【厄魔ポヴァディウス】

Last-modified: 2023-01-15 (日) 18:50:03

概要

Ver.6.0ストーリー【天星の英雄たち】に登場するボスモンスター。【ゾンビ系】演者はこばたけまさふみ
外見はこげ茶色の骨に黒い防具の【ダークパラディン】だが、胸の布や腰の前掛けがボロボロで、左胸にはメダルが付いている。
他の色違いに【グリーンボーン】【冥骸魔レギルラッゾ】【死霊兵ガテリアン】【掃討隊長バナゴル】がいる。
 
世の金持ちという金持ちに激しい恨みを抱き、憎悪の風を巻き起こして財産を根こそぎ奪う悪魔。
【カブ】たちと主人公が黄金の試練に必要な100万ゴールドを稼いだところ、突如現れたこいつが金持ちへの恨み言を言いながら金庫ごと奪い去ってしまう。
【ファボル鉱山】の奥にある「忘却の神殿」に奪った大量の金貨を貯め込んでいるが、彼が触れると全てチリと化してしまう。
現れたカブたちに対し、大量の【ふこうもり】(姿は【ほねコウモリ】と同じ)を呼び出して応戦。カブたちがザコの相手をしている間に主人公が戦うことになる。
戦闘中の背景ではふこうもりと戦うカブたちの姿が見られる。
 
撃破後、事情を聴く姿勢を見せたカブに応じ、こうなった経緯を語り出す。
元は貧しい家に生まれた人間で、いくら働いても親の作った100万ゴールドの借金が返せず、ついに盗みを働いてしまう。
盗んだのはとある富豪が秘蔵していた古いメダルだったが、それには【あやしいかげ】の姿をした悪魔が憑いており、「借金を肩代わりし、金持ちに復讐する力を与える代わりに魂をよこせ」との誘惑に乗ったところ、永遠に尽きない金への渇望感と、金に触れると朽ちてしまう呪いを与えられてしまった。
ひたすらに金を求めながらも手にしたらしたで朽ちてしまうという無間地獄に長い間苦しみ、何とかこの苦しみから解放されたいという願いをもって祈願の神殿へと導かれたものの、大金を目にしたことで金への渇望及び金持ちへの憎しみが先行してしまい、今回の騒動を引き起こすこととなる。
「コイツを見殺しにして試練に合格しても嬉しくない」としたカブの提案により、金庫の100万ゴールドを「超・【ゴールドシャワー】」として悪魔に叩き返すことで、呪いは解かれて元の人間の姿へ戻り、4人に対し感謝をしながら昇天していった。
後には件の「きたないメダル」が残されたが、そのメダルは【ちいさなメダル】の原型となる「古代ちいさなメダル」であり、【島主ゴーレック】が100万ゴールドで買ってくれる。
 
元々は人間だったためか、威厳のある話し方は実は演技らしく、被害者を震え上がらせるために一生懸命練習したという。そのため油断すると素が出るらしい。
骸骨の見た目をしていたことや解呪された途端に昇天したことから、ヒトとしては既に亡くなっていたものの悪魔の呪縛によって昇天を許されずに彷徨っていたと思われる。なお、彼の死亡時期や死因は明示されていない(悪魔に魂を売り渡した時点で死亡していたとも考えられる)。
元人間にしては7文字と珍しく長い名前である。由来は貧困・貧窮などを意味する「poverty」からと思われる。

使用特技・呪文

攻略

戦闘BGMは【雄叫びをあげて】
序盤は単体なので何も怖くないが、HPが減ってなかま呼びでふこうもりを呼び出すようになってからが本番。
ふこうもりには打ち止めがなく、いくらでも呼び出してひたすら妨害をかけてくる。呪い耐性がないととても【おはらい】では追い付かないため、呪い耐性100%は必須。
ポヴァディウスの守備力が高いのもあってヘナトスも厄介。可能なら【幻界王の首かざり】でステータス低下を防ぎたいところ。【キラキラポーン】を撒いてもいい。
ポヴァディウス共々光属性弱点なので、【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】などで一掃したい。いくらでも出てくるということはいくらでも倒し放題なので、【機神の眼甲】を装備するとよい。
 
厄災ブレスとシールドバッシュは発動が遅めで、見てからでも回り込んで回避は可能。とはいえ、周りがふこうもりだらけになると邪魔されて回避できない場合も多い。
巻き上げサイクロンで発生するゴールドシャワーの範囲は1ヵ所の時はポヴァディウス本体の周囲、3ヵ所になってからも基本的にはポヴァディウスの周囲に発生しやすい。
ゴールドシャワーの発生は遅めだが、その間ポヴァディウスに接近して攻撃しづらくなるためやりにくい。
 
敵のHP減少に応じて(25%ごと?)【大地の三闘士】からの【おうえん】がかかり、テンションアップする。タイミングを計るのは難しいので、運よく大技と被ったらラッキー程度に思っておこう。