銀河-流れ星銀-

Last-modified: 2011-12-29 (木) 03:34:11

銀牙-流れ星銀-/高橋よしひろ

203 名前:銀牙-流れ星銀- 投稿日:04/09/15 21:58:24 ID:???

犬が大勢で人食い熊を倒す話





545 :銀牙-流れ星銀-:2009/09/18(金) 19:22:59 ID:???
何かまとめ見ててあまりにもあんまりだったんで加筆したいと思います。

熊撃ち名人竹田のじっさまと名熊犬リキとの死闘の末、片目から脳の一部を撃ち抜かれ生態が狂い、
冬眠しなくなり凶暴性や知恵、体格などが異常成長するようになった赤カブト。
竹田のじっさまはリキの仇を討つためリキの虎毛の仔、銀を選び過酷な熊犬の訓練をさせる。
銀も成長した翌年、赤カブトを撃つために近代的な狩猟法を用いる秀俊が帰郷。
マタギvs洋式ハンティングの一幕の後、竹田のじっさまは体を壊す。
銀を可愛がる大輔少年は秀俊に唆され、洋弓の訓練をしついに銀と共に熊を一頭仕留める(法律違反)。

しかしここで妙な成り行きを見せる。ここまでは比較的リアル系熊退治物語だったが、
その地味さゆえか犬任侠物語に変貌を遂げる。
赤カブトの山に妙な野犬集団(主にはぐれて見捨てられた猟犬)の群が出現し、
あろうことか犬だけで熊を噛み殺す。
さらにそのボスは死んだはずのリキしかも記憶喪失でも使命感健在。
かくして赤カブトを犬だけでブチ殺すべく、全国の男(強者と同義)を探しに犬達は旅だった。



546 :銀牙-流れ星銀-:2009/09/18(金) 19:24:34 ID:???
異様な貫禄を誇るリーダー犬ベンに率いられ、ベンを恩犬と仰ぐ甲斐の三兄弟、
霞岳の魔王モスとその軍勢、伊賀忍犬とその頭領赤目、横綱武蔵率いる土佐闘犬軍団、
四国の山賊ビリーとその群れ、伝説の大横綱紅桜と次々強豪を仲間に加えていく。
さらに救援先の陸奥で五班を下した四天王と配下を吸収、
日常的に羆を噛み殺す北見の白狼一行も加わり一大軍団を手に入れ奥羽に帰参。
一方男探しを続けた居残り組も九州全土を平らげ、大軍団を率いて奥羽へ向かう。
瀬戸内を渡る数百頭の犬の列はもはや天変地異の前触れである。

かくして集結した千を軽く超える犬の群による双子峠攻略が始まる。
一方の赤カブトも(居ながらに)全国から(雄度で?)集めた手下を要所に配置しており、
さらにバリケードを設置したりしており準備は万全である。
敵味方の無数の屍を乗り越え、ついにリキの軍団は赤カブトの牙城に辿り着いた。
側近の羆と岩雪崩攻撃に苦戦するが、記憶を取り戻し熊犬の血滾るリキが一撃で羆の首を落とし
ついに赤カブトは丸裸にされる。
なおも猛威を振るう赤カブトだが、残る一つの目をも失い異変に気付き現れた竹田のじっさまの村田銃と
熊犬親子の秘技「絶 天狼抜刀牙」についに散る。
しかしリキも致命傷を負っており、抜刀牙を使ってはならんと言い残しその命を落とす。



547 :銀牙-流れ星銀-:2009/09/18(金) 19:25:33 ID:???
八犬士編
赤カブトを倒しそれぞれ故郷に帰った男たちが何者かに襲われる事件が発生。
銀の抜刀牙に反応して現れた狼の末裔達で、八種の抜刀牙を操る八犬士の伝説がどうたらこうたらで抗争になる。
戦う内に奥羽軍団の何頭かも抜刀牙を会得し、ついに首領霊魔の前に辿り着いたとき
第三勢力の存在が明らかになって両勢力は和解、協力してそっちに当たることになる。
敵地に乗り込んで敵ボスと霊魔が相討ちになって戦いは終わった。

そして数年後(?)、竹田のじっさまが息を引き取り、奥羽のボスになった銀と
その軍勢が道の脇にずらっと並んで見送って完。

やっぱ第二部うろ覚えだわ…嫌いじゃないんだけど。