ネコの王

Last-modified: 2008-10-08 (水) 23:15:24

ネコの王/小野敏洋
387 :マロン名無しさん :04/01/30 20:57 ID:???

・ネコの王(よそで作ってもらいました)


偶然にもネコの王様となってしまった主人公が、黒ネコのセロと一緒に
禁断のブルマー魔法阻止したり、スカートめくりしたりする話。


うわぁ(ノ∀`)



643 :ネコの王 :04/02/06 18:14 ID:???

一匹の黒ネコが街を見下ろしてつぶやく「この街か…王の宝が眠るのは……」
小学校に通う伍岳修の家は父親は単身赴任で母親は出ていって姉と二人暮し、しかし優しい高校生の姉の苑子や、
世話好きだけど、ちょっとヤキモチ焼きの幼馴染みの古麻子がいて明るく暮している。
そんなある時、修がイタズラしようとして反撃された一匹の黒ネコが自宅の庭を掘り返しているのを目撃。
その黒ネコ、セロは埋めてあった壷に宝が入っており、それはネコのものだと主張、その時魔法で動く機械「法機」が
現れ、争いの末に壷を割ってしまう。そして中から出て来た冠を修が被った途端、ネコの形の石からネコのお面を付けた
ナイスバディの猫女神さまが現れる、しかし起きたばかりで寝ぼけてた猫女神さまは、本来ネコにしか授けないはずの
王の証「猫冠」を修に与えてしまった。そして猫冠の力で、法機を悪用して猫冠を奪い、世界をネコの国にしようと
しているトラネコのカナガキを撃退する。


強力な魔力を持つネコの王になった修を待っていたのは、誰かにお願いされる度に猫冠が現れ、子ネコと遊んだり
落しものを探したりといった小さな依頼から、ペットが野生化したケルベロス退治のような妖怪退治まで、
王とは名ばかりの困り事を解決する忙しい日々だった。願いを叶えるまで猫冠は消えないため相棒となったセロに
文句を言いながらも、修は楽しんで依頼をこなしていく。
カナガキはその後も猫冠を狙って悪さをしてきて、ついには「禁断のブルマー魔法」を発動、巨大ブルマーの魔力で
人妻もお姉さんもブルマーをはかされるがセロの知識と修の機転で事なきをえる。


644 :ネコの王 :04/02/06 18:16 ID:???

そんな中、魔法に詳しく苑子と付き合ってる修の担任の先生がある言い伝えを知る。かつて中国で先代のネコの女王を
殺した妖怪で四海龍王の一人、西海龍王・敖天が宝を追って日本に来た際にネコを助けて退治、お礼として宝を
もらったのが五岳家の先祖だったのだ。
その話を聞いたカナガキは復活させて王冠を奪わせるため敖天のミイラを発掘。最初は魔力の弱いジジイだったが
カナガキの魔法燃料で元の姿である龍に変身し、五岳家に向かう。
一方、母親代わりだった姉が先生をご飯に呼んだため、気まずくなった修は家を飛び出してしまう、迎えに来たセロと
猫女神さまと共に家に帰るが敖天の襲撃で姉をさらわれてしまう。
姉ちゃんを守れなかった事で先生を責め、すぐに助けに行こうとするがセロと先生の説得でまず準備を整える事に。
その頃敖天は猫冠と魂を切り離す罠を準備、かつて同じ「離魂の術」で猫冠を奪おうとしたが、ネコの女王の挑発に
逆上して殺してしまい失敗、兄達に必ず王冠を手に入れると約束して日本に来たのだ。
指定された公園に行くとブルマーをはかされた姉が張り付けになっていた。王冠の記憶からそのまわりに罠がある事を
見抜いた修は敖天に肉弾戦を挑み、その強さにボロボロになるが、セロと先生の協力で敖天の生魂幻語(アストラル
データ)を解読する事に成功、妖力を封じる。自らの敗北を認め、とどめを刺すように言う敖天。
敖天に中国にはもう龍王の兄達はいない事を伝え、姉は修に妖力を回復するよう依頼、これからは今までした悪事を
償うよう諭され、中国へと旅立つ敖天。
そして修は先生に「姉ちゃんはまかせたからな!義兄貴!!」と言いながら家へと帰るのだった。


西海龍王・敖天の事件も終わり、パンツしか憶えていない恩人を探すためにスカートめくりをするネコを手伝ったりと
相変わらず修は王様としてにぎやかな日常を過ごしていた。そんな時、海外からエルフの姉妹サハとコレットが来日。
修は王に仕えるため居候して世話をするコレットと、ヤキモチを焼く古麻子に振り回される。


645 :ネコの王 :04/02/06 18:18 ID:???

