【イソム】

Last-modified: 2022-01-19 (水) 14:07:09

DQ11S

追加ストーリー【希望の旅芸人】に登場するサブキャラクター。
チョビヒゲ、セミロングのオールバックの神父で、後の【ナカマ】の1人。
髪の色や眼鏡の有無こそ違うものの、顔と髪型が【セザール】と同一である。
 
大樹の落下により悩み苦しんでいる人を助けるためにたった独りで各地を旅してまわっていたが、責任感の強い性格ゆえに力の限界で救えなかった人々の怨嗟の声に悩まされて精神的に追い込まれ不眠症に陥ってしまい、すっかり疲弊しきった様子で【ダーハラ湿原】に立ち往生している。
【シルビア】一行に出会い、祖母がよく作ってくれたホットミルクの材料となるしゃべる牛のミルクをとってきてもらい、ホットミルクを飲んで一晩ゆっくり寝たことで回復した。
その後、人助けの旅を続けるシルビアに同行を申し出て一行に加わり、後にナカマとなった。
家族の存在が言及されているが、どこに住んでいるのか、そもそも存命なのかは言及がないので不明。
 
戦闘では敵モンスターに対しても救いの説法を唱え、あまりの退屈さで眠らせてしまう。この時、無表情かつ壊れたロボットのような動きで説法を唱えるモーションは必見。バトルスピードを早くするとさらに面白いことに。
この他には【ベホイミ】も使え、イソム加入後は【まんたん】を使うとしっかり回復もしてくれるが、イソムを戦闘メンバーに入れておかないと使えないので要注意。
敵全員が眠っており、尚且つ回復の必要もないターンは無駄行動をする。
眠らせることとベホイミしかできないので火力貢献はできないという欠点があるものの、同じく回復技能持ちの【パンチョ】に比べると回復の判断が早いので、不意の事故死を防いでくれる。
安全を意識するなら最後までバトルメンバーに入れておきたい。
 
2Dモードでは何故か愛の物語を聞かせる(効果は3Dモードと同じく眠り効果)のだが、非戦闘時にまんたんを選択しても回復してくれず、パンチョよりも回復の判断が遅くなっている。
その一方で無駄行動をしなくなっているのと、2Dモードでは1ターン毎にナカマ全員が行動してくれる仕様なので戦闘面ではむしろ扱いやすくなっている。
 
PS4版と同様、世助けパレードの他のナカマたちとともに【ジエーゴ】に預けられた後は、【ソルティコの町】の教会で亡くなった神父の代わりを務めており、ソルティコ復興のため貢献している様子が窺える。
パレードイベントの前にソルティコに寄った場合、ここの教会の【シスター】は神父を亡くした精神的ショックで酷く落ち込んでいたのだが、イベント後はイソムを「とっても面白い」「神が私たちを導くために連れてきてくださった」等と元気になっており、教会にいる老婆からも「ユーモアがあって優しくてステキな方」と評されている。
責任感の強さゆえに自分自身を追い込んでいた彼も、シルビアと共に世助けパレードの旅を続けていく過程でユーモアのセンスが磨かれていったのだろう。
 
また余談ではあるが、【サマディー城下町】ではサマディーの教会の神父に深い敬意を示していて、一度会って挨拶をしたかったと語っている。
これ自体は他愛のない台詞ではあるものの、実はこのサマディーの神父は世界に異変が起こった後と邪神復活後の両方の世界線で、凶暴化した魔物から子供を庇って命を落とす運命にある人物である。
そして希望の旅芸人内では大怪我こそ負いながらも存命であり上記の経緯も考慮すると、このイベント中はイソムがサマディーの神父と会う唯一の機会なのだ。
世界逆行してしまうことでナカマがなかったことになるのが惜しいという声は多いが、イソムの望みが叶う機会が無くなってしまうという点を考慮してもちょっと複雑なところだろう。
 
シルビアのパレード引退宣言で驚くシーンでは、両手を胸の前で交差させるという、なんとも乙女チックなポージングをしている。