【メタルスライム大討伐イベント】

Last-modified: 2023-08-11 (金) 15:31:46

概要

2012年11月26日から12月5日まで開催されたイベント。
ドラクエ10サービス開始後、初の【大討伐イベント】である。
【スライム】【スライムベス】【メタルスライム】100万匹ずつ討伐する大掛かりなものである。
成功した場合は【元気玉】1つと【メタルチケット】が配布される予定だった。

しかしこのクエストは発表されたときから、お葬式モードが漂ってしまった。
理由は簡単。メタルスライムが討伐対象となっていることである。

当時はまだ【メタスラコイン】なんて便利なものはなく、エンカウントするには非常に低い確率でメタルスライムと会うしかなかった。
つまりは出ることを祈りながら他のモンスターのシンボルにぶつかり続けるしかいなかったのである。
第1回国勢調査の段階での討伐数から単純に逆算しても当時の出現率、出現数のままではこの日数での達成ほぼ不可能であることは明白であった。もしエンカウントしたとしても、無慈悲にも「逃げ出した!」のコマンドが表示され逃走を許してしまうことも多く、討伐は困難を極めた。
運営的には、この時期に90日【プレイ継続特典】のメタルチケット5枚が届くのでそれを持ち寄って達成してほしいとの意図もあったと思われるが、当時はリンク先下部のとおり月末に達成者を集計して各自にアイテムコードを送るシステムで事務作業が入り、結局開催終了ギリギリまで届かなかった。PTを組んで【持ち寄り】するという習慣も根付いておらず、届いたチケットが死蔵されたとも思われる。

結局メタルスライムは100万匹討伐できず、760990匹のところで終わってしまい、「つぎこそだいとうばつ」のプレゼントのじゅもんを通じて元気玉が1つ配布された。この「つぎこそだいとうばつ」と言うフレーズはこのイベントの失敗を象徴するものとして、その後もDQ10界隈で時折話題に上ることがある。
当時はドラクエ10のサービスが始まって初期の頃だったため、運営の方でもいまいちこの手のイベントでの勝手がよく分かっていないままに盛り込んでしまったのかもしれない。

その後の大討伐系イベントはノルマが段階制になっていたものの、最終目標までの達成が続いていたが、2017年夏のカジキグランプリ 大漁祭で途絶えてしまった。
「大漁祭は釣りであって討伐ではない」との屁理屈解釈もあったが、2020年4月の【みんなでチャレンジ!『アストルティアミッション!』】で戦闘系ミッション3件が未達成。名実ともに大討伐イベント連続達成記録は断たれた。