【聖鳥】

Last-modified: 2022-10-31 (月) 16:08:16
炎のように燃え上がる 聖なる鳥よ。
天より高く舞い上がり 見守りたまえ。
我ら 竜の民を。 永遠に……

概要

オーガの神【ガズバラン】の眷属で、【炎の領界】を守護する【神獣】
闇のチカラにとりこまれて【魔炎鳥】となっていたが、【ギダ】の奏でる「祈り鳥の曲」によって本来の姿を取り戻した。
【フェザリアス山】では聖塔に挑む主人公達を手助けするため、水の中でも消えない炎の力を貸してくれる。
 
【エステラ】の故郷で今は廃墟となっている【マティルの村】には、聖鳥を祭る祭壇がある。エステラは幼いころ、その祭壇の前で毎日のように聖鳥に祈りを捧げていたといい、「祈り鳥の曲」とその歌詞も知っていた。
また、【アペカの村】にも聖鳥の伝承があり、姿を見た者はなくとも存在自体は知られていた。
 
神獣の中で唯一、眷属としての名前が不明かつ、3.5後期までまったく喋らなかったが、「アストルティア秘聞録」にて「聖鳥フェザリアス」である事が判明した。

【水の領界】(Ver.3.4)

ガイオス古海で沈没船を浮上させた後に船外でヒューザと合流、彼がこれまでのいきさつを語る場面で、「聖鳥の炎」を使用して木材に着火、たき火を作り出す。
水中でも消えることがない炎ゆえに問題なく燃え盛るが、なぜ彼がこの場面で聖鳥の炎を持っていたのか、まったくもって不明。

【サジェとリルチェラの神聖秘文】(Ver.3.5中期)

「炎うず巻く聖なる鳥」を回答し終えると【炎樹の丘】に現れて延々と飛び続けているので、写真に収めればクエストが進む。
【サジェ】によると聖鳥は炎樹の丘の大樹から炎を取り入れて常に新鮮な炎が身体に宿るようにしているとのことなので、その最中なのだろう。

Ver.3.5後期

【大神殿・地下】に残されたアンテロの走り書きによれば、30年前アンテロとナダイアの故郷スルゲトの村が溶岩に飲まれ滅びる際、彼らの祈りは届かず聖鳥はその光景をただ静かに見下ろしていたという。この時の絶望がきっかけで彼らは己が手で世界に救済をもたらす道を選ぶこととなる。
ナダイアが【邪悪なる意志】となり後にナドラガンド全土を巻き込む戦いを巻き起こす事となったのは間接的に聖鳥のせい、とも言えるかもしれない。
主が「怒れる」ガズバランである以上、聖鳥も救済に消極的だった可能性はあるが…。
また、後にナダイア自身が行ってきた工作を考えれば、真の黒幕であるナドラガ神の意志がわざと聖鳥の救済を妨害し、ナダイアとアンテロが自分の駒になるよう仕向けていたと想像することもできる。
 
終盤、神獣が結集するシーンでついに一行だけ人語を発した。ナドラガンドのストーリー全体を通してもこの一行が最初で最後のセリフだった。
エンディングを迎えても神獣たちの中で唯一、最後まで眷属としての名前が明かされることはなかった。
【氷の領界】実装から1年半越しに【神獣シナリディ】の存在と名前が明らかになったように、聖鳥に関しても後日談クエストのような形で補完してほしいとの声も聞かれたが、ナドラガンド編後日談でも結局触れられず、上記の「アストルティア秘聞録」でようやく明らかとなった。