【魔人エンラージャ】

Last-modified: 2021-04-17 (土) 13:49:46

概要

かつて魔人の力で栄えた古代文明があった時代に召喚されて使役されていた、雲に乗った青い体の魔人。
しかしある時を境にセレド周辺を荒らした末に【リンジャの塔】に封印された。
本人は封印から目覚めた際、セレドの地に「子供達が皆、自分にかしずく夢のエンラージャの王国」を築くという野望を抱いていた。
【リゼロッタ】が行った儀式により封印から解き放たれたが、如何にも願いを叶えそうなその見た目に反してリゼロッタの願いを聞き入れるはずもなく、嘲笑ったりオネエ口調で喋るだけで、上述の野望を語った後、「馬鹿で素直で扱いやすい子供」とは違って「したたかで扱いにくい大人」は生かしておいても碌なことがないとして、主人公を始末するため【ムッチーノ】と共に襲い掛かってくる。
系統は【あくま系】で、色違いに【くものきょじん】【ランプのまじん】【まじんブドゥ】がいる。
 
一応シナリオ上の大ボスのはずなのだが、【悪夢の右手】【破戒王ベルムド】のような新規デザインではない使い回しの容姿、またムッチーノや【ビッグモーモン】の方が色々な意味でインパクトがあるため、相対的にプレイヤーの印象に残りにくい。

戦闘

「死の礼拝堂」という戦闘専用フィールドにワープして戦闘開始。
【マヒャデドス】【マホカンタ】【魔人のわざわい】【いてつくはどう】【ザオリク】を使用。
ムッチーノに強化されるとマヒャデドスが即死級のダメージになるので危険。
ムッチーノを先に倒すとザオリクをしてくるので集中的にエンラージャを攻撃してしまおう。
魔人のわざわいは対象をムッチーノに変えてくる。ムッチーノに変えられると味方の範囲攻撃で巻き込んでしまうので注意しよう。

強モード

【強戦士の書】が実装される以前は、高台の教会に入るとそのまま戦闘になっていた。
ムッチーノを2匹従えている他、正面範囲に約1.5倍撃の【かまいたち】【魔人のわざわい】が範囲化されている、ザオリクを使わず代わりにムッチーノが使うのが本編と異なる点である。
【魔法の角笛】【おうえん】からのマヒャデドスのコンボは本編同様と驚異である。
眠りがやや入りやすいので、スーパースターやどうぐ使いで【ラリホーマ】を狙うのが有効。眠らせてさえしまえばその間にゆっくりとムッチーノを始末できる。うまく行けばムッチーノも一緒に眠ってくれるだろう。
短剣が強化されてからは【スリープダガー】も入りやすくなった。
HPの低下以外でもムッチーノを倒したプレイヤーに【怒り】状態になる。
 
攻撃力低下や幻惑にもあまり耐性がないので狙ってみるのも手だが、基本的に魔人のわざわいに巻き込まれる人をできるだけ減らしたい事を考えると、完全に封じることのできる睡眠と比較すると優先度は低い。これらよりも魔法の角笛とたたかいのうたの効果を消す手段を用意するほうが肝要となるだろう。
ザオリクを使ってこないので、ムッチーノ2匹を先に落としてしまえば大して強い相手でもない。
また、ムッチーノたちを魅了して6対1でフルボッコにするというプレイも可能だが、ムッチーノが正気になってからザオリクでエンラージャを蘇生する場合もある。
 
現在ではレンダーシア強ボス勢の中でサポ任せの完全放置でも安全に勝て、エンラージャに【ミリオンスマイル】を使って倒せば特訓スタンプが40~60ポイントほどもらえる為、特訓スタンプ稼ぎにも使われている。
3匹で出てくるので結晶化の効率もよく、結晶化も兼ねると金策にもなる(あくまで他の強ボスに比べればの話で、流石に雑魚乱獲には敵わないが)。
たまにムッチーノにされた回復役をサポが範囲攻撃で巻き込んで死亡させてしまい、そのまま全滅することもあるが…。
なお、ムッチーノは特訓対象になっていないので、使う必要はない。

【失われた時を探して】

第5話【災禍の光】にて、手記の記述者【ファラス】とその主の前に現れた五行の魔人に混ざって登場している。このことから召喚士【リンジャーラ】によって召喚された魔人であることが判明した。
なお、ストーリー中や【リンジャの塔】の書棚の中身から想定はされていた。

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