【物理】

Last-modified: 2024-04-28 (日) 00:41:34

一般的な意味での物理

自然科学の一分野。自然界をできるだけ包括的に説明できるような統一的理論体系を、数学を用い構成することを目標とする。
(熱が奪われる現象である冷却も含む)・電気・音・原子力なども、現実の学問としては物理学の分野に含まれる。

RPG用語としての物理

武器あるいは素手による直接攻撃の俗称。基本的に魔法の対義語として用いられる。
上記の一般的な定義を当てはめると、大抵の攻撃魔法は「物理攻撃」と解釈できてしまいそう(特にの魔法は大体それらを用いた斬撃・打撃で攻撃しているため、ニュートン時代の古典力学の範囲でも解釈できる)なものだが、ゲーム上の話なので深くツッコむべき所でもないだろう。

物理攻撃・物理ダメージ

DQにおける狭義では、自身の【こうげき力】と相手の【しゅび力】の影響を受け、「(攻撃力÷2-守備力÷4)×技の威力」を基礎ダメージの計算に用いる攻撃を物理攻撃や物理ダメージと呼ぶ。
しかし、広義となると「【呪文】【ブレス】以外の攻撃」とか「特技とほぼ同義」とか「攻撃力依存の攻撃」といった曖昧な意味合いになってくる。
本wikiを含むプレイヤー間では狭義の物理の話をすることが多いが、広義としての物理という言葉が出てくることもあるため文脈を見て判断したい。
 
このように定義が曖昧になっている背景としてDQシリーズ、特に本作では「狭義の物理ではないが広義の物理とは言えるような攻撃技」が多数存在し、「狭義の物理にのみ影響する効果」が守備力関係を除いてあまり存在しないことが挙げられる。
例えば【ジゴスパーク】【悶絶全方打ち】は相手の守備力を参照しないものの味方版のダメージ計算式においては攻撃力を参照しており、当然呪文やブレス扱いでもないため、狭義の物理ではないが広義の物理と言うことはできる。
しかも、こうした技はモーション・エフェクトの面でも斬り付けたり殴り付けたりと、ダメージ計算式を調べなければ狭義の物理と勘違いしてしまうような技が多い。
 
また、各種の技はパッシブスキルや状態変化の適用対象となるか否かの判定において、ダメージ計算式ではなく「通常攻撃」「呪文」「ブレス」「(ブレスを除く)職業スキルの特技」「武器スキルの特技」「タロット」「必殺技」「チャンス」といった所属カテゴリによって区別されている。
上記に挙げたカテゴリのうち「通常攻撃」「呪文」「ブレス」以外には狭義の物理技と非物理技が混在している上、ゲーム中で「物理」や「打撃」といった言葉が出た場合も基本的にはカテゴリの話をしているため狭義の物理と非物理の区別はない。
例えば【打撃完全ガード】は「通常攻撃」「職業スキルの特技」「武器スキルの特技」「タロット」のカテゴリに対して有効で、狭義の物理技に当てはまる【やいばくだき】【はやぶさ斬り】だけでなく非物理に当てはまる【めいどうふうま】【塔のタロット】も無効化される。

物理構成

【戦士】【バトルマスター】【まもの使い】といった(上記における狭義の)物理攻撃型の職や、【魔法戦士】【どうぐ使い】といった物理攻撃の支援に長けた職を採用し、物理攻撃を主体としたパーティ編成のこと。
逆に、狭義の物理攻撃以外をメインとする【魔法使い】【賢者】【占い師】【天地雷鳴士】【海賊】などはアタッカーとして採用されない(回復役や補助役の枠として採用されることはある)。

関連

【物理不遇時代】