由緒正しき ジークリット

カードスペック

最強の聖域カード。
どのカードでも1枚出すだけで5もHPを得られる。回復が追い付かないということはまずなくなるだろう。
聖撃や巨大化と併用したり、賭血中の非回復カード使用時のリカバリーにももってこいである。

このカードそのものには大した回復効果はないので注意。コスト相応とも言えるが。

関連カード

聖域つながり

　トレント（1聖域5T）・巡礼者 コルネリア（2聖域5T）・由緒正しき ジークリット（5聖域5T）

セレブ

　木陰の紳士 ジェラール・大富豪 アドリアンヌ?・由緒正しき ジークリット・黄金の女王 ホーネリア・（財宝亀）

友達

　大怪盗 カーヤ・探求者 ヨハンナ

DDFでの由緒正しき ジークリット

「本気でここに入るのか？あ、置いてくでない！」

王国では由緒正しい司祭の名門・バッハシュタイン家のお嬢様。
……とは到底思えないほど高飛車で、それ以上にとてつもなく常識のないポンコツ娘。のじゃロリ。そして下乳。

ジークリットの一般教養の乏しさは、その恵まれ過ぎた生活環境に由来する。
当代のバッハシュタイン家当主、すなわちジークリットの父親は彼女の教育を使用人任せにしていたこと。そしてその教育係を含めた周囲の人間が皆、何でも無条件に褒めたたえるイエスマンだったこと。
身分に恐れをなしたのか、あわよくば取り入ろうとゴマをすっていたのかは定かでないが、とにかく彼らはジークリットをとことん甘やかしてしまった。
疲れたら誰かがすぐおんぶしてくれるものと思っているのも、お菓子は木に生るものと思い込んでいるのも、自家が輩出した司祭の名前を言えるだけで勉強ができると勘違いしているのも、
見せるほどのモノも無いのに名家の令嬢にあるまじきハレンチな服を好んで着るのも、誰も咎めたり正してくれる人がいなかったためである。
当主も娘のこんな有り様に実に10数年もの間気付かなかったところを見ると、普段ほとんど彼女と接していなかったと思われる。ある意味不遇な生い立ちだったのは間違いないだろう。

ある日ようやく事の深刻さに気付いた当主は、常識を身に着けさせるため急遽ジークリットを家から放り出し独居を強要する。
当のジークリットは不自由な独り暮らしよりも、父に勘当同然に突き放されたことの方がショックだったらしい。実家からは手紙ひとつ来ず、ホームシックに涙しながら社会勉強の日々を送っていた。
ヨハンナやカーヤといった友人を作れているあたり、根はそこまで悪い性格でもない様子。ちなみにヨハンナに呼ばせると「リッちゃん」、カーヤだと「ジークリっち」になるらしい。

家を出てからは司祭の修行も真面目に始めたらしく、ゲーム上のスペックは申し分ない。
全滅時にHP満タンで即復活させる必殺技・ホーリーグレイルは才能の証と言えよう。これを扱えるのは人間では彼女のみ、後は本物の天使のラスターしかいない。
「これがわらわの実力じゃ！」

コメント