以前は最高の魔術師と言われた宇田川の依頼により、宇田川の死んだ家族の魂との再会に成功、一冊の本をもらう。
その本からは悪魔が出現、修の命を奪おうとするも王冠の力に阻まれ、修とセロを別の世界へと送り込む。
そこは一見元と同じ世界。しかし魔法は無く、ネコにとっては喋れず去勢されたり野良として処分される地獄だった。
ネコの王の力が届かないため猫冠は現れないが、必死に「元の世界に帰りたい」と願う2人。すると猫女神さまが
その願いを受けてやって来た。さらに悪魔に襲われるが別次元への穴に飛び込み、元の世界に帰る途中でアストラルデータ
を盗まれていた修は悪魔につかまってしまった。
悪魔は修にネコと人間の真実を聞かせる。宇宙には〈知の管理者〉=神と呼ばれる存在がいてネコはその使い、そして
〈大いなる哲学者〉=悪魔が人間を作り出したのだ。セロを見捨てネコへの未練を断ち切るよう誘惑するが「人間もネコも
同じ心を持つ生き物だ」と拒絶する修。そして猫女神さまの姉の助けもあって元の世界へ戻る事に成功するのだった。


ある日修の元に一人の女の子ももはちゃんがやって来る。「お母さんの病気を治してほしい」と言う願いを聞いた修は
病院に向かうが、そこで見たのは家を出ていった母親が死にかけている姿だった。動揺のため猫冠が消える修。
王冠の力でも医学の知識がない限り治療は無理と知るが、出来る限りの事をしようと魔法医学の勉強を始める。


646 :ネコの王 :04/02/06 18:21 ID:???

数日後、新宿で大勢の人間とネコが倒れる事件が発生、TV中継に映っていたのは悪魔と契約した宇田川だった。
生きたまま魂を抜かれた状態=「現死」はニューヨークやモスクワ、パリでも発生、先生の助けで魂は深海にいる怪物
に送られ、その怪物が1000匹浮上したら高濃度のマナを吐き出して地球上の生物は全滅するとわかる。
怪物の背中で宇田川と対面、亡くした家族を取り戻そうとする宇田川にそんな幸せに意味があるのか聞くが、宇田川は逆に
修にかなえたい自分の願いが無いのか問われる。一瞬幼い頃に母親と手を繋いだ思い出がよぎるが、それを振り払って戦い
を挑む。一瞬のスキをつかれて捕まりとどめをさされる寸前、飛び出して来て刺されたのはコレットだった。
病院に運ばれ、なんとか一命を取り留めたコレット。安心した修にサハは日本にきた本当の目的を話す。本当は修は
先ほどの戦いで命を落とし、残った猫冠を持ち帰るつもりだったのだ。
しかし修の死を遠視したコレットがその運命を変えた為に未来がどうなるか予測できなくなった事、深海の怪物は
18世紀のネコの王が魔法技術を乱用する人間からマナを奪うために作った事を教える。
1000匹目の怪物が海上にあがるまであとわずか、富士山山頂で最後の仕上げにかかる宇田川と戦う修と法円を解析する
セロ、宇田川を呪符で縛ったあと宇田川になりすまして法円にアクセス、強制命令で怪物を崩壊させる手段を取る。
苦痛の中、最後のトラップを回避するが3つのパスワードを要求される。焦るセロをなだめ先生に急いで調べてもらった
宇田川の家族の名前「ヒロコ、シホ、ジュンイチ」を入力、怪物は魂を吐き出して深海へと帰り、負けを認めた宇田川も
去っていった。


647 :ネコの王 :04/02/06 18:24 ID:???

戻って来た修は母親の病気はなおせないが、思い出を作れるよう死の直前まで元気な状態でいられる魔法を使用。
元気になった母親を見届けて病室を出ようとすると、母に手を握られて涙を流しながら「ごめんなさい。修」と言われる。
病院の外で修は古麻子に母へのわだかまりが無くなったと言い、古麻子は今日は修の誕生日だった事を思い出させ
「おめでとう」を言う。見つめあう2人、修が照れながらお礼を言おうとしたら猫女神さまが現れて、2人とセロを月へと
招待して6姉妹〈こだま、ひかり、のぞみ=猫女神さま、こまち、つばさ、なすの〉で誕生日をお祝いしてもらうのだった。


これで終了。簡単にまとめるつもりが説明が多すぎた、実際はもっとオッパイ度とパンツ度の高いマンガだけどね。