:51
  • 地味にライア超強くて笑う いや、単騎でワイバーン殺しまくるダケイヤも大概かw -- 2019-07-15 (月) 21:22:55
  • ヘレナ#7「ここまでの事実をおさらいしよう。あの島と同じく、この砂漠も自然環境を装った宇宙ステーションだ。遺伝子操作によってつくられた危険な生物が多数、そして必死で生き延びようとする人類が少数存在している。この環境は、人工的な領域と自然の障壁によって意図的に作られている。他の宇宙ステーションも同様であることが予想され、壮大なスケールで実施されている何らかの奇妙な実験であると考えられる。つまり、各ステーションは条件の異なる試験体として… 続きは後にしよう。キャラバンの1人がたった今大慌てで戻ってきた。信じ難い話だが、岩が生きているなどと言っている。」 -- 2019-08-18 (日) 23:47:59
  • ヘレナの#8なのですが、内容に違和感があったので英Wikiと照らし合わせてみたんですが、どうやら文が違うようです(PS4は前後のノートと合わないロックウェルともっと頻繁に会わなくてはという内容で英Wikiはドラゴンが出たようなことが書かれてます)。申し訳ないですが、ヘレナ#8に関してはどなたか英訳お願いします。 -- 2019-08-18 (日) 23:54:27
    • 追加+訳追加しました。 -- 2019-08-19 (月) 01:16:41
      • ありがとうござます。 -- 2019-08-25 (日) 10:15:13
  • ヘレナ#9「今思い出したが、あのドラゴンにはライダーがいた!いや、2本脚で立っていれば、正確にはワイバーンだ。とにかく、私は生きるために戦い、その意味を探し続ける。ライダーは見つからないように上手く隠れていたが、あれはメイ・インだったか?判らない。彼女が生きていたかどうかも知らない。この砂漠ではその可能性は低い。しかし、あれだけの生物を飼い慣らしている様が彼女と重なるのは確かだ。彼女が私を見守ってくれていると空想してもいいだろう?実際、私たちは友達だった… よね?こういう時に友達がいればよかったな。」 -- 2019-08-25 (日) 10:16:44
    • ヘレナ#10「違う意味で最高の友達を見つけた。この小さな毛玉を私は連れて行くことにした。彼女はRenoplla amplexusという種だ。小さくて愛らしい草食動物で、私の知る限り、テイムしても役立つことはない。それでも彼女を放っておくことができなかった。ゴーレムやワイバーンとのいざこざで、自然の摂理に手を出さないという私の唯一の科学的信念はどこへ行ってしまったのだろうか?夜に彼女を抱いていれば凍えることもないし、そのおどけた仕草などは癒しになっている。そろそろ名前を付けてあげようかとも思っている。」 -- 2019-08-25 (日) 10:17:47
    • ヘレナ#11「レノピラが役立つとは夢にも思わなかった。今朝、彼女が興奮した様子で跳び回っていて、落ち着かせようとなだめていたら、直後に雨が降り始めた。偶然だと思ったが、その後も飲み水を確保しようと外出していた時、彼女の様子が変だったため、念のためシェルターを確保した。その数分後に小雨は嵐に変わった。この因果関係を結論付けるにはまだ証拠が足りない。しかし、彼女に天候予知能力があるとすればありがたい。何の捻りもないけど、レーダーという名前はどうだろう?」 -- 2019-08-25 (日) 10:18:42
      • トビネズミ「え…?」 -- 2019-08-25 (日) 16:48:18
    • ヘレナ#12「2日前に高地を探す決断をしておいて良かった。そうでなければ、この開拓地を見つけることはなかった。自分の決断が幸運を招いたのはこれで2度目だ。こんな幸運に頼ってばかりいるわけにはいかない。しばらくはここで過ごしながら、次に向けて準備を整えよう。幸い、村人たちは労働の対価として物資と寝床を提供してくれる。これもまた幸運で、当たり前だと思わないようにしよう。島では、ロックウェルの名前で楽ができたが、ここでの私はただの見知らぬ人間だ。全員が私を信頼して手を貸してくれるわけではない。自分の力で生き延びなければならない。」 -- 2019-08-25 (日) 10:19:19
  • 滅茶苦茶久しぶりにヘレナの書纏めてみました -- 2020-02-19 (水) 23:01:09
