【おどるほうせき(仲間モンスター)】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 12:53:38

未転生ステータス

LvHPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
1904560110707060907040
503259512018013013015025513080

転生上昇量

HPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
+25+22+20+24+24+24+12+25+14+2

取得スキル

【しあわせのルビー】
【わざわいのダイヤ】
【扇スキル】
【扇の極意】(転生7回目)
【運命のエメラルド】(転生8回目)

概要

お金やお宝をゲットしまくる
ザ・ラッキーモンスター。
成長すれば みのまもりと魔力
が大きく伸びていく。

仲間になった【おどるほうせき】
どうぐ使いの職業でスカウト可能。
スカウトの書の入手方法はカジノコイン5000枚と交換する以外に無く、かつてはそれなりの運と手間が要求されたが、【ビンゴ】【すごろく】が実装された現在はずいぶん楽になった。
Ver.4.5前期で設定されたデフォルトネームは「ジュエル」。

特徴

ステータス面ではきようさがずば抜けて高く、育成方針によっては装備を揃えた盗賊とそん色ない水準まで上がる。
みのまもりも説明文通りの伸びを見せるものの、プレイヤーのパワーインフレが進んだ現在は前衛としてはやや硬い程度、こうげき魔力も呪文アタッカーとしてはほどほど程度である。
ちからが伸び悩む上に扇の攻撃力も高いとはいえないので、物理攻撃は苦手。
 
最大の特徴は【盗賊】の専売特許である【ぬすむ】と、【スーパースター】【ベストスマイル】に近い性能の【ラッキーダンス】が両方使える技のスキルラインナップ。
仲間モンスターは「使用とくぎ設定」で使う特技を制限できるため、使用する特技を「ぬすむ」だけに絞った上でさくせんを【いろいろやろうぜ】に指定すると、サポート仲間の盗賊よりも高頻度で「ぬすむ」を使ってくれるようになる。
【おたから】スキル140の「ぬすむ成功率アップ」はないがきようさを大きく伸ばせるため純粋な「ぬすむ」の成功率も盗賊以上。【盗賊の証】を装備できない関係上、戦闘後にオートで盗む能力も持っていなかったが、バージョンアップによりいただきスティールを習得したことで解決できるようになった。
ただし【お宝ハンター】は使えないのは欠点。
 
一方で純粋にステータス面で攻撃能力が低いだけでなく、装備武器がアタッカーに向かない「扇」であることに加え、扇スキルが半ば死にスキル化しているという三重の制約がかかっており戦闘能力は低め。
【宝石ジャグリング】【鉄球ジャグリング】はカタログスペックとしては優秀ではあるものの、【キラージャグリング】【ゴッドジャグリング】並に硬直が長く期待していたほどの火力は出しづらい。
また、武器特技ではないため、これらの特技には【わざわいのダイヤⅡ】にある「攻撃時○○%で××」の効果が乗らない。この攻撃時発動の弱体効果を使うには通常攻撃または【扇スキル】【扇の極意】の攻撃特技を使うしかない。
 
【運命のエメラルド】にある【因果の魔石】【状態異常成功率アップ】と同一の効果をもつため、これを使い状態変化をばらまくことはできるが、それだけであれば同様に「状態異常成功率アップ」のスキルをもち、【ニャルプンテ】のある【ねこまどう(仲間モンスター)】【嘆きの霧】【怨念の霧】をもつ【やみしばり(仲間モンスター)】の方が効率よく敵を弱体化でき、これらのモンスターを使った方が攻撃能力も遥かに高い。弱体は「ぬすむ」や「ラッキーダンス」などを悠長に入れられるような格下相手に使っても意味がないため、そういう意味でもスキルラインナップ上かみ合っていないといえる。「状態異常成功率アップ」をもつ弱体型モンスター候補という点では【浮遊術】があり長期戦に強い【パペットマン(仲間モンスター)】などもおり、比較対象は多い。
 
総じて「それなりの火力に加えぬすむとラッキーダンスと蘇生or回復を両立する」ところに強みが集約されるため、盗み以外では活躍できる場面が限られる。
盗みとラッキーダンスを両立するシチュエーションは少なく、盗賊を雇った上での+1の蘇生+盗み役としては優秀だが、レベル上げではラッキーダンスの使用がきまぐれ、かつ追加スキルの都合回復と蘇生のどちらかしか取れないためより攻撃に特化したモンスター+サポスパの方がいい場合も多い。

