【ゼクレス城・宝物庫】

Last-modified: 2021-08-28 (土) 01:41:34

概要

【魔界】に存在するダンジョン。
 
その名の通り【ゼクレス魔導国】王城の宝物庫…なのだが、実際には王城と外を繋ぐ秘密の脱出路の部分がメイン。
抜けると【ベルヴァインの森西】に出る。また、城下町にある六大陸堂とも抜け道で繋がっている。
森側の扉は最初は封印されているが、最深部の小エリア「滝見の広場」でのボス戦のあと、封印が解かれて往来が可能となる。
 
悪意に満ちた魔導国らしく、脱出路には狡猾なトラップが多数仕掛けられている。
まず、広い部屋の中央部には約0.5秒毎に100ダメージも受けるトゲの床が設置されており、迂闊に踏み込めばその餌食になる。ダメージを受けたくなければ床の色を見て壁際を歩こう。
最初に入る部屋には奥側に赤い【宝箱】が見えるため(本ダンジョンにおける宝箱はこれ一つだけである)、喜び勇んで取りに行こうとするプレイヤーを嵌めるつくりになっている。しかもその宝箱の中身は【うまのふん】1個だけという、精神的なダメージまで狙ってくる念の入れ様。
それ以外でも、二手に通路が分かれている箇所がいくつかあり、一方は踏み込むと床が落ち込んで引き返せなくなる一方通行の道、もう一方はキラーマシン・強が警備している道となっている。
キラーマシン・強は、数ある【強モンスター】の中でも屈指の戦闘力を誇る難敵で、道中最大の脅威となるため、初見では避けた方がよい。
おそらくは緊急時に城内から脱出するための通路で、トゲ床は構造を知らない追手を足止めするために、一方通行の通路とキラーマシン・強は外から城への侵入ルートとして使われることを防ぐために設置されているのだろう。

Ver.5.0

本バージョンのゼクレス魔導国のストーリーにて初めて入ることになる。
ストーリー上は、【アスバル】を追って六大陸堂側から宝物庫内へ入り、その後王城の警備兵に見つかり脱出路から城下町の外へ逃げることになる。そのため、この段階では宝物庫以外の王城側エリアには入れない。

Ver.5.1

ストーリー終盤では実際に城への侵入経路として使うことになり、そのいやらしさを体感させられる。
上述通りキラーマシン・強が警備している方のルートを必ず通らなければならないため、通路の狭さと相まって避けながら進むのは困難。
幸い逃走は可能なので、特に用が無ければ被害が増す前に逃げてしまおう。
途中の宝物庫には、この国の初代国王の名前のほか、今後伏線になりそうなアイテムが幾つも展示されている。

収蔵品一覧

  • いつわりの占水晶
    占術師アズウェンが占いの際に用いていた水晶。しかしアズウェンは何らかの理由で捕らえられ死罪が下され、その際に呪いをかけたのか以後はいかなる問いにも偽りしか示さなくなった。
  • 王妃の礼杓
    王妃となった人物が儀礼のために捧げ持つとされる加護の魔力を秘めた礼杓。
  • 銀翼竜の角
    時を経て結晶化した銀翼竜の角。ゼクレス城の建立祝いに当時の【ベラストル家】より寄贈されたもの。
  • サバスの宝斧
    かつて【ゲルヘナ幻野】を支配していた蛮族サバスから建国を祝して贈られた斧。
  • 勝利の宝槍
    ゼクレスで伝統的に行われている馬上槍試合において優勝した者がパレードの際に持つという槍。
  • 四臣の宝剣
    【建国王ワラキウス】に見立てた剣に、彼に仕えていた4人の忠臣に見立てた4つの宝珠をあしらった宝剣。柄には「とこしえの忠誠を誓う」と刻まれている。
  • ゼクリアの大皿
    ワラキウスの妻ゼクリアが、後継ぎが産まれた際に使ったとされる大皿。ゼクレスではそれにならい、国の後継ぎが産まれた際には大皿に産まれた子を乗せて皆で祝福し、魔王が亡くなった際にはその首を大皿に乗せて弔うという。
  • ゼクリアの黄金杯
    ワラキウスの最期を看取ったゼクリアがその血を受け止めたという杯。
  • とむらいの王冠
    ゼクレス王家に弔事があった場合に一定期間魔王がつけるという質素な王冠。
  • 魔瘴封じの護り
    魔瘴石の結晶を模して造られた宝石。ゼクレス城建立当時は城が魔瘴から守られるようにと願って城の上部に付けられていた。
  • 魔仙卿の錫杖
    大魔王の座を目前にしながら病死した時の魔王の死を悼み、【魔仙卿】より贈られた錫杖。
  • ワラキウスの宝盾
    ワラキウスを表したという宝盾。「最強の盾、そは叡智なり」と刻まれている。

登場モンスター

【ゴースト・強】
【キラーマシン・強】

滝見の広場(ボス)

【レイジバルス】

隣接地域

【ベルヴァインの森西】
【ゼクレス城・地下】