SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 アルガスの魔童子

Last-modified: 2008-11-21 (金) 10:04:45

SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 アルガスの魔童子/ほしの 竜一

9 名前:アルガスの魔童子[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 22:33:01 ID:???
宇宙から飛来した隕石(光る船)に乗ってやってきたMS族の救世主ハルカ(人類のニュータイプ)を巡り、
それを追ってやってきたMS族を補食する鬼魔一族と、ハルカを護るガンダム一族の戦いがメイン。
登場人物はネモと騎士ガンダムとボールにアルガス騎士団三名を加えたのみで、
騎士団長アレックスは存在自体が抹消されている。ゆえに、SDガンダム通に評判悪かったりする。

脱皮して成長し、念話で会話をし、人類、ニュータイプと名乗るハルカ。分からないことばかりだと
気味悪がるアルガス騎士団。

打開策を求めて、騎士ガンダムはかつて電磁スピアを手にした光る船ゆかりのギャラクシ山へ向かい、
アルガス騎士団にハルカを託す。しかし、ハルカを付け狙う鬼魔一族の無差別大量殺戮を避けるため、
アルガス騎士団もまたギャラクシ山へ向かう必要性に迫られる。

妖精の長老たちから光る船の遺産を聞かされた騎士ガンダム。事態の真相を掴むも、鬼魔一族の襲撃
に遭う。長老を血煙に沈めた鬼魔一族は彼らの使命を冥土の土産として騎士ガンダムに聞かせる。
彼らの星(光る船の乗員の故郷)のMS軍がこのスダ・ドアカ・ワールドに隠した魔神(マシン)の心臓部の捜索と、
MS軍の救世主ハルカの抹殺。

複数を相手に対等に渡り合う騎士ガンダムの強さに舌を巻く鬼魔一族。一方の騎士ガンダムも、
絶命と同時に体を爆発させる鬼魔一族相手に攻めあぐねていた。膠着をきらった鬼魔一族の長は、配下を
呼び集めて融合。身体を巨大化させて強力な攻撃(鬼魔砲ギ○デイン、版権やばすぎ!)を放ち、
騎士ガンダムをギャラクシ山ごと消し飛ばそうとした。

山麓まで駆けつけたアルガス騎士団の前で消し飛ぶギャラクシ山。悠然と騎士団の前に現れたズバラグは、
高々度から電撃を放ちゼータ・ニュー・ダブルゼータを圧倒する。
電撃からハルカを護るため、ハルカを囲み棒立ち同然のまま雷に耐える騎士団。

「ガンダム一族は、たとえ我が身を擲っても友を護る。それが、ガンダム騎士の証」

彼らの決死の覚悟が、ハルカに新たな成長を引き起こす。「ガンダム」 ハルカは初めてテレパシーではなく、
言葉で彼らの名を呼ぶ。

タイトル長いって言われた。『騎士ガンダム物語外伝 アルガスの魔童子』



10 名前:アルガスの魔童子[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 22:52:09 ID:???
ガンダム。その名に呼応して魔神の動力部が動き出す。

ギャラクシ山の岩に紛れていた魔神の動力部は浮遊石となって、騎士団をズバラグの浮遊する高度へと運ぶ。
さらに、偶然岩の影に入っていたことでギ○デインの影響下から逃れた騎士ガンダムも参戦(長老とネモと
ボールも岩に守護されて生存)。

電磁スピアーを駆使してズバラグの触手を焼き切り、電撃を相殺する騎士ガンダム。
最後の触手から電磁スピアを跳ね飛ばされるも、剣士ゼータの援護で全ての触手を断ちきることに成功する。
そのまま浮遊石からズバラグの甲羅の上に飛び乗ったガンダム達は一点集中攻撃でズバラグの
厚い装甲を貫こうとする。各員が交代で自分の装甲をぬるぽ→ガッし続ける現状にあきたズバラクは、
鬼魔砲ギ○デインでガンダムたちを一掃しようとするが、彼らのつけた傷からギ○デインの雷光が放出されず、
ガンダムたちを仕留め損なってしまう。

勝機とみたハルカは雷球でガンダムたちを包み、スバラクのもとに高速移動させる。
四体のガンダムが全力で放つチャージと、ハルカの雷球の合体技ライディーンボンバー。
スバラグは息絶えた。

戦いを終えたガンダムたちは、浮遊石に囲まれて宇宙に飛び立つハルカを見送っていた。

ありがとう、ガンダムの騎士たち。浮遊石のめざめの呪文と同じ名を持つ一族。
ガンダム。ぼくの星では、友情の絆という意味なんでちゅ…友情の絆、ガンダム。

というわけで、ぼくらガンオタは友情の絆という意味の言葉で繋がっているという話だったわけです、はい。

11 名前:アルガスの魔童子 おまけ[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 23:02:02 ID:???
・鬼魔一族

 黒のシルエットでごまかされているが、その実体は、ドラムロ・レプラカーン・ライネックと、オーラバトラー及び
サンライズの悪者メカSD画像拝借とかなりヤバイ(ま、一方の主役メカを魔王にしちゃった
『エルガの妖怪』時点でやばいんだけど)。いまの権利にうるさくなったサンライズなら、このシリーズを復刊しない
こと間違いなし。