人形(からくり)草紙あやつり左近

Last-modified: 2008-09-29 (月) 16:10:08

人形(からくり)草紙あやつり左近/原作:写楽麿 漫画:小畑 健

539 :マロン名無しさん :04/02/02 19:20 ID:???
あやつり左近
基本テイストが推理ミステリだから
詳しいあらすじが書きようがないので概要だけ。


主人公は人間国宝の文楽人形師を祖父に持つ若き人形遣い橘左近(美形)。
普段は内気でナヨナヨしてる彼だが、
相棒の、明治生まれの由緒ある傑作童人形右近を操る時だけ性格が豹変する。
そう、左近君は三重人格者なのだ。
普段内気な「左近」と、人形操る時のクールで冷静な「推理モード左近」と、明るい元気な「人形右近」
この三つの人格?を行ったり来たりしながら、様々な難事件を解決していく。
(作中では、人形右近は左近の別の人格じゃなくて、
 童人形である右近が魂もって生きている?みたいな描写があるけどとりあえず左近別人格ということにしとく)


昭和初期を匂わせる雰囲気が売りだったけど、豆州弐面鬼傀儡~とか
そういう伝奇物が小さな子供に駄目だったのか、4巻辺りで打ち切りっぽく終わってる。
1,2巻は小畑氏の超絶うまい絵と伝奇的事件とがマッチしておもしろいが
3,4巻はなんかもうグダグダで、最後に主人公の左近君が女子高生と仲良くなって終わり。