ソウルイーター

Last-modified: 2008-09-20 (土) 15:38:16

ソウルイーター

843 :ソウルイーター:2008/02/04(月) 17:31:29 ID:???
未解決リストのソウルイーター。
連載第2話まで書きます。
ストーリー書き初心者なので色々おかしい所あるかもしれない
単行本1巻には読み切りが3つ収録されてて、この3つは主要キャラの紹介みたいなものなので、
主要キャラの所にそれぞれのあらすじを書きます
時系列は読み切り→連載です


<設定>
死神武器職人専門学校、略して「死武専」には2種類の生徒がいる。「職人」と「武器」だ。
「職人」:「武器」の誰かとペアを組み、その「武器」をつかいこなす。
「武器」:普段は「職人」と同じように人間の姿をしているが、
     戦闘時には鎌や拳銃などに姿を変えて「職人」の武器として共に戦う。
職人や武器というのは人種とか種族みたいなもので、生まれた時から決まっている。
ただ主人公マカは武器と職人の間に生まれた職人なので、
職人の子は職人という訳では無くランダムなのかも?そこら辺の詳しい説明は今んとこ無い。


死武専生の目的(義務)はただ1つ。
「99個の人間の魂」と「1個の魔女の魂」を武器に食べさせ、
死神様の武器である”デスサイズ”を作ること。
そのため職人は死神様リストに載った者の魂を武器で狩って、その武器に食べさせる。
リストに無い者の魂をとることや魂の乱獲は禁じられている。



844 :ソウルイーター2:2008/02/04(月) 17:35:10 ID:???
<主要キャラ>
・鎌職人マカ(1つ目の読み切りのあらすじ含む)
主人公。ソウルとペアを組んでいる。女。
魔鎌に変身したソウルをつかいこなす鎌職人。
死武専生として順調に99個の魂を集め、あとは魔女の魂1つだけという所までいったが、
最後の最後に魔女と間違えて、強力な魔力を持つただの猫「猫魔女ブレア」の魂を食べてしまい
また最初から魂集めのやり直しになってしまう。
定期テスト学年1位の優等生キャラだが、しっかり者で勇敢。


・魔鎌ソウル=イーター
主人公。マカとペアを組んでいる。男。
戦闘時には巨大な鎌に変身する。マカとは喧嘩もするがいいコンビ。


・暗器職人ブラック☆スター(2つ目の読み切りのあらすじ含む)
椿とペアを組んでいる。男。
実力はかなり高いが、暗殺者なのに極度の目立ちたがり屋であることが災いし、万年補習組。
それを見かねた死神様に"デスサイズ"を作るもう1つの方法を教えてもらう。
その方法とは、人間の中でも並外れた「強靭な魂」を狩れば「99個の魂」に値するというもの。
「強靭な魂」の持ち主「用心棒のミフネ」を教えてもらったブラック☆スターと椿は、
早速ミフネに戦いを挑む。
ミフネは「魔女アンジェラ」を守護しているらしい。
死闘の末、ミフネが自分より目立とうとしていると勘違いしキレたブラック☆スターは真の力を発揮して勝利。
ミフネにとどめを刺そうとするが、そこへまだ幼い「チビ魔女アンジェラ」が
ミフネを泣きながらかばいに出てくる。
ミフネは、まだ魔力が弱くほうっておけば魂を狙われるアンジェラを守るため、
用心棒をしていたのだった。
瀕死の「強靭な魂」と魔力の弱い「魔女の魂」が目の前にある、
またと無いチャンスに戸惑うブラック☆スター。
結局ブラック☆スターに2人の魂を奪うことは出来ず、
また地道に”デスサイズ”を目指すことにしたのだった。


・魔暗器 椿
ブラック☆スターとペアを組んでいる。女。
鎖鎌や手裏剣、けむり玉とかに変身。
ブラック☆スターとは対照的に自己主張は苦手で、いつも他人に気を遣う優しい性格だが芯は強い。



