【武器と盾の店】

概要

その名の通り武器と盾を売っている店。
【防具屋】とは並んで店が建っている場合も多くライバル店という意識が強いからなのか、時に店主が相手の品をけなす所もある。
　
行商人の【商人トルネコ】もかつては「武器屋トルネコ」と呼ばれていた。
　
地域によって品揃えが変わっており、後半の町になるほど強力な武器が並ぶ。
仕入れ先は分からないが、金さえあればいくらでも装備を買えるので重宝する。
　
次の町に進んだとき真っ先にショッピングを楽しむのは武器かそれとも防具か、というプレイヤーも多いだろう。
単なる施設の枠組を越え、新たな装備を整えるための冒険の醍醐味として機能するドラクエにはなくてはならないシステムであるはずだったのだが…

DQ10では

上記の様に過去シリーズではなくてはならない施設だったが、今作では職人が作る武器防具のみに【できのよさ】という数値がつくため、それが付いていない（錬金ギルド除く）武器屋の商品にはほとんど用が無くなってしまった。
　
その上、大抵は【旅人バザー】で装備をそろえた方が安くすむ。
店で買うメリットなどないに等しく、もしも買うことがあったとしても初心者プレイヤーがレベル7装備を初期村ボス戦の為に買う時ぐらいだろう。
【大国】ではレベル35装備まで売っているため、サービス初期にはバザーシステムを理解していなかったプレイヤーが星無しを購入するケースもあった。
　
錬金システムにより、職人制作品との性能差は既に比較にならないところまできており、せいぜいがバザーより安い品での【ドレスアップ】用途として使われるのみ。
　
もちろん防具屋も同じ状況で、たとえプレイヤー最大人口を誇り、【武器鍛冶】の本拠地でもある【グレン城下町】ですら、これら店舗を利用する人は誰もいない。
常に閑古鳥が鳴いているのが実情であり、どうやって生計を立てているのかさえ謎である。
Ver.3.2前期に大幅な値下げを敢行しており、それに伴って転職したての低レベルキャラ用のとりあえずの装備として、価格の安定しないバザー品（星付き（＋付きではない）というだけで何倍もの価格で出されたりする）よりかは、と少しは需要が回復したようだ。
　
ちなみにWii版ベータでは、錬金システムの実装の折に星２までの装備品が武器防具屋で売られていた経緯がある。
　
一部の初心者向け武器は職人では作れず、武器屋専売となっている。
【皮のムチ】や【たけやり】を鍛冶で作るのはちょっと変だからなのだろう。
紆余曲折あって、追加職しか装備できなかった一部のハンマーやブーメランは特定の町でしか売られなくなっていたが、後に装備できる職業が増えたこともあり、Ver.5.1で元に戻された。
　
Ver.2.2では【岳都ガタラ】の武器屋ベイが【花火交換屋ユリユリ】に店を追い出されるという不遇をかこった。
またVer.3.1以降の舞台となった【ナドラガンド】及び【キュルルと行く世界】には存在せずVer.5.0の【魔界】まで長らく登場しなかった。

武器屋一覧

六大陸の表記及び順序はメガルーラストーンに則る。
また武器防具屋、よろず屋はこの一覧に含まれない。
なおその大陸の主たる種族か【あらくれ】が勤めている。

• 砂の都ファラザード
  武器屋カマアタ(オーガ魔族男)

関連項目

【武器防具屋トイム】
【武器防具屋マシスタ】