【スカルサーペント】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:36:55

概要

DQ5などに登場するモンスター。
死んだ大蛇が生命を宿し、骸骨化して蘇った魔物。身体(骨)の色は普通に白色。
骨だけになってもなお人を襲い続け、バラバラになっても動き続けるほどの執念深い性質を持つ。
基本的に噛みつくだけで危険な攻撃は行ってこないが、集団性・連帯感が強く、冒険者を襲う際には同種の仲間を次々に呼んで数で勝負する。
ちなみにほとんど骨だけの身体をしているが、獲物を味わうために舌だけは残っているらしい。
 
基本的には「骨になった蛇」という設定で、それっぽい見た目をしているのも事実なのだが、その骨格は「蛇の骨」とは全く異なっている。
頭部は人間の頭蓋骨とつば広のヘルメットを合わせたかのような形状をしており、またそこから伸びる胴体部分も人間の背骨のような形状をしている。
そのためか、【モンスター大図鑑】では「白骨化したヘビのような姿をした魔物」と少し違った表現が用いられている。
 
なお、身体の大きさに関しては【公式ガイドブック】ではどのハードのものにおいても「大蛇」という表現が用いられているが、【ドラゴンクエスト モンスターズ】では「素材には体長1メートル前後の中型の蛇が主に使われる」と書かれており、若干設定にブレが見られる。
後者の設定については、この系統の魔物には細長い体を活かしての偵察・暗殺などといった高い隠密性が必要とされる任務が与えられることが理由とされている。
主に毒蛇に対して用いられる「サーペント(Serpent)」の名を冠している割には毒を操る作品は少ないが、上記の暗殺任務の際には牙に毒を塗って任務にあたる。
モンスターズ2で【どくこうげき】を覚えるのは、この設定にちなんでのものなのかもしれない。
 
上位種に【カパーラナーガ】がいる。
この系統は本編シリーズでの登場はDQ5のみだが、モンスターズシリーズではスカルサーペントが系統代表として頻繁に登場している。

DQ5

【レヌール城】や、【妖精の世界】の北部に出現する。
攻撃手段は通常攻撃のみだが、同種の仲間を呼ぶことがある。
落とすアイテムはやくそう。
 
レヌール城に出現するモンスターの中では特に不気味な外見をしており、雰囲気作りにも一役買っている。
各ステータスは、HPが下がり攻撃力が上がった【ベビーパンサー】という感じで、報酬もほぼ同じ。
レヌール城に出現する個体の中では、【ゴースト】と並んで危険度は低い部類である。
但し、弱いとはいっても集団で現れたうえに更に仲間を呼ぶこともあるので、レベルが低かったり複数攻撃武器を持っていない場合は苦戦する可能性がある。
初めに【おやぶんゴースト】の元に向かった時のイベント戦闘で戦う連中は、フィールドグラフィックが【骸骨】であるにもかかわらず、最も見た目が近いコイツではなく、代わりに【おばけキャンドル】が出てくる。
妖精の世界では、【まほうつかい】に引き連れられて4~5匹で登場するが、その時点では大抵ブーメランで一網打尽にできるだろう。
 
なお、どう見てもゾンビだが、実はゾンビ系には属していない。さらにギラ系にだけ弱耐性を持ち、これだけでは一掃できない。
 
【格闘場】では、ベビーパンサー・つちわらしと対戦するカードと、ゴースト・ナイトウイプス・つちわらしと対戦するカードで登場。
どちらのカードもつちわらしが勝ちやすく、全体的にステータスに劣るスカルサーペントは勝ちにくいため倍率は高くなっている。
基本的に殴り合い中心のカードなので、スカルサーペントが勝ちを拾える可能性もそこまで低くはない。

リメイク版

【ジージョの家】周辺にこいつを含むレヌール城のメンツが登場するようになった…のだが、もうその時点ではゴーストやおばけキャンドル共々可哀想な位に弱い。

DQM2

こっちでは当然ゾンビ系。
ゾンビ系×水系の基本配合で誕生する。
覚える特技はどくこうげき・ザキ・うけながし。
 
本編で登場した時と違いちゃんとゾンビ系なので、ゾンビ斬りやグランドクロスではしっかり割増ダメージを食らう。
基本配合の割にはそこそこの能力を持ち、ザキやうけながしなど有効な特技も自力で習得する。
ぶっちゃけ【スカルゴン】よりも使える。ヘビのガイコツがドラゴンのガイコツより強いのはどういうことか。
ただし、毒、麻痺、呪いの耐性は何故かスカルゴンよりも1ランク下。

ジョーカー2・2プロ

ゾンビ系のCランク。海岸や遺跡に生息している。
【シンボルエンカウント】になり、頭と背骨だけで地面を這いずり回る様子はエグい。
他には【ぼうれいけんし】×【スライム】などの配合で作ることができる。
特性は無く、ボミエ系を無効にする。能力値の上限は低めだが、素早さだけはレベル11以降に大きく上がっていく。
【エビルドライブ】と配合することにより、ランクBのボーンナイトを生み出せる。
所持スキルは【アッパー】

プロフェッショナル版ではランクがDになった。
【踊り封じブレイク】【ヒャドブレイク】の特性を新たに会得。
強化で【ときどきピオラ】、最強化で【くじけぬ心】を習得。
ボーンナイトの配合方法が変更され、こいつを使った特殊配合は無くなった。

テリワン3D

しれんの扉、さいはての扉に生息している。
特性は【スタンダードボディ】【封じブレイク】【ヒャドブレイク】、+25で【ときどきピオラ】、+50で【くじけぬ心】

イルルカ

【マンモデウスの中】において、胃エリアにて胃液を浴びた【とさかへび】がこいつに変化するというショッキングな光景が見られる。
余談だが、とさかへびのランクはFでこいつはD。二階級特進である。
【新生配合】【ひん死で会心】【メガボディ】化で【ひん死で呪文会心】【ギガボディ】化で【AI1~3回行動】、SP版では【超ギガボディ】化で【マインドブレイク】を習得。

DQMSL

DQ5コラボイベントで入手可能。ゾンビ系のAランク。
特技は回復封じの息とつめたい息。
特性は亡者の恨み。リーダー特性は「全系統のヒャド耐性1ランクアップ」。
カパーラナーガへ転生させることができる。