家庭教師ヒットマンREBORN!

Last-modified: 2013-12-13 (金) 20:20:03

家庭教師ヒットマンREBORN!/天野 明

600 :リボーン①:2009/10/14(水) 23:15:42 ID:???
それじゃあ未解決からリボーンを。
 
場所はイタリア。怖面のオジサン達が、酒場へとやってきた人物に声をかける。
「リボーンか…またオヤジに呼び出されたようだな」
「人気者はつれーなー 今度はローマか?ベネチアか?」
その問いに、リボーンと呼ばれた人物が短く答える。
「日本(ジャッポーネ)だ」
ざわつく酒場。リボーンはぽつりと呟く。「長い旅になりそうだ」
 
所変わって日本。バスケ中に顔でボールをキャッチするどんくさい少年がひとり。
彼の名前は沢田綱吉(つなよし。通称ツナ)。
しかし勉強も運動もさっぱりで、周囲から「ダメツナ」と呼ばれており、
本人も「どうせ俺はダメツナですよ」と諦め気味。
そんな彼が学校へ来る唯一の理由。
それは同じクラスで学校でのアイドル、天然美少女笹川京子に恋をしているから。
遠くから眺めて彼女の微笑みを見るだけで幸せだったツナだが、
剣道部主将の持田先輩と彼女が待ち合わせていた場面を見てしまう。
「学校いる意味ねーなー、かえろ」
結局ツナは学校をサボり、帰宅したのだった。



601 :リボーン②:2009/10/14(水) 23:30:25 ID:???
場面は移り沢田家。母親にサボりを咎められるものの、自室でダラダラと過ごすツナは特に反省もしない。
そんな息子に、母親はある事を告げる。なんと家庭教師を頼んだというのだ。
「家庭教師なんて嫌だ、どうせ何やったって無駄なんだから!」
ツナがそう叫んだ直後、彼の足元から聞き慣れない挨拶が。
「ちゃおッス」
そこにはスーツをビシッと着こなし、ハットにカメレオンを乗せ、
胸元に大きなおしゃぶりを下げて立つ二頭身の赤ん坊がいた。
「オレは家庭教師のリボーン」
今日からやってくる家庭教師が赤ん坊?なんの冗談だとケラケラ笑うツナ。
「お前に教わることなんてないよ!」と言ったツナだったが、
リボーンからみぞおちに強烈なキックを決められ気絶。
さらにリボーンは告げる。自分の本職は殺し屋で、本当の仕事はお前をマフィアのボスにすることだ、と。