【はがねのきょぞう】

Last-modified: 2024-03-31 (日) 09:09:47

概要

GBC版DQ3で初登場のモンスター。
【うごくせきぞう】【だいまじん】【てんのもんばん】の上位種族。
カラーリングは紺色。
 
【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】には「鋼でできた石像」とあるが、それはどう考えても"石"像ではない。
 
てんのもんばんは3DS版DQ8、シアトリズム、DQ11などで出番が増えつつあるが、こちらは氷の洞窟登場モンスターの例に漏れず未だに再登場の機会に恵まれず、もっと不思議のダンジョンMobileやバトルロードMobile、どこパレといったソーシャルゲームにしか顔を出していない。
更にDQ10においては、Ver.7.0にて鉄を素材にした色違いである【くろがねの巨人】が新たに登場したが、はがねのきょぞうはやはりお呼びが掛からないままである。

DQ3(GBC版)

【氷の洞窟】の深層部に出現する。
だが攻撃力・素早さ・経験値で下位種のはずのてんのもんばんに劣っている。しかも落とすアイテムはここにきてまさかの【すごろくけん】。これはひどい。さらに確率は1/256と散々である。
ここのモンスターはほとんどが種や木の実を落とすと言うのに、ひどい扱いである。
 
では弱いモンスターなのかといえば決してそんなことはなく、高いステータスと使用特技の関係上、実際に戦ってみるとやはり強い。
攻撃力は雑魚モンスターの中ではてんのもんばんに次いで【ダークトロル】と同値の2位タイである。
300以上ものダメージを受ける痛恨の一撃はやはり痛く、【のしかかる】で全体に与えてくるダメージは100を越える。
通常エンカウントする敵が使う全体攻撃としては、最もダメージが高い部類である。
HPは【バラモスエビル】をも上回る1000を誇り、通常エンカウントする敵の中では、ボスモンスター系列以外で唯一4桁のHPを持つ。
てんのもんばんと同値の守備力なのも相まって、余計にしぶとく感じられることだろう。
なお、GBC版の仕様上、必ず最大HPで出現する。
耐性面においても、てんのもんばんには低確率とはいえ効いていた【ザキ】が全く効かない。
 
ここまで書くと攻守共に隙が無さそうに思えるが、こいつには【バシルーラ】が確実に効くという致命的な弱点がある。
そのため純粋な対処難度はてんのもんばんよりも低い。
戦うのが面倒なら早々にご退場してもらおう。
【ルカニ】にも耐性がないため、律儀に倒すのであればバイキルトと交えて打撃で攻めるとよい。
またバギ・ザキ系以外の攻撃呪文は全て必ず効くため、ダメージを与える手段はいくらでもある。
単体で出現することが多いのだが、【パンドラボックス】【アイアンナイト】らと組んで出現するとかなり苦戦する。
しかし前述の通り、バシルーラが必中と知ってなおかつ使い手がいれば(バシルーラ使いがいない=僧侶、賢者経験者0は最早一種の縛りプレイ)、いないも同然である。

どこパレ

まさかの実装。とはいってもサービス終了発表直後の実装なのであまり目立てないだろう。
ランクはSSで、タイプ大型のぶっしつ系。固有特性は2回行動+【ヒートアップ】【くじけぬこころ】のセット特性「鋼の巨像」。
「モンスタースカウト」という1日に回数制限があるイベントパレードでスカウト出来ることがある。
HPと攻撃力、守備力が「パレードでスカウト可能なモンスター」では超優秀な部類に入る。会心率も高い。
パレードスキルは「味方ぶっしつ系の無属性ダメージが10%アップする」という効果。
実装時期がサービス終了直前なのが悔やまれる。