【あきらめる】

概要

DQMSLで初登場した機能で、現在のバトルの勝利を諦めて降参するためのもの。
不思議のダンジョンシリーズでも「冒険をあきらめる」というコマンドがある。

DQ10オフライン

バトル中で呼び出す【さくせん】メニューにある【コマンド】。これを選び、確認メッセージに対して「はい」を選ぶと強制的に【全滅】となる。
なおバトル中の生存キャラがこのコマンドで突然倒れたりするような演出は無い。
　
これを選んで全滅メニューの「オートセーブから再開」を選べば、リセットボタンの代わりとして利用できる。
特に【タイムアタック】では勝ち目が無いと判断した場合、敵にやられるのを待つよりも、さっさとこれを実行してやり直すことでタイムの短縮になる。
また、【魔法の迷宮】でこれを選んだ場合、使った【迷宮コイン】は戻ってくる。こちらが不利になったとき以外にも、コインを間違えて使ってしまったり、メタル系スライムに逃げられてしまったがコインを少しも無駄にしたくないという場合には活用できる。
　
バトルの他に【釣り】のコマンドとしても搭載されており、引っかかったさかなの釣りをキャンセルすることができる。
釣りレベルがある程度上がっているならば、【クラゲ】のような経験値の低いさかなとわかったら【元気玉】などの時間を少しでも無駄にしないよう、即刻これでキャンセルしてしまうといい。

DQ10オンライン

釣りであきらめると時短にはなるが、釣り道具の使用回数は1回無駄になる。
　
クエストシリーズ【夜の神殿に眠れ】はパズル要素が強い戦闘があるため、さくせんコマンドに「戦闘をあきらめる」が追加され、すぐやり直しができるようになった。

DQMSL

戦闘中に選択できるメニューの一つ（通信対戦時以外も選択可能）。
画面右上の「メニュー」ボタンを押すとこの選択肢が登場し、押した後再度の念押しにも「はい」と答えると強制的にこちらの敗北となる。

ライバルズ

対戦時に選択できるメニューの一つ。
対戦画面の左上の歯車ボタンを押すと赤色のこのボタンが登場し、押した後再度の念押しにもはいと答えると実行され、強制的にこちらの敗北となる。
敗北が確定した時に選択すれば多少の時短になる上に、こちらが負ける様を多少スキップできるため精神衛生上良い。

ライバルズエース

先行入力を駆使してこちらの勝利が確定した状態でこのボタンを押すと、あらゆる演出をスキップしてこちらの勝利画面に移行するという仕様が発見された。
ランクマッチでは僅かな時短になる程度で実用性はほぼ皆無だが、ソロモードでは一転して重要なコマンドとなっている。
具体的には、カード使用や特定の操作などで無限ループの下地を整える→オートプレイボタンを押す→こちらの手札が動かなくなる(即ち勝利が確定する)のを確認する→あきらめるボタンを押すことで、膨大なHPを持つボスでさえも一瞬で倒すことができるのだ。
特に試練の間のボスを効率よく周回する時によく使われた。
　
なお、この仕様が無印時代のライバルズからあったかどうかは不明。