【ばくだん岩（職業）】

DQ7

7に登場する初級【モンスター職】の一つ。
誰もが知る「メガンテ」使い、【ばくだんいわ】の職業である。もちろん【メガンテ】を習得する。
心は通常ドロップの他、【ラッキーパネル】でも割と簡単に手に入る。ドロップを狙うならこちらを参考。

職補正

習得特技と必要戦闘回数

耐性

★7以下の時の耐性

マスター時の耐性

※黒字はモンスター職共通の標準耐性。
※青字はそのモンスター職固有の耐性。
※1ターン休み系、軍隊系への耐性については不明。

解説

ステータス補正は素早さが大きく下がる反面、身の守りの補正が高いため、習得技と合わせると打たれ強い職業。
素早さとMP以外で大きく下がるのは死にステ二つだけなので、戦闘能力は下級モンスター職の中ではなかなかの物。
成長は少し遅いが、スクルトと瞑想を習得出来るので早い段階で就ければなかなかに有用だ。
特にスクルトはDQ7では【職歴技】か【エビルタートル】でしか習得出来ないので嬉しい。
固有の耐性では最初からバギ系に弱耐性を持ち、職業をマスターするとデイン系以外の攻撃呪文と炎・吹雪・ルカニ系にも弱耐性が備わる。
初級モンスター職の中では指折りの耐性の高さである。
　
しかも戦闘中敵が1ターン行動出来なくなることがあるという職業特性まで実装。
全体的に下積み感の強い初級モンスター職の中では、結構使える部類に入る職業だろう。
心が確実に手に入る【バーサーカー】と組み合わせると【ゴーレム】になれる。このゴーレムもなかなか強い。
補正、取得技のいずれも結構個性的なので対峙するモンスターの相性差があるのが難点。
元々長期戦になり易いボス戦では素早さのダウンはデメリットにならず、むしろ安定して後攻が出来るという意味で後出し回復可能だし、力と身の守り、HPの補正がプラスなので倒され難い。
しかし、素早さダウンは素早く決着をつけたいザコ戦には不向き。特に素早く厄介な状態異常をかましてくる【ふゆうじゅ】系や【おどるほうせき】には滅法弱い。
何しろ-50%というのは過去作からノロマそうな戦士やゴーレム、くさった死体よりも遅いのだ。
戦士の【しっぷうづき】のようなカバーする特技も無いのも辛い。
　
称号は「ろぼうのいし」から始まり「つけものいわ」、「みちしるべ」と、ひたすらに「ただの石」道を突っ走る。
さらに（現実では高級なものは天井知らずに高額な）「にわのおきもの」、観光名所「めいぶついわ」を経て、ついにはご神体である「いわがみさま」として祀られるに至る。
しかし、にわのおきものが岩の称号として成り立つあたり、DQ7の世界には日本や中国の庭園のように庭に自然石を置く文化があるのだろうか？
そして最も謎なのが★6の「いわオヤジ」。他の称号が岩の呼び名であるのに対し、これだけは「岩みたいな（頭の固い）人」という比喩である。もちろん【マリベル】や【アイラ】が★6になっても「オヤジ」である。
　
ちなみに「しのび笑い」を自然習得出来るのはこのばくだん岩だけ。
何の効果もないため特に意味はないが、「ばくだん岩らしさ」の演出には一役買っているだろう。
なお、前作までの【ロッキー】とは異なり、この職業で【メガザル】を習得することは出来ない。

リメイク版

瞑想を引き継ぎできる職業として重要度がさらに上がった。スクルトも引き継げるため非常に便利。
フィールド宝箱から【ゴーレムの心】が1つは確実に手に入るようになったため、ゴーレムへの転職目的だけであれば特に就く必要はなくなったのだが、上記習得特技から、ゴーレムを目指さなくとも就いておく価値は高い。
【ばくだん岩の心】自体もフィールド宝箱から入手可能になったため、上記ゴーレムの心とも合わせて、心目的で乱獲する必要性は薄れた。