姫君の条件

Last-modified: 2010-06-19 (土) 10:37:58

姫君の条件/朔野 安子

385 :姫君の条件1:2008/08/17(日) 23:53:42 ID:???
剣と魔法系のファンタジー的世界観で、
基本的にはダリアン姫(多分16歳)とその護衛官キール(20代中盤?)のドタバタラブコメと、
たまにシリアス。


パパリダ国王の第七子・ダリアン姫は次の王になって、国を豊かにしたいという夢がある。
王の子の中で、もっとも強い守護精霊を持つ者が次の王になれるので、
ダリアン姫は自分を守護してくれる精霊を探して回ったり、
悪さをする精霊を退治してみたり、迫害されている宗教団体に襲われても、
返り討ちにしたりする。
精霊は意外と人間の振りをして、人々と交流していたりして、
彼らや市井の人々と交流しながら、姫も成長したりする。
物語中盤で、ダリアン姫の方からキールに「私の夫になれ」とプロポーズするも、
キールは、「姫はまだ子供だから」と断る。
実はキールは人間の振りをしているけど、正体は最強クラスの闇の精霊。
大好きな姫を王にするために、いずれ自分が彼女の守護精霊になるつもり。



386 :姫君の条件2:2008/08/17(日) 23:58:38 ID:???
後半は国を滅ぼしかねない禍いをおこす精霊がらみのごたごたをなんとか片付け、
国と現王を守護しているのが光の精霊であることが判明したり、
光の精霊はダリアン姫の母を吸収したので、ダリアンの母の姿だったり、
キールの正体がばれたりする。
キールが闇の精霊でも、全く気にしないダリアン姫は改めてプロポーズ、
根負けしたキールは人間として姫と結婚することに。
また、王位を継ぐことが決定。


その後、滅んでいなかった禍いの精霊のせいで、ダリアンが死にかけたことを心配したキールは、
結局人間の肉体を捨てて、ダリアンに断りもなく、守護精霊になる。
守護精霊は背後霊みたいなもんで、守護されている本人には全く見えなくなってしまう。


結局ダリアンは闇の精霊の一部を切り離し、キールの肉体に取り戻すことに成功。
ほぼ人間と変わらないスペックになったキール、このままではダリアンを守れないからと、
こっそり旅立とうとするも、ダリアンに先回りされて、捕獲される。
結局そのままダリアン女王の見聞を広げる旅に同行させられてしまった。 


以上コミック全8巻。一話目が読み切りだったため、
一話目から、読者にはキールの正体が闇の精霊であることは分かるようになってます。