戦場俯瞰図

Last-modified: 2017-01-16 (月) 19:03:27

カードスペック

 
戦場俯瞰図
レアリティ:★コスト:1入手先:東方伝来
使用後、このカードを破棄
自身に警戒/20Turnを付与
 

「東方伝来」収録のアイテムカード。
警戒が効いている間は、一部の敵が行ってくる奇襲攻撃を確実に予防できる。暗中状態でも阻止可能。

奇襲は難易度が上がるほど危険性が増してくる。
難易度チャレンジャー1では序盤からエリートハーピーが計9ダメージ。グレートデーモンはエリートでなくても11ダメ、デュラハンはなんと計15ダメも受けてしまう。
さらに難易度が上がれば、出会い頭に20や40といったダメージで即死も日常茶飯事となる。奇襲対策は必須と言ってよい。
(常時強力なシールドを張り続ける、巨大化でHPを盛るなど、方法は警戒以外にもいくつかあるが)

公開初期は何のデメリットもない安牌的な補助効果だったが、Ver1.1で敵専用の常在補助効果・奇策が登場した。
奇策持ちの敵との戦闘中に警戒状態になっていると、敵のみ倍速で行動ターンが経過する(状態変化の残りターンの経過速度は変化なし)。
これにより敵が凄まじい頻度で技を連発するようになる。この時「倍速によってそのターンに使われることになった技」は赤表示にならないので、
自分でしっかり確認しないと予想外の攻撃をもらったりする羽目になるので注意すること。
このため一気に倒せないようなボス敵などと戦う際には、警戒をあえて自粛するといった選択肢も必要になった。

 
 

この戦場俯瞰図は警戒カードでは唯一、有効時間が20ターンと極めて長い。
各ダンジョンは全15階なので、極論すると全ての敵を1ターンキルさせていってもまだ5ターン余る計算になる。
ランキングダンジョンなどでは必然的に最速で敵を処理していくことになるため、まさに打ってつけと言える。実際の採用率も高い。
もちろん見敵必殺とまではいかないデッキでも、これだけ長時間奇襲を避けられるのは有難いの一言に尽きるだろう。

 

関連カード

警戒つながり
 闇を照らす カルラ(警戒5T)・民衆の英雄 ロビン(警戒5T)・道案内の ヘレン(警戒5T)・戦場俯瞰図(警戒20T)
地図売り
 道案内の ヘレン旅の何でも屋 リッカ

過去作品での戦場俯瞰図

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
俯瞰図とは地形を斜め上から見下ろしたかのごとく、立体的に描かれた地図のこと。敵が奇襲しやすい(=警戒すべき)地点をこれで把握して備えるのだろう。

 
 

地図というカードそのものはシリーズ皆勤である。特にDDFではゲームの根幹を成すカードとして多数登場した。
DDFにおける地図カードは各ダンジョンへ行くための言わば入場券であり、これを冒険者の街道などで使うことにより目的地へ進入できる。
プレイヤーは皆これら地図を手に、町と街道、ダンジョンを絶えず行き来していたのであった。

そんなある意味最重要アイテムなだけに、地図カードは商品としても広く扱われた。
町で買えるのはもちろん、冒険者の街道でもが冒険者相手に売り歩く姿がよく見られた。

冒険者そのものがいなくなったDDD2時代では、こういった地図の需要も激減しているのは間違いない。この手の商売もおそらくかなり困窮しているのだろう。
プレイヤーが一日のうちに行けるデイリーダンジョンが限られているのも、もしかしたら各種の地図が品薄なせいなのかも知れない。


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