【オーラナックル】

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト　ダイの大冒険】に登場する【ヒム】が昇格（プロモーション）した結果、新たに習得した必殺技。漢字表記で「闘気拳」。
　
ヒムは命を共有する【ハドラー】と、構成員であった【ハドラー親衛騎団】が全滅した後、新たな生命体として生まれ変わったのだが、その時彼は【闘気】を操る能力をも身につけることができた。
その結果彼が使っていた【ヒートナックル】にさらに闘気を上乗せし、威力と硬度をさらに極限にまで高めることが可能になり、まさに拳打技の最高峰がここに誕生した。高速で繰り出される【オリハルコン】の拳に【メラゾーマ】の熱エネルギー、膨大な闘気までもが加わる為、【ダイ】のオリハルコンの闘気剣に匹敵する威力がある。
超高熱と闘気を帯びたオリハルコンという構成はハドラーの必殺技である【超魔爆炎覇】に通じるのは、ハドラーの魂が宿った示唆であろうか。
しかし、左手の拳に闘気を集束させて渾身の力を加える為、繰り出した直後は一瞬硬直してスキが出来る欠点がある。
　
【ヒュンケル】との再対決の時に初使用。暗黒闘気との相克により自身の光の闘気をさらに高めていたヒュンケルさえかなりの苦戦に追いやるも、残念ながら【無刀陣】を応用した決死のカウンター技によって破れる。
後に【ミストバーン】や【真・大魔王バーン】等にも使用。光の闘気での攻撃に弱かったミストバーンに放ったときは致命傷を与えるも、バーンの肉体を露にした形態でのミストバーンやバーンには決め手とならず、それどころか片手で軽く受け止められる・手刀であっさり腕ごと切断された。