盗み役としては、通常のアイテム狩りに使われる盗賊や【まもの使い】【旅芸人】とは違い後衛型のローブを装備するため「レアドロップ錬金の腕装備が比較的安価で購入できる」という特徴がある。
いにしえのゼルメア産でローブ装備のレアドロ腕などが出た場合も有効活用でき、盗賊の頭数を揃えたい時に「盗賊4」ではなく「盗賊3宝石1」とする分には蘇生手段や装備・耐性などの面で役立つ場面はあるだろう。自分+サポートなどで盗む際もMPを減らさずとも特技を限定していろいろやろうぜにするだけでぬすみを高確率で使ってくれるのも便利。
また、盗賊にはない蘇生呪文や強化呪文を覚えさせることもできるのでフィールドでの経験値狩りや試練の門の周回には育てておくと地味に便利。スパスタもスティックなら蘇生は覚えるがそちらよりは遥かに火力が出る。
ローブゆえにかいふく魔力は盛りやすく、いやしと回復スキルだけでもちゃんと盛れば魔力は700程度まではいく。
サポが使えない【王家の迷宮】では盗むは当然意味がないがアンルシア育成にラッキーダンスが多少役立つ。自分がスーパースターで行かない場合は一考の余地はあるだろう。
 
2015年2月2日に公開された国勢調査2015において、【モンスターバトルロード】最も使われていないモンスターである事が判明。
それも、調査対象の「操作モンスター」「サポート登録」「サポートで選ばれているモンスター」の3項目全てで最下位というまさかの逆三冠。
確かに、バトルロードにおいては「ぬすむ」「ラッキーダンス」も意味を成さないため、仕方の無い話ではあるのだが…。

育成

ボス戦に連れていく人はまずいないと思われるので運用は雑魚狩り、試練の門など「稼ぎ」に使うことを想定すると主にフィールドで動かすのであれば、人間職の盗賊に見劣りしないレベルまできようさをとにかく高める必要がある。
【かいふく】【ちりょう】を取って盗賊にない部分を補うのも手だが、「蘇生が必要なほどの強い敵に【バイキルト】なしの盗みPT」という場面はほぼなく、素直に【きようさアップ】【運命のエメラルド】で限界まできようさを伸ばす方が無駄がない。MPがさほど高くならず、「敵を倒すとMP回復」などの効果ももたないため頻繁に回復させるとガス欠を起こす問題もある。一戦ごとに回復する試練の門ならMPの心配はしなくていいし、かいふくちりょうスキルを入れることで大体やまたのおろち以前くらいまでなら単体で僧侶の代わりもこなせる。
 
一方、戦闘要員として考える場合、数多いる物理アタッカーとの差別化がかなり難しい。
一応【宝石ジャグリング】【鉄球ジャグリング】の倍率はそこそこ高いため素のちからを伸ばせばそれなりの火力にはなるものの、攻撃のモーションの関係上DPSはいまひとつで、自己バイキルトもない。範囲攻撃も【扇の極意】にあるCTつきの【ピンクタイフーン】【百花繚乱】頼みである。
おどるほうせきの固有技のうち、唯一戦闘に影響する【くちふうじ踊り】は、適切に使えば「因果の魔石」との組み合わせが強力ではあるものの「封印したら対処が簡単なブレス・呪文を使わなくなりむしろ強くなってしまう」というケースもあり、仲間モンスターが安直に使うには危険な技になってしまっている。【封印】自体が無効の敵も多い。
 
攻撃魔力もそこそこまで伸びるため、【わざわいのダイヤ】【ディバインスペル】と合わせて追加スキルで呪文アタッカーになるのも手である。
きようさが高いため【超暴走魔法陣】に乗れる環境であれば仲間モンスターの中では珍しく単体の敵への呪文暴走を確定させられ、弱体呪文も「因果の魔石」がある状態で暴走させればほぼ成功するようになる。
【攻撃呪文強化】【詠唱時間短縮】が自力でかけられないため【ドラキー(仲間モンスター)】と組むか【妖貴妃のおうぎ】が必須な上、サポート仲間は陣を敷かないためにこれが実践できるような「仲間モンスターを2人以上操作できる環境」がほぼないというという致命的な弱点があるが。

Ver.3.2前期~

転生7回目と8回目の追加スキルラインとして、【扇の極意】【運命のエメラルド】が実装された。
いずれもデバフばら撒き型の戦闘スタイルに拍車をかけてくれる。

Ver.4.0

転生10回目でしあわせのルビーとわざわいのダイヤのⅡが解放。とくに前者の追加スキルで多少ダメージを出しやすくなった。

Ver.4.2

【キラージャグリング】などに合わせてジャグリング系2種の硬直が短くなった。準備時間は長いが、硬直自体はそこそこ短くなっている。

Ver.5.1

転生時にプラスされるステータスが大幅に上昇。
HPとMPはもとより、特にきようさが上昇するようになったのが大きく、転生を重ねれば全仲間モンスター中で最大の数値を持つようになるため本家盗賊には劣るが盗みの確率をかなり高められる。
 
