【へんげの壺】

Last-modified: 2022-09-01 (木) 14:26:24

概要

不思議のダンジョンシリーズに登場する、中に入れたアイテムが別のアイテムに変化する壺。「変化の壺」という【風来のシレン】からの逆輸入アイテム。
シレンシリーズでは作品によって「へんげ」という読み方だったり「へんか」という読み方だったりそもそもふりがながなかったりするが、DQ作品では「へんげ」で統一されている。DQにはこういう読み方の先輩もいたからだろう。他にもDQには「へんげ」という名を持つ特技などが複数存在する。
 
変化するアイテムは作品によって仕様が異なるものの、基本的には床落ちでも店売りでもない独自のテーブルが用意されており、通常拾えない貴重なアイテムが出現することもある。
入れたアイテムは消えてしまうので、拾えずの巻物などのいらないアイテムを入れるのが一番有効な使い方。
矢に余裕がある場合は、矢を撃って一本ずつ地面に置き、ダッシュで上に乗って入れると効率がいい。あるいは罠のない床で壁が目の前にある状況で壁めがけて矢を放つのも手。
ただし操作ミスで鍛え上げた装備を入れたりするとショックは甚大。
【つるはし】などのサブ武器を持っている場合は、メイン武器は拾い直し、サブ武器を1番目に置くといいだろう。
また、【催眠攻撃】で操られて貴重なアイテムを入れたりしてしまうこともある。
催眠攻撃を使う敵がいるフロアでは持ち歩かないほうがいいだろう。
 
入れたアイテムが変化したと見せかけて実は変わっていない【うそつきの壺】というフェイクアイテムもある。
ただし、あちらは壺の中を見るたびに中身が変化するので、簡単に見分けがつく。
 
いろいろと不思議な現象の起こる壺でもあり、稀にアイテムではなく【ミミック】になってしまったりする。
もしミミックが出てしまった場合、他に入っているアイテムの種類を確認して見分けるか、割れた時にどの場所に落ちるか予測する等して避けよう。
シレンシリーズでは作品によっては、アイテムが壺に変化する事もあり、その結果壺の中に壺が入るという奇妙な現象が起きることもあった。
トルネコシリーズでは壺には変化しないようになっている。
 
変化先のテーブルにあるアイテムを入れると、同じアイテムに変化する場合もある。
矢をバラして入れた場合は起こらないが、未識別のアイテムを同じく未識別の壺に入れて識別しようとすると【ふつうの壺】【火薬壺】辺りと誤認してしまうアクシデントが起こりうる。

トルネコ2

変化するアイテムは全ダンジョンで共通。
強力ではあるが、もっと不思議では床落ちしていない【必中の剣】が一番の目玉アイテムだろう。
買うと高価な【爆発よけの盾】【見切りの盾】あたりも十分使える。
【きとうしの杖】【ようじゅつしの杖】に変化する事もあるので、識別の際は要注意。
敵が落とす4種の杖は全てアイテムテーブルにある。【げんじゅつしの杖】が一番の当たりなので出ることを祈ろう。
PSトルネコ2のもっと不思議では拾うことができない【中断の巻物】に変化することもある。
残念ながら【魔法の盾】【わざふうじの盾】は店売り限定で、変化の壺から出ることはない。

トルネコ3

変化するアイテムはダンジョン毎に異なり、一部ダンジョンでは階層によっても変化するアイテムが異なる。
特に【邪悪な風穴】12~14Fではゴールドか【白紙の巻物】にしか変化しない。
白紙の巻物に変化する確率は低めだが、それでも最も効率的に集めることができるだろう。
エンディング後になるが、プチットの村で購入することもできる。
【異世界の迷宮】では床落ちで入手できない強力なアイテムとして【はぐれメタルの盾】【魔法の矢】等が狙える。
同ダンジョンの76F以降では変化テーブルが変わり、必中の剣、【ニフラムの巻物】【銀の爪】等が狙い目。
 
一方で、【暗黒の間】【魔物の巣】【不思議の宝物庫】では碌なアイテムに変化しない。
入れるだけ無駄なので、それらのダンジョンには持ち込まない方が良いだろう。

少年ヤンガス