【命のルビー】

Last-modified: 2023-03-12 (日) 17:30:20

概要

【魔剣アストロン】に装飾された赤い宝石。
 
ファラザード城にある『ユシュカの手記』と言う本によると、元々は【ユシュカ】【ナジーン】【ネクロデア王国】の宝物庫で見つけたものであるという。
それによると数千年前に起きた大戦争(何に該当するのかは不明)の直後、「暗鉄鉱ネクロダイト」の採掘場で不意に産出したものだそうだが、あそこにルビーの鉱床はないと書かれている。
ネクロデアの民は自分たちの流した血がルビーになったと信じ、いつか志半ばで散った同胞の魂が還ってきてルビーに宿るという伝説を持つ。
 
とにかくネクロデアに伝わる国宝級の宝石なら魔界を救う剣にはもってこいの逸品ということで、ナジーンが命のルビーを手に取って刀身に合わせると、吸い付いたようにそれきり 二度とはずれなくなってしまったという。
燃えるような熱を帯び、輝く剣を見て2人は魔剣アストロンの完成を確信した。
 
手記にはこう書かれており、実際の出所については一切言及がない。
だが命のルビーの形状をよく見てみると、どことなく【ジア・クト念晶体】の幹部が持つコアの形状と似ている。
【異界滅神ジャゴヌバ】が元はジア・クトの1人、【ジア・グオヌバ】であったこと、魔剣アストロンにもジア・クトと同じく鉱物化の能力があることから、命のルビーはジア・グオヌバのコアだった可能性も捨てきれない。