【ウェブニー】

概要

レビンの洞くつで出会う【プクリポ】型の【魔族】の女性。声は小橋里美*1。
もとは【バルディスタ要塞】の兵士で倉庫番を任されていた新人の兵士であるが、ドジが多く倉庫の清掃で見つけたクモが怖くてたまらないなど、バルディスタの兵士に似合わず臆病。
クモが苦手な割にはやたらとセリフに「クモ」を絡めてしゃべるだけでなく、「～でシュル」と言う特徴的な語尾を多用する。名前も英語でクモの巣を意味する「ウェブ」が含まれている。

【王の戴冠】（Ver.5.2ストーリー）

【魔界大戦】において【ゼクレス魔導国】に出撃した際に足を踏み外して川に落ち、行方不明になる。
辛クモ【ガウシア樹海】に流れ着くが、そこで【呪いの泉】の水を飲んでしまった事で、一番なりたくなかった【怪蟲アラグネ】のようなクモの姿に変わってしまう。
　
【トポルの村】の住人からは巨大なクモのモンスターとして恐れられていたが、本人は村を襲う気は全くなく【ヴァレリア】の手がかりを求めて現れた主人公に「変えられた姿を元に戻せる果物があると知ったが、そこまでの道のりが狭くて自力では行けないので、そこにあるものを見つけてきて欲しい」と頼み込んでくる。スライムの代表的台詞のパロディを言い放す。
件の【ラーの果実】を見つけてきてそれを食べさせると、元の姿に戻る事ができた。
この際にイルーシャは「あなた本当はそんなにかわいい姿をしていたのね」と驚いている。なお、この時お尻からの糸でぶら下がったり実を食べるときもわざわざ糸で吊るしたりと結構クモの姿を楽しんでいたように思える。
Ver.5シリーズの恒例となりつつあるコメディシーン担当のキャラと言える。

クエスト【強クモ優しクモ】

上記の後、ようやくバルディスタ要塞へ帰還する。
それにあたり、自分をクモ恐怖症に陥れたクモの巣を取り除いて欲しいと頼まれる。
しかし、そのクモの巣はバルディスタのベテランクモ兵【スパイダ】の巣であり、取ろうとすると止められる。
スパイダは新人の彼女の頑張りを影ながら見守っており、その事に気づいた彼女はスパイダの優しさに気付き、考えを変えた。

クエスト【かっこよクモかわいクモ】

スパイダのような立派な密偵になるべく仕事に精を出し始める。その一環として、【ユシュカ】と【アスバル】と【大魔王】の3人の会談に何故かヴァレリアだけ呼ばれてない事を不審に思い、調査の手伝いを依頼してくる。
主人公にお願いして入手した【エレガンスフラワー】?と事前の準備によって【大魔王城】での会談に潜入するも、ユシュカとアスバルに勘付かれておりスパイダからフォローを任された主人公によって潜入がバレてしまう。
（なお、主人公が大魔王その人であったことはこの時に初めて知った模様）
結局、会談の内容はヴァレリアの誕生日プレゼントを決めるためのものであり、その議題こそが彼女を呼べなかった理由でもあった。
ウェブニーも参加しての会談はつつがなく終わり、バルディスタに戻ると大魔王と二人の魔王を疑った事を主人公に謝罪する。
なお、この会談後ヴァレリアに贈られたのは以前彼女が誤って破損させてしまったヴァレリアの愛馬の鞍だったりする。このプレゼントにはヴァレリアも至極満足した模様であり、自身のミスを逆にうまく利用する彼女のしたたかさもうかがえる。

イベント・その他

【七夕ロマンス！　夜空にあまねく願い星2】

願いをかなえるべきNPCのひとりとしてゲスト出演。
自分の抱く願い事について考えているうちになぜかここへ来てしまったらしい。主人公がまだVer.5のストーリーに入っていなくても特にセリフに変化はないが、自分がアストルティアの住人でないことをほのめかすだけで魔族とは名乗らない。イベント上で絡む【バジエド】?は彼女の外見を「悪魔的」なファッションだと思い込んでいる。

【美の競演！ 第10回アストルティア・クイーン総選挙！】

愛らしい姿や、シナリオでのコミカルな姿がウケたのか、ミローレ曰く「強大なライバルとの争いをからクモ制した」ことで、なんと予選2位で本戦出場。
予選の時には、2位と3位の座を【ヴァレリア】と争っていたが、残り3日で猛烈な追い上げを見せ、見事2位になったとの事。
更に本選でもその勢いのまま快進撃を続け、最終結果ではただ一人100万票を超え、予選1位・本選2位の【メレアーデ】に1.5倍近い大差をつけ、クイーンの座に輝いた。
クイーン総選挙の本選にプクリポ（型）のキャラがエントリーするのは、【アルウェ王妃】に続いて彼女が2人目、クイーンに選ばれたのは彼女が初めてとなる。
更に、ストーリーのメインキャラでもなければ長編クエストの主役でもない、ちょっとストーリーに出てきただけの一NPCが1位になるのはクイーンナイト合わせても初である（一応クイーンになった当時のリーネも一店員扱いだったが、あちらは後だしではあるが長編クエストの主役になった）。
まさに、昨年度の【ナジーン】並の圧勝であった。
　
彼女に投票した際もらえるチョコは糸でグルグル巻きにされたようなチョコ。
実際食べてみるとホワイトチョコのようで、主人公曰く「おいしクモまずクモない普通の味」とのこと。

【美の競演！ 第11回アストルティア・クイーン総選挙！】

前回優勝した為、今回はシード枠での出場。
今回は上司であるヴァレリアとの直接対決となり、ヴァレリアの紹介シーンでは彼女もちゃっかりアピールをしている。
　
彼女に投票した際もらえるチョコは、クモの巣を模した薄いチョコ。
パリパリした食感が楽しいがやはり「おいしクモまずクモない普通の味」であるとのこと。
　
しかし前回クイーンとはいえ、殆どチョイ役であった為か最終的な順位は5位と前回に比べると順位をかなり落とし、前回で順位が下だった【メレアーデ】、【勇者姫アンルシア】、【セラフィ】に抜き返されてしまった。
しかし本人は少し落ち込みながらも「いち兵士だしこんなもんでシュル」と気にはしていない様子を見せている。

【新春ぴょんと跳躍福招き】

上記のクイーン総選挙の結果を受けてか、「チームゆく年くる年2023」の一員として登場。ここでは蝶模様のふりそでを着用。
武器に【ブラッドスピアー】を装備し、【狼牙突き】【ジゴスパーク】【さみだれ突き】のほか、【クモノ】も使用。
また仲間呼びで【怪蟲アラグネ】と同タイプの「新年めでたクモ」を呼び出す。新年めでたクモは攻撃できず、【おとし玉大連弾】を使用して力尽きる。