【すずや那智】

Last-modified: 2019-01-20 (日) 15:34:08

概要

エニックス刊の【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】の前期~中期あたりを支えた、古参組の漫画家。
自画像は縦長の輪郭・糸目・団子っ鼻・真ん中分け。
キャッチコピーは「絵を描くゾンビマスター」・「実は毒矢ずきんかもしれない」・「天空の花嫁募集中!?」。
 
巨乳好きで、少年ガンガンでもちょいHな漫画を描いていた。
マーニャのように肌露出が多い女性キャラがお好みのようだが、キャラの表情描写が妙に固いせいでお色気自体はほぼ皆無(むしろお下品さすら感じる)だったりする。
細かなところまで描き込まれた線と効果的なトーン貼りは当時他の追随を許さず、カバーイラストを担当した事も多い。やや地味でシンプルな画風の【石田和明】とは同時期だったこともあって好対照。「絵柄のせいもあって少々クドさを感じる」とか言ってはいけない。
カジノ中毒なマーニャを題材にすることが多く、他には「夕焼け」や「【うまのふん】」・「【どくやずきん】」ネタが有名。
 
同じく4コマ劇場で描いている漫画家の【新山たかし】とは大学時代の先輩後輩の関係で、トーン貼りを手伝ってもらうことが多々ある。
一部で有名な新山のドラクエのエロ同人誌「没リヌス禁」の2号では、すずやによる寄稿ページもあり、2000年当時の彼のドラクエについての思い出が綴られたイラストと文章が読める。
 
ゲーム攻略においては意地でも他人に聞いたり攻略を見たりしない主義で、【がんこもの】を自負している。
初めてプレイしたドラクエはFC版3で、クリアまで数ヶ月にも及ぶ地道なプレイを跨がったという。
特に【オーブ】探しや【浅瀬のほこら】探しで迷いまくり、【テンタクルス】も楽に倒せるほど無駄にレベルが上がってしまった。
DQ1も2もやっていなかったため【アレフガルド】がどこなのか分からず、まず自作の地図を作るところから始めた。
このプレイスタイルのため新作よりも旧作からネタ出しする傾向が強く、徐々に誌上での出番を失っていくこととなった。
 
他社の漫画では、今はなき新声社の「ゲーメストコミックス・4コマ決定版」(※主にSNK系の格闘ゲームもの)でも4コマ漫画劇場と並行して描いたこともあり、戦記アンソロジーでは鈴矢那智として描いていた。
そして、ポケモンが発売されて少し経ち、ブームに火が付こうとしていた頃に発売されたポケモン4コマ漫画本(※スクエニ発行の物に非ず)にも執筆していた事がある。