【タコメット】

Last-modified: 2021-05-05 (水) 20:36:12

概要

本作で初登場したモンスターで、ヘルメットを被り槍を携えたタコの魔物。【水系】で、【プチアーノン】【だいおうキッズ】の上位亜種にあたる。
上位種に【ヒョウモンダーク】が、ボスに【テンタコルス】がいる。スーパーライト等で下位種【たこやり兵】も登場したが、本作では未実装。
通常ドロップは【みがきずな】、レアドロップは【レッドアイ】
 
【トンブレロ】【ピンクモーモン】がVer.1.0を風靡したモンスターならば、タコメットはVer.1.1以降のアストルティアの、当節流行を体現したモンスターと言えるだろう。「キュララナでタコメット」はある種の合い言葉であり、Lv上げをするユーザーにとって長らくお世話になり続けるプレイ方法だったのである。

Ver.1.0

【ギルザッド地方】【キュララナ海岸】【プペラトンネル】に出現する。【コックはいつも大忙し】対象。
【マホトラ踊り】に仲間呼び、【メガザルダンス】を使う。この仲間呼び+メガザルダンスが厄介で、仲間呼びで増やして倒そうとするとメガザルダンスで一斉に復活させられ、収拾がつかなくなってしまう。仲間呼びで狩るには向いていないと言われていたが…

Ver.1.1

このバージョンで多くのモンスターの経験値が増減したが、こいつの経験値は変化していない。ちょうど基準となる値だったのだろうか。
キュララナで2~3体で出る上、宿が比較的近い。メガザルダンスだけは厄介だが、パーティボーナスの増加により複数の【平田】を雇って【タイガークロー】等を使えば狩りやすく、効率もいい。トンブレロとピンクモーモンに代わる新たな狩り対象として注目を浴びた。
出現率も比較的高いため、週末の混雑時間帯さえ避ければピンクモーモンほど狩れないということはあまりない。今日も明日もキュララナにはタコ狩りプレイヤーが溢れかえっている。
同時期に配信されたジュレット外伝クエスト【ネコにゴハンなのニャ】でもピックアップされたため、勢いが波に乗っていた。タコだけに。

Ver.1.2

【使い込み度】システムの搭載により格下となるLv44以降は卒業するプレイヤーも増えたが、HPを気にせずとも気楽に狩れる手軽さから未だに人気である。ちなみに当時は攻撃力が190あればタイガークロー2発で確実に倒せていた。

Ver.1.3

第2回目国勢調査で846,236,596匹という記録を樹立、見事1位を獲得した。
ただしよりステータスの上がったプレイヤーには【ガルゴル】【サポックス】と言ったより高レベルの狩り場が解放されるため、タコ狩りの卒業も視野に入るようになっていった。
……そう、卒業できるのである。かつてのレベル上限までピンクモーモンやトンブレロを狩り続けるのが最高効率だった惨状と比べれば大きな進歩と言えるだろう。

Ver.1.4

タイガークロー1回でも倒せる気配が見えはじめてきた矢先に弱体化を喰らってしまった。さらにその影響でLv43以下ではタイガークロー2発での討伐も絶望的となった。
ついでにみがきずなのドロップ率が調整され、1.3と比べて中々落とさなくなった。タコメッターの多くが卒業したこともあり、1.3時点で1つ20Gあたりでバザーで売られていたみがきずなが異常に高騰している。

Ver.2.0

閑古鳥が鳴いていたキュララナだが、低レベルでも画面を見ないまま稼げるお手軽さから、新職で追加された【まもの使い】たちが仲間モンスターのなつき度上げも兼ねて使うように。また聖王のヤリが登場し【狼牙突き】2発で確実に倒せるようになったため、【パラディン】が一人で高効率で経験値を稼げる場所としてタコ狩りリターンズが始まった。
今やキュララナは様々なモンスターたちでごった返す動物園のようで、ゴールデンタイムだと敵の姿すらまともに見えなくなる程混雑している。