    • ヘレナ#13「ある意味、一人で生きる方が楽なのかもしれない。少なくとも、これほどの手作業を強いられることはなかった。ああ、身体中が痛い!レーダーみたいに愛嬌があれば、こんな重労働をせずに済んだのかもしれない。今や村全体が彼女の虜だ。ふわふわのお姫様のように甘やかされている。ロックウェルだったらこの事態を許さないだろう。学者にはそれ相応の礼儀を持って接しろと怒鳴り散らすだろう。彼が元気であることを願っている。この謎が解明された暁には、この島から抜け出す方法が分かり、昔のように2人でお茶でも飲みながら話し合えればいいな。」(PS4 ) -- 2020-02-19 (水) 23:02:23
    • ヘレナ#14「最後に発砲したのはいつだったか頭では思い出せないが、身体は良く覚えている。師匠は、私が射程圏内にいても脅威ではないと言っていた。私は平和主義者ではない。死と暴力は生きることの一部で、自然の摂理だ。それでも銃には少しばかり違和感がある。人を撃つという行為は間違っていると本能的に感じる。島ではあのニューレギオンさえ撃つことができなかった。しかし、そうも言っていられない。村の住民は私を歓迎し、許容してくれている。彼らのためには訓練をしなければならない。」 -- 2020-02-19 (水) 23:03:23
    • ヘレナ#15「想像より早く私の射撃技術を披露することになるかもしれない。狩猟チームがこちらへ巨大カマキリの群れが向かっていると報告してきた。そう、巨大カマキリ。直接見たわけではないが、村人たちの間ではこの話題で持ち切りだ。彼らによると、この昆虫たちは武器や道具を巧みに扱う小さな手を持っているらしい。正気とは思えない話だが、巨大カマキリという時点で、もはや現実離れしている。せめて食人の風習がないことを祈る。戦いを挑もうとする人間はいないし、今から逃げるにしても遅すぎる。通り過ぎてくれればいいが…」 -- 2020-02-19 (水) 23:03:51
    • ヘレナ#16「カマキリがこの村を通過するとは根拠のない私の希望であり、皆が翌朝を迎えることができないと考えていただろう。あれだけの訓練を重ねたが、ライフルはいつもより重く、震える手の中にあるそれは違和感しかなかった。彼は接近してきたが、幸い来訪者は他にもいた。接近するカマキリに上空から炎や電撃が降ってくると、村人たちは喜びの歓声を上げた。名前を叫ぶ者もいた。「ワリ・アル・アスワド」。黒のローブで身を隠したそのライダーは、大喝采に応えることはなかった。迅速かつ効率的に、そのワイバーンの小隊はカマキリの群れを一掃した。ワリ・アル・アスワド… 何としても会いたい。感謝を伝えたい。」 -- 2020-02-19 (水) 23:04:20
    • ヘレナ#17「問いかける人によって、ワリ・アル・アスワドは何者かという答えは変わる。村人の中には、困った時に現れる天からの守護者であると信じ、信仰に結び付けている人もいる。ワリがこの星の生命体でないと確信している者さえいる。私に信仰心はない。私は経験したことしか信じない。つまり直接会うまでワリについて言えることは何もない。この村の親切、特にモレラトプスと物資を譲ってくれたことは忘れない。しかし私がここに来たのは、答えを見つけるためなのだ。」 -- 2020-02-19 (水) 23:05:37
    • ヘレナ#18「この砂漠で生き抜くための心構えや装備は以前とは比べ物にならない。モレラトプスに大量の水を確保させ、レーダーは天候を教えてくれる。唯一の恐怖は、巨大な捕食者たち。それと巨大なゴーレムだ。自画自賛になるが、ここまで自分が築き上げたものには感心する。それないに時間も掛かった。もう何年も甘い物は口にしていないが、その方がダイエットには良い。でもやっぱり甘い物が恋しい。チョコレートをもう一度味わうためには…」 -- 2020-02-19 (水) 23:06:43
    • ヘレナ#19「探索に数週間を要したが、ついにワリ・アル・アスワドを見つけた。近付いていることは分かっていた、でも今朝閃電岩層を見つけた時はそれを確信した。さらに午後には数頭のワイバーンと共にいる1人のライダーを発見した。ライダーは私のことをはっきり見ていた。なぜならその直後にワイバーンたちが私の頭上を旋回し始めたからだ。私は手を振って、大声であいさつをした。念のため、メイ・インの名前も叫んでおいた。しかし、返事はなく、そのまま飛んで行ってしまった。ワリは社交的とは言えないようだが、このままあきらめる私ではない。」 -- 2020-02-19 (水) 23:07:26