更に扇スキルがIIになり、48Pの「花ふぶき+40%」と「因果の魔石」を合わせた【幻惑】入れは完全耐性でもなければ高確率で成功するほどの確率となり、幻惑役としてはトップクラスの使い手となった。
また高い状態異常成功率により宝石ジャグリングで【混乱】を、鉄球ジャグリングで超高確率で攻撃力低下を付与できる強みもあるので、ビューティアップとパッシブによる見とれも合わせて物理攻撃主体のモンスターには高い妨害能力を持てるようにもなった。
ラッキーダンスによる経験値アップが可能な点も相まって、【魔界】の強敵モンスター相手の狩りのお供として注目を集め始めている。

Ver.5.3

攻撃時○%で状態付与の対象が武器スキルのみになった。わざわいのダイヤIIの効果はもともとジャグリングには乗らなかったので関係なく、ピンクタイフーンと百花繚乱に乗るようになった程度。

Ver.6.3

【ふしぎなボレロセット】の登場でMP補充手段を得た。
ラッキーダンスを使うような相手ならまずそれなりのダメージを受けながら戦うのでMPが尽きることはそうそうないだろう。

Ver.6.5前期

転生時にプラスされるステータスが増加。HP、MP、みのまもりの爆増でサポスーパースターの耐久力を大きく超えたのに加えて、中衛としては珍しくちからも爆増したので蘇生手段を確保しながらもムチスパに若干劣る程度の通常火力を出せるようになった。きようさの上昇による盗み成功率の上昇も嬉しい。魅力も唯一(他にはモーモンが微増したのみ)それなりに上昇しており、ビューティアップによるみとれも狙いやすくなっている。
回復魔力の上昇により一応【かいふく】を取っての回復役もこなせるようになっていると、全体的にステータス上昇の恩恵が大きい。

Ver.6.5後期

宝石ジャグリングの準備、硬直時間がかなり短縮、鉄球ジャグリングも威力上昇+硬直減少+CT短縮と固有特技が強化。
また、転生回数に応じてスキルラインが開放されるようになった。
【ミリオンスマイル】、オート盗むの「いただきスティール」、勝ちどき効果の【マテリアルハート】が追加。ソーサリーリングを外せるようになったが、他の効果の有用性が薄いのに60pt使う必要があるので悩みどころ。またミリオンスマイルもラッキーダンスと同様にサポスパのように確定で使ってくれるわけではない。
大幅なきようさや特技ダメージ増加パッシブに加え他のパッシブも全体的に強化されており、特に火力役、盗み役として強化されたと言える。

Ver.7.0

フリーバッジが実装。
自身の名を冠するおどるほうせきバッジ・壱は、効果こそ攻撃呪文・ブレスの耐性をそれぞれ5%ずつ上げる汎用的なものだが、特筆すべきはそのステータス補正。
なんと驚異のきようさ+120のみである。
これは、一点特化のステータス補正を持つバッジの中で、現状ダントツの一位(次点では攻撃魔力・回復魔力・守備力をそれぞれ+100するものがある)の数値である。
ここまで高いと、装備やアクセサリーできようさのために妥協していたものを辞めて、火力を出す方に寄せる、もしくは耐性を強化して特定のボスに強く出れるようにしたり、きようさをあと+40できるフリーバッジ一つで転生スキルのきようさアップの合計値に並ぶため、余ったスキルポイントを扇の極意やその他スキルに回すことができる。その上で、ぬすむの参照上限だと噂されているきようさ900を目指そう。

例えば、余ったスキルポイントを【かいふく】に40まで振ってベホイムとベホマラーを覚え、残りのバッジにザオラルを覚えるキングスライムバッジ・壱、回復量強化とベホマのベホマスライムバッジ・壱を持たせ、スペシャルにフォステイルバッジ・壱を持たせると、スティックスパを超えるフィールドレベリング適正を得られる。
宝石ジャグリングについても倍率やヒット数の高さからフリーバッジと相性がいい。バッジのドラゴンライダー(特技ダメージ+50)ズッキーニャ(+25)や扇のクローリス(+15)などを使い特技ダメージを上げる意識をすると相手の守備力にもよるがバイキルト込みで一発700前後も出す場合もある。モーションの長さからアタッカーレベルにはならないが、6回フルヒットで4000台のダメージになるため高い混乱率も相まって手が空いた時に放つ一撃とは思えないような威力になる。

関連項目

【仲間モンスター(システム)】
仲間モンスター