ろまんが

Last-modified: 2008-09-21 (日) 23:38:32

うまんが&ろまんが/新井 理恵

562 名前:うまんが[sage] 投稿日:2005/12/25(日) 23:21:20 ID:???
小学生の有馬皐月は同じクラスの優駿にゾッコンLOVE
優駿は頭も運動神経もよくイケメンで、空気が読めない少年。
話す事さえめったにないが、優駿に思いを寄せる日々。
そんなある日、3頭身の謎の馬型生物・まくまくが皐月の部屋にやってきた。
なにが目的かわからんが突然住みついて下ネタを吐きまくるまくまく。
獣医を目指す優駿はまくまくに興味を持ち解剖したがり、その縁で皐月とも親しくなる。


優駿の幼馴染で皐月と同じく優駿に恋する少女・宝塚菊花が登場する。
家は世界一の金持ちで、本人も才色兼備で小学生らしからぬナイスバディ。
高飛車なところが玉にキズだが、話が進むにつれ陰湿になっていく皐月と比べればまともな人。
彼女の従者は白人の青年(23)のコンチキチ・マチカーナ。
まくまくとほぼ同じ人格で敬語で下ネタを扱うのを得意とする。
11歳の時に来日して菊花の子守になった。故郷には暗い思い出があるらしい。
イケメン、高身長、料理プロ級、IQ数百そのほかもろもろとかなりの超人だが、
粘着質な性格が全てを台無しにしている稀有な人。
後半は読者人気と作者の書き易さからコンチと菊花がメインになる。


まくまくの幼馴染のカズミチという、同じく馬型生物が登場する。
態度だけ強気で頼りにならないキャラ。優駿の持ち馬になる。
地球を征服しようとやってきた宇宙の支配者・SMオペラオーが現れる。
彼も何故か馬型。菊花にほれこみ居候する。熱血漢。


ある日、未来からコンチの息子・秋華の婚約者(自称)の弥生がやってきた。
弥生は秋華と共に死にかけたさいに不思議な力でなんとか蘇り馬型になった。
その時、秋華は記憶を失ってしまった。弥生は一連の事件はコンチのせいだという。


実はコンチは未だ童貞。
オナニーはできるがセックス時には過去のトラウマも関係してかおっきしてくれないらしい。
そのため秋華をつくったときも投げやりな感じだったらしい。
それが影響したのか秋華は生命力が希薄なのだ。
(後にコンチがつくった、秋華の妹にあたる桜花は生命力にあふれまくりらしい)
というわけでコンチをノリノリにさせるために弥生がたびたびやってくるようになった。
ちなみに未来のコンチの射精相手は不明。



563 名前:ろまんが[sage] 投稿日:2005/12/25(日) 23:43:55 ID:???
うまんがの続編でコンチが主人公。一話目で皐月たちの葬式が行われる(ちゃんと生きてたが)


早熟なコンチは11歳の頃にはもう身長170cm以上で、
年齢が一桁台の頃から故郷では殺人鬼と呼ばれていた。
コンチの故郷は地図にも載らないような小さく貧しいところで、作中で名言されていないものの
誘拐→他国に売る みたいな事をするいけない組織の人に荒らされまくりだったらしい。
コンチはそんな人々を助けるために悪い人を殺していたが、
それは良い人から冷たい目で見られる事につながった。
母親はいたが、好きでもない人との望まない妊娠の末にコンチを産んだ彼女は助けにはならなかった。
やがて11歳のコンチは、悪い人の討伐を手伝ってくれた菊花の親父に連れられ来日した。
コンチの他にも宝塚家の使用人はなにやら脛に傷持つ人ばかり。
カリスマ医師(無免許)やら元殺し屋(ロリコン)とかバイオマスター(ホモ)とか。
菊花が幼いうちに死んでしまう、病弱だが豪気な菊花の母に恋心を抱いたりと
宝塚家に来てからも色々あったらしい。


占い師のスパイラル勝代登場。へっぽこ占いだが死相だけは必ず当たる。
彼女はコンチが五年以内に死ぬと予言した。
だがそれでは未来から来た弥生の発言と矛盾する。
なんだかよくわからないがとりあえず勝代は宝塚家のメイドになった。


菊花たちは私立中学に受験する。結果、皐月は落ちて菊花と優駿は受かった。
人のいい菊花は私立を蹴って皐月と同じ公立中学校に行く事になった。


あぶない組織で密かに育てられていたコンチキチのクローン登場。
11歳にして人を殺しまくったコンチはあぶない組織の人に目をつけられていたが、
素性の知れない殺人鬼をスカウトするより、
一から育てた方がいいと考えてクローンをつくった。
果たしてオリジナルに勝てるかという事でコンチのもとに送り込まれたクローン。
色々あって菊花に懐き、組織を捨てて宝塚家に仲間入り。
菊花父が戸籍をいじり、戸籍上は菊花の弟となった。
名前は本人が意味も響きも字画もいいと決めた「喜稔」になった。
ちょうど自分の殺人鬼時代と同じ年頃の喜稔にコンチは複雑な気持ちになる。
喜稔は菊花と共に公立中学に入学。喜稔が童貞じゃない事が発覚したりする。
以下続刊





178 :マロン名無しさん:2008/05/22(木) 20:42:26 ID:???
ろまんがが完結したので続きを。


喜稔が童貞を捨てた相手は、同じ組織に所属していた殺し屋・紅梅であった。
紅梅は妖艶な美女であったが大変無骨な性格で、
セックスしたのも「練習用の板」になってあげただけでしかなかった。
それでも喜稔はそれなりに紅梅を思っていたのだが、
紅梅は任務に失敗して帰らぬ人となってしまった。
その紅梅が組織のバイオテクノロジーによって、
馬型(まくまくたちのような姿)になって甦り、喜稔のもとに現れた。
紅梅は、態度は淡々としていたものの、内心は喜稔のことをちゃんと思っていたらしく、
二人はいい感じになり、紅梅も宝塚家で暮らすようになった。


色々あって菊花は、優秀への自分の思いは恋愛感情ではなく、
自分が本当に恋心を抱いている相手はコンチだということに気付いた。
一方コンチもまた、菊花への恋愛感情を自覚するようになる。
だが殺人鬼であった自分がそんな感情を持ってはいけないとコンチは悩み、
出奔しようとしたり記憶喪失になったりとグダグダする。
(その際に、コンチの母親は悪い人たちに人身売買されていたこと、
その客=コンチの父が日本人であることが発覚する)
記憶が戻るが相変わらずグダグダしたまま、そして五年後


宝塚家では、菊花とコンチの結婚式が行われるところだった。
コンチは五年以内に死ぬと予言されていた言葉通り、一年ほど前に一回死んだのだが、
菊花にボコボコに殴られたために奇跡的に蘇生した。
コンチが死んだのは、コンチの父親になにかをされたせいらしいが詳細は不明。
会場には皐月と優駿、喜稔と紅梅(バイオマスターに新たな体を与えられ幼女状態)も来ている。


ぽろりと漏らした発言から、実は出来ちゃった結婚で、
はじめてセックスをしたのは菊花14歳・コンチ25歳の時だと判明したために、
菊花の父が怒りだし、会場を逃げ出す菊花とコンチ。
たどり着いた先は菊花の母の墓だった。
その前で、菊花の母への思いは恋心ではなく母性に惹かれただけで
自分が愛しているのは今までもこれからも菊花だけだとコンチが告げてほのぼのとして終わる。