    • ヘレナ#20「ああ、ワリが過酷な山を住処にしているとなぜ気付かなかった!昨日、ワイバーンたちが頂上に降りたのを目撃した。そこから発った様子もない。面倒だがあそこに住処があるのだろう… 山洞は私のモレラトプスには狭すぎるので、置いて行くしかなかった。私が戻らなければ勝手に逃げてくれるだろう。登り始めたのはいいが、想像以上に厳しい道のりになりそうだ。これだけ登っても腹筋が割れなかったら、キレるかもしない!!!」 -- 2020-02-19 (水) 23:08:01
      • 21以降は後日追記します -- 2020-02-19 (水) 23:08:33
  • 20まで追加しました -- 2020-02-22 (土) 17:17:09
  • ヘレナ#21「山頂に辿り着いた時、私がどのような歓迎を望んでいたかは覚えていないが、少なくとも笑い声ではなかった。しかし私が全身の力を抜き、この山に対するあらゆる暴言を吐きだした瞬間、彼女の笑い声が私の耳に鳴り響いた。ぼんやりとした老女の声だった。ワリ・アル・アスワドは断じて守護天使ではなかった。彼女はこの哀れな場所を神がいかに見捨てたのかという見解を一蹴した。この件について私が振れない限り、彼女はなんでも私の質問に答える気があるようだ。とは言え、それは奇妙に感じられた。彼女に対して慎重になるべきだ。」(以下PS4訳) -- 2020-02-29 (土) 13:20:21
    • ヘレナ#22「どうやら私からワリを見つけたのではないみたいだ。彼女が私を見つけたのだ。ポータルの入口ではそれなりの驚きを体験したが、どうやら出口にも同様の現象が発生していたようだ。ワリによると、ワイバーンからそれを見つけられたのは容易で、その後私を尾行していたらしい。彼女がタイミング良く表れたのは偶然でも何でもなかったのだ。オベリスクやその守護者、あるいはこの砂漠が宇宙ステーションであることを話した時も、それほど驚いているようには見えなかった。私よりもこの世界を熟知しているのか、もしくはそれ以上の驚きを体験しているのだろうか?」 -- 2020-02-29 (土) 13:20:54
    • ヘレナ#23「空を飛ぶことが恋しかった。雲の上から見る日の出ほど美しいものはない。ワリがワイバーンの乗り方を教えてくれるようになったのは、会話が込み入りすぎた時に逃げるためだろう。だけどそれでいいんだ。見た目は異なるが、ワイバーンに乗るのはアルゲンタヴィスに乗るのと同様に快適だ。サドルがなくても気にならない。そのように設計されているのだろう。遺伝子操作によるものだろうと、彼らが壮大な生物であることに変わりはない。危険を伴うが、いつか野生のワイバーンを観察したい。そんな機会を逃すことは私にはできない。」 -- 2020-02-29 (土) 13:21:25
    • ヘレナ#24「私がワイバーンを乗りこなせることを証明した結果、ワリはこの地域の見回りに同行させてくれた。私が知る限り、ワリはこの場所で長い時間を過ごしている。おそらくロックウェルよりも長い。全ての村や遺跡の歴史を知っている。南東の方角に大きな街があったようだが、いつしか消滅したらしい。細かい部分については未だに語ってくれないが、詮索を続けようと思う。その点でレーダーの存在は心強い。この毛玉が近くにいるときはワリの機嫌も良い。彼女が一緒にいてくれて良かった。」 -- 2020-02-29 (土) 13:22:16
    • ヘレナ#25「ワリから自然について勉強する時間を与えられたことは感謝しているが、彼女はそんな私を面白がっているだけのようにも思える。「誰も読まないようなものを何時間も書いて何が楽しい?」とも言われた。正直、返す言葉が思い浮かばない。確かに私の調査書は誰にも読まれないだろう。この場所に閉じ込められている限り、出版する術はない。書き始めた当初は、自然に対する愛がそこにはあった。今はどうだろう?もうこれは、私の存在意義なのだ。記すことによって、私が私でいられるのだ。」 -- 2020-02-29 (土) 13:23:13
      • 26~30は後で追加します -- 2020-02-29 (土) 13:23:45
      • ここまで追加 -- 2020-03-04 (水) 22:49:21