Ver.2.1

新たな生息地として真【コニウェア平原】が登場。海岸地帯に2~4体同時に出現する。ルーラ地点も近く、舟に乗る手間も要らない。Ver.2.0をクリアしないと行けず乗り込める人が限定されることもあり、狼牙突きなどを用いたLv上げ用の狩場として注目を集める。ちなみに同バージョンで実装された【どうぐ使い】も槍が使える。
狼牙突きが強化され、【らいじんのやり】を装備して攻撃力が306程度あれば2発で倒せるようになった。これにより元気玉1つで10万以上の経験値を手に入れることも可能となった。
なおどうぐ使いはヤリが装備できる職業で唯一回復呪文が使えないので、Lvが低いうちは【上やくそう】等回復アイテムも持っていった方がよい。

Ver.3.3

…等々、様々な要因からプレイヤーに狩られ続けていたタコメットだったが、タコメット本人達からは良く思われていなかったようで、2016年6月の【テンの日】限定で「逆襲のタコメット」が勃発。
本来はプチアーノンが生息する【スレア海岸】にタコメットが出現する・・・だけでは済まず、【スカラベキング】【キラービー】【バザックス】などが助っ人で出現する(いずれもレベル上げで一世を風靡した仲間)。
さらに時間経過で【ネクロバルサ】3体や【ベヒードス】3体など地獄のようなメンバーが続々参戦。最終的には【ダークネビュラス】【キラークリムゾン】【大魔獣イーギュア】5体などといった超強敵モンスターも現れ、一種のお祭りイベントが一転、一方的な殺戮劇と化した
恐ろしいほどの交友関係の広さである。凄いぞタコメット。
因みに撃破者がいたりする、そいつもそいつで恐ろしい…。
 
4周年記念のドットデザイン壁紙にも出演。ピンモー共々DQ10を代表するモンスターになったようだ。
その後も狩られ続けているが、一部のタコメッター達は更なる大海原へ足を運んでいった…そう、【ヒョウモンダーク】狩りである。タコ漁は終わらない。

【キュララな夏休み 今年も海は大騒ぎ!】

【ムーロン】に渡される「海神の秘薬」で変身する事になる魔物の候補の1つ。
ステータスでは最大MPや攻撃魔力が高いのが特徴。
補助系の呪文習得しており、敵からMPを吸いとる特技や味方にMPを分け与える特技を使う事ができ、更に氷属性を付与する流氷フォースと属性ダメージを2倍にするタコつぼブレイクを併用して大ダメージを与える状況を作り出すといった【魔法戦士】のような行動がとれる。
ここぞの場面では大技メガザルダンスで味方の態勢を建て直す事も可能。
職業の簡略表記は「タコ」と恐ろしくまんま。
 
道具が使えない【海竜ヴォドニーグ】戦においてはオクトパサーは唯一のMP回復手段となっているため貴重。
状況に応じてバイキルトやピオリム等による補助呪文を使うと共に流氷フォースからのタコつぼブレイクを入れてパーティの火力を底上げするといいだろう。
何気に殴り能力も強めで、各種補助をかけてからのタコなぐりは大ダメージが狙える。
CT技を除くと通常攻撃しか攻撃手段がないが、タコつぼブレイクが効いているならば通常攻撃でもそこそこのダメージが出る。
 
メガザルダンスは全MPと現HPの99%を使う大技だが、メガザルダンス自体で死ぬ事はなく、MPもマホトラおどりで簡単に回収出来るのでここぞという場面では躊躇せずに使っていこう。
 
メガザルダンス、タコつぼブレイクは強力な効果だがCTが長いので、他にタコメット役の人がいる場合は被らないように気を付けて使っていこう。
 

データ

【刺激的なシーサイドラン】

スクアーロ海賊団に使役され、舟(【渡し舟】と同程度)をキュララナ海岸から【ゲルト海峡】まで押して行った。