【こげパン】

少年ヤンガス

【炎の息】によって焼かれて焦げた【パン】。もう一回焼かれるといよいよ消し炭になって【黒こげパン】に。
こんがり焼けたパンなのであれば「こんがりパン」ではダメだったのだろうか。
　
ともあれ黒焦げパンと違ってやけに高性能で、普通のパンよりもプラスとなる追加効果が高い。満腹度だけでなくHPまで回復する効果がある。それだけ美味しいのだろう。
　
販売価格は70G、買取価格は35G。
食べるとお腹が50回復し、HPも30回復する。
また【仲間モンスター】に投げ当てると、更に【疲れ】が25回復する。
特殊な入手条件がある代わりに【ガーゴイルの店】や【ポッタルランド】の【道具屋】では決して販売されない。
　
炎系の攻撃を受けた際に、壷に入っていない状態のパンがこのアイテムに変化する。
但し【黄金のパン】・【くさりきったパン】・黒こげパンはこげパンになる事は無い。
普通のパンと【くさったパン】はこのパンに変化させてもこれといったデメリットが無いので、余裕や機会があれば1回焼いて焦がした方が断然良い。
但し、こげパンを壷の中に入れていない状態で更に炎系の攻撃を受けると上述の「黒こげパン」に変化してしまう。一度焼けたら速やかに何らかの壷の中に戻そう。
　
元ネタは『アスカ見参』に登場した「焼きおにぎり」。
「食料を壺に入れていない状態で炎の攻撃を受けると食料が焦げる」という追加仕様も、この作品が初登場。
　
ヤンガスはくさったパンの焼いたものを平気で美味しく食べているが、良い子のみんなは現実でパンやおにぎりが腐ったからと言って真似して焼いて食べてはいけない。
熱で雑菌を除去できても、雑菌から放出された毒素は熱しても破壊できないからだ。
またビルダーズ2にはくさった肉を焼いた料理が数々登場するが、上述の理由と同じくこれも決して我々現実の世界では真似してはいけない。
腐敗した生肉の場合、下手するとお腹を壊すどころか命に関わる上、本当に死に至る可能性もあるからだ。