  • ヘレナ#26「先日信じられないことが起こった!ワリが砂漠でさまよう人影を見つけたのだが、それは何とあのエドモンド・ロックウェルだった!知人との再会に私は思わず泣き出しそうになった。ロックウェルは私がネルヴァに捕らわれていると聞きつけ、私を解放するように、彼と交渉するつもりだったようだ。そして洞窟に入ると、ここへたどり着いたらしい。私のためにわざわざそこまでしてくれるなんて、何て優しい人なのだろう!奇妙なことに、私のポータルが開く直前、ワリは彼女の縄張りから遠く離れたところでポータルが開くのを見たと言っている。おそらくそれはロックウェルのポータルだ。しかしワリが現場に到着するのが遅すぎたため、すでにロックウェルの痕跡は消えていた。ポータルは時間と空間を越えた移動を可能にするというのがロックウェルの立てた仮説だが、今私が一緒にいる人達を見れば、それに賛成せざるを得ない。」(以下PS4訳) -- 2020-03-13 (金) 00:21:40
    • ヘレナ#27「ロックウェルを見つけて以来、ワリはとても静かになった。2人の時間を与えてくれているのだろう。とは言え、私たちがネルヴァの野心について話をしていたとき、彼女は興味深いことを言っていた。「この地を征服することは、この地が許さない」そう言っていた。彼女曰く、南東の大都市はオベリスクによって滅ぼされたということしか語らなかった。憶測の域は出ないが、考えがいのある情報だ。このステーションの管理者が人類の行いを監視していて、真相に近付きすぎたものは罰せられるのだろうか?各ステーションがより大きな実験の各試験体だとして、人類の進歩が「リセット」されているという考え方は決して飛躍ではないと思う。そうだとしたら余りにも末恐ろしい。ゾッとする。」 -- 2020-03-13 (金) 00:23:30
    • ヘレナ#28「ロックウェルはいつ眠っているのだろうか。夜中に目を覚ますと、彼は火の灯りで奇妙な鉄の欠片を観察していた。どこかのトライブが土産として贈ったものだろうが、見覚えのあるアーティファクトも持っていた。私はそれをワリに見せるように言った。そして彼女はそれがここの唯一の守護者であると言った。彼女の知識からすれば、以前にオベリスクを起動したことがあると聞いても驚きはしなかった。それどころか、彼女はあの獣を倒した経験もあるようだ!守護者のアーティファクトを持っていれば、どうやらいつでもこの地を離れられるらしい。そろそろここともお別れだ。ワリと会えないのは寂しいが、ロックウェルもそれを望んでいる。」 -- 2020-03-13 (金) 00:24:03
    • ヘレナ#29「私たちを「コントロールセンター」まで連れ戻してくれるトランスポーターは、山のさらに南にある廃墟と化した所にある。南東の街同様、ワリはオベリスクによって破壊されたと思っている。私も情報が無いわけではないので、それ以上の詮索はしなかった。ワリはその廃墟の話だけは口を割らない。南東の街に連れて行ってもらったときも必死で頼み込んだが、現地に着いても彼女は何もせずただ遠くを見つめているだけだった。わざわざ彼女の機嫌を損ねる必要はないだろう。これまでの彼女の貢献に敬意を表し、別の道を歩むことにしよう。」 -- 2020-03-13 (金) 00:24:41
    • ヘレナ#30「廃墟を通り抜けプラットフォームに無事に着いた私たちを見届けると、ワリは去って行った。あれだけ世話になっていたから、彼女がいなくなるのは悲しかった。お互い笑顔で別れられたのが唯一の救いだ。もちろんレーダーも同じだ。彼女を連れて行くことができないので、ワリに託すことにした。2人なら上手くいくだろう。ああ、また「ワリ」と書いてしまった。しかも2回も!クセというものはどうしようもない。ワリは彼女の本名じゃない。分かっていたのに、彼女はそれを訂正することはなかった。少なくとも今までは。とにかく、幸運を祈っている、ライア。あなたに出会えて本当によかった。」 -- 2020-03-13 (金) 00:25:20
      • 焦土のヘレナはこれで終了です。ロックウェル視点と比べてみると面白いかと思います。 -- 2020-03-13 (金) 00:27:52
  • 上記追加しました。 -- 2020-03-15 (日) 10:59:35
  • 生物の調査について、生物の調査書の内容が新しかったのでそちらに誘導する形に修正しています。 -- 2020-10-29 (木) 02:01:11
  • これ普通に恋愛小説として買いたい。 -- 2024-01-20 (土) 20:44:51