845 :ソウルイーター3:2008/02/04(月) 17:37:24 ID:???
・死神様の息子デス・ザ・キッド(3つ目の読み切りのあらすじ含む)
死神様の息子で、トンプソン姉妹とトリオを組む職人。
死神の血を継いでいるため死武専生たちより強いが、完璧主義で病的に神経質。
やたら左右対称にこだわる。
父(死神様)から、大量の迷える魂を使いミイラを作っている魔女が、
夜な夜な人を襲って困っていると聞いたキッドは魔女退治に向かう。
魔女の住みかを進んでいくが、途中で「我が家の玄関の額縁が少し右に傾いてた様な気がする」
ことを気にし始めるキッド。
そうこうしている間に例のミイラたちが襲い掛かってきた。
武器に変身しようとするトンプソン姉妹だが、気がつくとキッドは額縁の確認をするため
家に帰ってしまっていた。仕方なく2人で戦うトンプソン姉妹。
キッドが額縁を確認し終えて戻ってくると、トンプソン姉妹はエロイ格好で
魔女が蘇らせた悪霊に捕まっていた。
魔女はすでに蘇った悪霊に喰われてしまっていた。キッドはすぐに姉妹を助け出すと、
二丁拳銃に変身したトンプソン姉妹を構え悪霊と対峙する。
そこでキッドは、悪霊がみごとな左右対称(見た目が)であることに気付いてしまう。
左右対称を愛するキッドには撃てるはずもなくボコボコにされる。
しかし悪霊がキッドにとどめを刺すために変形したことで左右対称が崩れ、
無事倒すことが出来たのだった。


・トンプソン姉妹
キッドとトリオを組んでいる。二丁拳銃に変身する。
姉リズは普段は頼れる姉だが幽霊が苦手。妹パティーは天然だがキレると恐い。


・死神様
死武専の校長的存在で、「ソウルイーター」の世界の神のような謎多き存在。


・猫魔女ブレア
ソウルに魂を食われたものの、猫は複数の魂を持っていることから死なず、
マカとソウルの家に居候することに。普段は美女の姿をしている。キャバクラで働いてる。



846 :ソウルイーター4:2008/02/04(月) 17:41:13 ID:???
<連載第1話:補習授業(前編)>
死武専のある街デス・シティー。
死武専では最近、自由の女神が眉間に刺さって死んだ先生のゾンビが
生徒を襲っているという妙な噂がたっていた。
噂になっている死んだ先生は、マカやソウルの担任の先生だった人。
そこに死んだ先生に代わる新任の先生として、現在の”デスサイズ”(死神様の武器)である
マカの父親がやってくる。
マカ父(武器)はマカ母(職人)の元パートナーだが、マカ母がマカ父を
デスサイズにしたので現在は死神様のパートナー。
娘を溺愛するマカ父はマカにいいところを見せようとするが
「あんなのパパじゃない」と無視されてしまう。
マカ父とマカ母はすでに離婚していて、マカはソウルやブレアと暮らしている。
マカは女癖の悪い父親を好きになれない。
そんな折、マカとソウル、そしてブラック☆スターと椿に死神様から呼び出しがかかる。
集まった2つのペアに死神様は補習を受けろと言う。
2ペアとも今まで集めた魂の数が0個だからだ。
補習の内容とは、噂になっているマカ達の元担任・シド先生のゾンビの魂をとってくるというもの。
さらにシド先生をゾンビ化させた何者かがいるので、そいつの魂もとらなければならない。
もしこの2人の魂をとってこられなかったら退学。


とりあえずシド先生の墓にやってきたマカ達。
するとシド先生が土の中からいきなり襲い掛かってくる。
先生は生前職人だったが、今はパートナーが近くにいないので自分の墓を振り回して攻撃してくる。
にも関わらず苦戦するマカとソウルは、まだ1度も成功していない
鎌職人伝統の大技「魔女狩り」を繰り出す。
が、制御出来ず外してしまう。シド先生は地中に潜りマカ達の隙を伺う戦法に変えてきた。
相手の姿が見えず戸惑うマカ。



847 :ソウルイーター5:2008/02/04(月) 17:43:24 ID:???
と、ブラック☆スターの呼吸法が変わる。
極限まで集中し、地面に配置した椿(鎖鎌モード)を通じてシド先生の「魂の波長」を捕らえる。
地中から飛び出してきた瞬間を狙い、シド先生を椿で縛り捕獲することに成功した。


戦いの一部始終をいずこかで見守っていた死神様とその息子デス・ザ・キッド。
キッドは「シド先生をゾンビ化させた黒幕とは誰なのか」を死神様に問うが、答えは返ってこない。

最初は口が堅かったシド先生だが、ブラック☆スターによる椿のお色気攻撃で、
自分を蘇らせたのは「シュタイン博士」であることをあっさりと自白する。
シュタイン博士の魂をとるため、マカ達は町はずれの博士の研究所へと赴く。


ふいに死神様がキッドに「現在のデスサイズを鍛え上げたのは誰か知ってるよね?」と言ってくる。
マカの父親を現在のデスサイズにしたのはマカの母親。それがどうかしたのかと問うキッドに、
マカの母親はマカ父の2代目のパートナーであることを告げる死神様。
シュタイン博士はマカ父の初代パートナーで、死武専の卒業生の中でも最強だった男だと言う。



848 :ソウルイーター6:2008/02/04(月) 17:44:59 ID:???
<第2話:補習授業(後編)>
死武専の卒業生の中でも最強の職人・フランケン=シュタインの魂をとってくる。
補習にしてはきつすぎる課題に、このままではマカ達が死んでしまうとキッドは言う。


研究所にやって来たマカ達の前に現れるシュタイン。
シド先生を蘇らせ死武専生を襲う理由をマカが問うと、
シュタインは探究心こそが自分の原動力だと答える。
シュタインはマカとソウルの魂の性質を見抜き、
真面目で頑張りやの魂とひねくれ者で皮肉屋の魂が、共鳴してるようでしていないと言ってくる。
生きてる人間の魂を見ることができ、しかも性質まで見抜けるのは超一流の職人である証。
身構えるマカ達にシュタインは言う。「実験を始めましょうか?」


そのころマカ父はブレアの勤めるキャバクラ「チュパチャブラス」にいた。
妻とも娘とも離れ、娘に会っても無視されると愚痴るマカ父。
こんな最悪な日々はシュタインと組んでた時以来だと呟く。
マカ父はシュタインと組んでいた5年間、夜な夜な気付かぬ間に人体実験をされてたらしい。
通常、職人と武器は「魂の波長」が合わないと力を発揮することが出来ないが、
シュタインは相手の武器に少しでも好奇心がわけばある程度使いこなせる天才職人だと言う。


シュタインはマカが「スピリット先輩」の娘であることに気付く。
「スピリット」はマカ父がデスサイズになる前の名前。
マカを解体したくなったシュタインは、武器も使わず掌底により
自分の「魂の波長」を直接打ちこんできた。
ブラック☆スターも同じく掌底で直接「魂の波長」を打ちこみシュタインに反撃する。
「武器」は物理的な攻撃力もあるが、むしろ職人の「魂の波長」を増幅させ相手にぶつけるもの。
それをシュタインとブラック☆スターは武器無しでやって見せたのだ。
しかしシュタインは自分の「魂の波長」をブラック☆スターの波長と合わせ
ブラック☆スターの攻撃を無効化してしまう。
類まれな才能を持ったシュタインは容赦なくマカ達を痛めつけていく。


その様子を見ていられなくなりマカ達を助けに行こうとするキッドを、
死神様は、死武専の生徒でない死神が介入してはいけないと言って止める。
キッドは「なら生徒名簿に記入しておいて下さい」と助けに出て行ってしまう。



849 :ソウルイーター7:2008/02/04(月) 17:46:39 ID:???
圧倒的な力の差に呆然とシュタインを見つめるマカが突然震え出す。闘いの最中に成長し、
シュタイン同様生きた人間の魂が見えるようになったらしい。
自分達とはレベルの違いすぎるシュタインの魂を
見てしまい勝負をあきらめかけるマカ。そんなマカをソウルが力いっぱいはげます。
それに応え、マカは再び立ち上がり「魔女狩り」の一撃にかける。
外れはしなかったものの、さっきの掌底ではじき返されてしまう。
倒れるマカに手を伸ばすシュタイン。
ソウルはマカの手から離れたが、人間の姿に戻り必死にマカを守ろうとする。
シュタインはソウルの頭に手を置くと、合格点をあげましょうと微笑んだ。


実はシュタインは死神様から、マカ達の補習を見てやって欲しいと頼まれていたのだった。
シド先生もシュタインも、死神様の知り合い。
今回の事件はマカとソウルを成長させるためのドッキリ。
ブラック☆スターと椿も死神様に協力していた(ネタばらしの時に動揺してなかったので多分)。
こうして補習授業は幕を閉じた。
(キッドはマカ達を助けに行く途中で鬱になったので結局助けに来なかった。)

続く